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働くママに嬉しい快適な回遊動線
執筆者:えり(eringo__)さん
前回のコラムでは、階段下の秘密基地のようなオープン収納についてお話いただきました。
今回はリビングの中心に位置し、ワーキングマザーであるえりさんの忙しい家事の時間を支えている“キッチン”についてお話していただきます。
えりさんの前回までのコラムはこちら
憧れのキッチンを採用して
キッチンは家の中でも毎日長い時間を過ごす場所なので、一切妥協せず兼ねてから憧れだったアイランドキッチンを採用しました。
我が家は夫婦共働きなので、ご飯時はいつも時間との闘い。キッチンは時短で準備・配膳ができるようにすることが第一条件でした。
アイランドキッチンのメリットは以下の4点。
1.回遊できる
2.目の前のダイニングへ配膳もアクセスが良く便利
3.調理スペースが広い
4.調理したものを置くスペースも多い
ご飯作りの効率もアップしてとても気に入っています。
リビングの真ん中にあるので、見た目をよくするためにオイルガードはあえてつけませんでしたが、油が飛ぶような調理をするときは使うときだけレンジガードを使用して油はね防止をしています。
(油ハネガードのお写真)
床材はリビングやダイニングとの区切り位置が難しかったので、切り替えずに無垢床のままにしました。床への水はね対策として、入居時よりクリアマットを使用しているので、今のところシミなどもなく快適です。
(クリアマットのお写真)
お気に入りの設備を諦めずに採用したおかげで「本当にこれにしてよかったなぁ。」と毎日家事の時間に幸せをかみしめています♪
◯キッチン詳細
・本体:パナソニック/ラクシーナ
・天板:人工大理石
・扉:CV30 /ラインホワイト柄(VW)
・取っ手:HAE
・食洗器:パナソニック/深型
・水栓:グースネックシングルレバー式シャワー付混合栓(eレバー) KM6061EC
実用性と両立させた見せるスペース
キッチン背面クロスは、家全体のバランスを見て引き締めカラーの黒をセレクト。こどものお便りやプリントなどを貼れるように下地にマグネットを施工してもらいました。
憧れだった飾り棚は家づくり当初から「絶対に採用しよう!」と決めていたものの一つ。ウッドワンの棚板を採用し、見せる収納としてキャニスターやストウブを置いています。
◯背面クロス:
・サンゲツ:黒板クロス/TH9338
◯マグネット板
・ シンコール/マグマジック
◯背面飾り棚
・ウッドワン:タナモノ
ものを少なく持つためのベストな収納
収納はあえて少なく設計していただきました。私は収納が多いといくらでも詰め込んでしまうので、ものを減らすことを選択したからです。
パントリーも最小限にし、食品の賞味期限の管理もしやすいようにしました。
(パントリーのお写真)
食器棚は造作ではなく既製品のキャビネットでコストカット。あらかじめ無印良品のものを採用したいと工務店さんに伝え、ぴったり収まるようにカウンターを造作していただきました。
◯食器棚
・無印良品:オーク材キャビネット (現在はモデルチェンジしています)
ものを減らして掃除の手間を減らす!
ズボラな性格ゆえに、ものをどかして掃除するのが大の苦手な私。
入居後は備え付けだったシンクのラックなどは全て撤去し、掃除の手間が少しでも減るようにしました。
コンロの排気口カバーも当初使っていたのですが、2年間掃除せずに汚れをためてしまったのでコンロカバーは廃止し、その都度こまめに掃除するようにしました。
アイランドキッチンは来客などで「散らかっていると困る!」と敬遠される方も多いと思いますが、私はあえてアイランドを選びました。
キッチンが丸見えなので片づけないといけないという状況になり、自ずと整理整頓したくなるような環境が逆に綺麗をキープする秘訣なんです。
時短と家事の負担を減らす工夫
先にもお話したように、キッチンを考えたときに外せなかったポイントが時短と家事の効率化でした。
夫婦で家事分担をしているので、キッチンに二人で立つことも。そこでキッチンと背面の間は109cm確保し、お互いがストレスなくすれ違えるようにしました。
買い出しから帰ってきてどさっと置けるキッチン背面カウンターも作ってよかった場所です。
そして夫にもわかりやすい収納を心掛けて“ワンアクションで手にとれること”にもこだわっています。
引き出しの収納はあえて標準で付いていたものを取り外して使いやすようにし、食洗機から食器を戻すのが楽になるような動線を意識して収納を考えています。
自分たちのライフスタイルに合わせて使い勝手が良く、家事が快適にできるキッチンになるような工夫をこれからもしていきたいと思っています。
キッチン収納の詳細は、また次回以降のコラムでお話する予定です。ぜひお付き合いくださいね♪
リビングに入るとすぐ目に飛び込んでくるえりさんのアイランドキッチンは、広々としたワークトップや背面には余計なものは一切なく、とてもスッキリ。
この“スッキリ”さはご自身の性格を十分に考慮し、あえてオープンな「片付けたくなるキッチン」を目指したから。
白と明るい木目のナチュラルインテリアの中に黒のアクセントクロスが一箇所あるだけで空間に奥行きを感じ、飾り棚に自然と目が行きますね〜♪
「ご飯時はいつも時間との闘い。」とおっしゃるえりさん。家事の時短と効率を重視して考えられたキッチンは、ご主人と二人で作業されてもゆとりのある広さがきちんと確保されていて、お洒落さだけでなく機能性も抜群。
次回のコラムでは、収納の具体的な様子と工夫などについてをお話していただきます。お楽しみに♪
えりさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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