【暮らしのインテリア】6畳の和室をリビングに。落ち着きや心地よさを感じる空間づくり〜どこか懐かしい団地暮らし(fumi4511さん)

いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。


「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア・整理・収納・お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。


少しでも広く見えるための心がけと、リビングでの暮らしかた

執筆者:fumi(@fumi4511)さん


今回は、我が家のリビングで心地よく過ごすためにしている私なりの工夫や考え方についてお話ししたいと思います。


fumiさんの前回までのコラムはこちら


広さの割に大きい家具がある、6畳のリビング


我が家は団地住まいなので、リビングというよりも6畳の畳の部屋と言った方がいいかもしれません。ダイニングキッチンの延長といった感じで… ダイニングセットが畳の部屋にまたいでいます(汗)


狭い空間なのに家具が妙に大きいのは、以前、主人の親と二世帯住宅を建て一緒に住んでいたため。


その家から家具をそのまま持ってきているので、部屋は狭いのに家具が大きいというアンバランスな空間となっています。


上の写真に写っているものだと、ダイニングセットやソファ、テレビボードなどがそうです。


なんとか収まっているものの、家具の配置を変えるといった模様替えができず、飾り棚の雑貨を変えたり観葉植物を置いたりといった小さな変化を楽しむことしかできません。


我が家のリビングを広く見せるには、今現在の家具の配置がベストかなと思っています。


少しでも広く見えるために


狭い我が家が少しでも広く見えるように、心がけている点は以下の通りです。


・床にものを置かない

・使う色は2~3色以内にする

・インテリアの素材を揃える

・生活感が出るものは表に出さない(押し入れ収納やカゴ、小引き出しなどを使った隠す収納に)

・リビングで使わないものは置かない


いくつかは掃除のしやすさにもつながるかなと思います。


使っている色は、茶・白・グレー系に。インテリアの素材は木のものやカゴを中心にしました。


「隠す収納をし、生活感が出るものは表に出さない」のを実践している三段の棚。


最上段は主にディスプレイ雑貨とカゴを。四角いカゴには文具類を入れています。空のカゴは主人が帰宅した時に鍵などを入れるなんでも入れに。


三段棚の中段には書籍をまとめました。


一番下の段には気づけば倉敷意匠のものたちが並んで。左側は裁縫箱で、右側はピッタリなものが欲しくて見つけた小引き出し。中には爪切りや体温計、主人が普段使うものをしまっています。


裁縫箱や小引き出しは、時間と共に風合いが変わっていくのが楽しみなものを選びました。ちなみに中段の本棚も倉敷意匠です。


テレビボードも隠す収納をしている場所。CDと表に出したくない映えない文具類などをしまっています。


隠したいものを入れてるので中はあまりお見せできるような感じではありませんが、使い勝手のいい場所にある貴重な収納スペースになっています。


心地よく過ごすために。リビングでの暮らしかた


リビングで大切にし意識していることは以下の3つです。


・常にスッキリを心がける

・休みの日は、一日中テレビをつけっぱなしにしない

・アロマの香りで癒しをつくる


「常にスッキリ」させるため、ものの居場所を決めて元の場所にすぐしまうように。


朝目覚めた時や外出から帰ってきた時に心地よい気持ちでいられるよう、毎日の習慣として就寝前や出かける前は何もない状態にリセットして居心地のよい空間づくりを心がけています。


休日に一日中テレビをつけっぱなしにするとダラダラと過ごしてしまいがち。一日があっという間に過ぎてしまいます。テレビもいいですが、テレビを消すと静かな空間で落ち着いて過ごせるように。


読書をして過ごすことも多いです。歴史が大好きなので歴史を中心とした小説と、暮らしにまつわる本を読んでいます。


我が家のリビングはキッチンがすぐそばにあるので、どうしても生活臭が気になって…。そんな時にアロマがあると気分が変わります。私はグレープフルーツなど柑橘系の香りが特に大好きで心地よく感じます。


団地暮らしの良かったところ。狭さも古さもプラスに感じて


リビングだけに限らないのですが、古くて狭い団地暮らしで良かったことがありました。


狭いから何が必要なのかを見直すきっかけになりましたし、狭いから掃除もあっという間に終わります。 狭くて不便なのを解消するためにアイデアが生まれて、収納を工夫したり考えたりするのが楽しくなりました。  


古い団地は建具や畳、トイレのすりガラスの入った扉やドアノブ、玄関扉がレトロ。どこか懐かしくてなんだか落ち着きます。


今後、リビングをよりホッとできる空間にするためのアイテムとして、そんな空間に馴染む小さなちゃぶ台が欲しいなと思っています。  



fumiさん宅のリビングから心地よさや落ち着きを感じる理由は、しっかりと考えられたインテリアや隠す収納はもちろん、普段の読書をしたりする過ごし方もそれに通じているのだなと思いました。


我が家も社宅住まいの頃は6畳の畳のリビングで、fumiさんと似た間取りでした。小さな家具しか持っていなかったのに、配置に頭を悩ませていたのを覚えています。


fumiさんのお部屋は、あえて大きな家具をあわせているのかなと思うほどにしっくりとしていて。そのため以前のおうちで使われていた大きな家具をそのまま使われているからだとは思いませんでした。


たしかに言われてみれば部屋に対して家具が大きいかもしれませんが、それが不自然ではなく返ってゆったりとした空間づくりに一役買ってくれているようにさえ思えます。


飾ってあるもののテイストもぴったりで、「時間と共に風合いが変わっていくのが楽しみ」というのもいいですよね。ぴったりな小さなちゃぶ台を探すのも楽しい時間になりそうです。


fumiさん、今回もありがとうございました!

(編集:kaori)


ムクリのコラム一覧はこちらよりご覧いただけます


fumiさんのインスタグラムはこちら


「自分だけの"好き"を詰め込めるおうち」木の温もり感じるディフューザー!

「国内大手メーカー採用、汚れ拭き・吸水性に特化」daily特注マイクロファイバークロス

今日使った食器はこれ一枚でピカピカに。水滴をぐんぐん吸いとり、拭きあとも残らない!"ちょっと大き目の"dailyオリジナル食器拭きクロスの登場です

0コメント

  • 1000 / 1000