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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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リビングの一角に設けた集中できる場所
初回のコラムでは、人やものとの出会いから始まった我が家の家づくりについてお話しました。
今回のコラムは、ダイニング横に作ったお気に入りのワークスペースについて詳しくお話したいと思います。
楓さんの前回までのコラムはこちら
ワークスペースについて
私は転勤族だったこともあり、今はネット環境さえあれば働ける在宅ワークをしています。
賃貸で暮らしていた頃はダイニングテーブルで仕事をしていました。しかし食事の度に片付けるのが非常に面倒だったので新居ではワークスペースが必ず欲しいと思っており、リビングの一角に造作のデスクと収納スペースを設けました。
ダイニングの横というオープンなワークスペースは毎日フル活用されています。
仕事で使用するのはもちろん、帰宅後のカバンや郵便物、こどもが持ち帰る書類の一時置きの場所としても使っています。
休みの日には家計簿をつけたり、主人が仕事をしたりこどもが使用することも。ボタンつけなどの裁縫や、気まぐれにミシンを使う時にも活躍しています。
ダイニングテーブルの上には「基本的にティッシュ以外何も置かない。」というのが我が家のルールですが、ワークスペースのほうは多少ゴチャついてもOKとしています。
◯デスク
・天板:タモ材
・サイズ:高さ700×奥行き550×幅1000(cm)
◯可動棚
・サイズ:奥行300×幅850(cm)
造作家具の素材決めの際、設計士さんから床材と同じナラで造ったらどうかと提案していただきましたが、私はあえて色味を少し変化させたいと思いタモ材を選びました。
見せていただいた木材サンプルでは色の違いが結構あったのですが、 今のところナラとそこまで色の違いはありません。これからの経年変化を楽しみたいと思います。
大容量で自由な収納棚
デスク横には十分な収納量の棚を作ってもらいました。造作の棚は予算的に諦めて、レールと棚板を設置して可動棚に。
収納BOX(ニトリと無印良品)に合わせて棚の高さを変えられるので使いやすく、可動棚を採用して良かったと思っています。
収納があまり得意ではないので扉付きにすることも考えましたが、座ったまま手を伸ばせば必要なものがサッと取れるこのスタイルに結果として非常に満足しています。
暮らしてから気付いたこと
入居後、実際に暮らしてみてから気付くことがたくさんありました。その中で「ここはこうだったらよかったな...。」と思う部分には少しずつ手を加えて変化させています。
その一つが可動棚のレールの色。ここは盲点だったと後悔しています。
元はグレーのアクセントクロスに白のレールだったのをDIYでグレーに塗装しました。レールの色がクロスとなじんで浮かなくなり、とても満足しています。
そしてもう一つ、収納の棚板をデスクの横のみ同じタモ材に変えて統一感を出しました。
タモ材の棚板はヤスリがけをしてオイルを塗装をし、板を置いただけの簡単DIY。可動棚の板の雰囲気があまり好きではなかったので、よく目に入るところだけでも気に入ったものに変更できて大満足です。
今後考えているのは、デスク用のライトを設置したいのと、正面に小さな飾り棚でも欲しいなぁと思っています。
このスペースにも床暖房が入っているので、リビング全体を暖めずとも足元の床暖房のみで快適に仕事が出来るので、本当に正解だったと思っています。
階段がもたらしたもの
最後に、デスクの横にある階段について。私がワークスペースにいる時は階段にこどもが座って会話をしたりしています。
最近我が家に仲間入りした子猫のサブローは、階段を使ってデスクに飛び乗ることを覚え、しばしば仕事の様子を見にやって来るようになりました。
おしゃれなリビング階段を採用することはできませんでしたが、ここにあることでコミュニケーションの場にもなり、ワークスペースと階段はとても気に入りのスペースになりました。
昨今、在宅ワークをする方が増えている中で、お家作りでも”ワークスペース”に注目している方も多いのではないかと思います。
楓さんのワークスペースは、リビングの一角にありながら寛ぐスペースとは離れた場所にあるので、なんだかそこに座るだけで仕事スイッチが入りそう。集中して作業ができる場所があるって素敵です。
実際に暮らしてみると意外と使うシーンが多いのがデスクを使った作業。楓さんもおっしゃっていたように、ダイニングだと食事の際に片付けなければいけないのが大変なんですよね〜。
我が家も2年前に思い切ってデスクを置いて専用スペースを作り、仕事はもちろんちょっとしたものの一時置きなどでも大活躍。今ではなくてはならないスペースになっています。
そしてリビングからもデスクからもアクセスがいい収納スペースもとても使いやすそう。
作業に必要なものが収納されているだけでなく、お気に入りのものたちも飾られています。これは扉を付けずオープンにしたからこそできること。詰めすぎず、ゆとりのある収納棚はディスプレイにもぴったり♪
家族とのおしゃべりを楽しんだり、自分だけの趣味の時間に没頭してみたり、様々な使い方ができるワークスペースの作り方とても参考になりました。
楓さん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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