【暮らしのインテリア】思い出を受け継ぐ、左右完全分離型の二世帯住宅づくり〜優しいぬくもりを感じる木の家(__oharubiyoriさん)

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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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コラム執筆者のご紹介


今回から連載がスタートするのは、温かみのある木の家が印象的な@__oharubiyori(以下、おはる)さん。ご自身のご実家との二世帯住宅にお住まいです。


建て替え前の日本家屋から受け継がれた欄間がとても素敵で、温かみのある空間からは優しい懐かしさを感じます。


初回は自己紹介に加えて、こだわりのポイントや目指したイメージについてお伺いいたしました。


それではおはるさん、よろしくお願いします。


はじめに自己紹介  


はじめまして、おはると申します。2016年に私の実家を建て替え、ドア一枚で繋がる左右完全分離型の二世帯住宅を新築しました。


実家である工務店の職人さんたちが丁寧に造り上げてくれた木の家に、夫と4歳の娘、隣に住む両親と暮らしています。どうぞよろしくお願いいたします。


求めたインテリアの方向性と、好きで影響を受けたもの


賃貸時代の暮らし


この家に住む前は、実家に割と近い距離にある古い6畳二間の賃貸暮らしでした。狭いし暗いし寒いし...と、とにかく不満だらけ(笑)


今は広くなった分、お掃除は大変になりましたが、引っ越してきた最初の1年間は、夏は涼しく冬は暖かい断熱の効いた新築の家に感動したのを覚えています。


選択を重ねて選んだ、 左右完全分離型の二世帯住宅


当初、祖父が建てた築50年の実家を建て替えるか、それとも敷地内に子世帯だけを新築するかの二択で答えが出ない期間が2年ほどありました。


私の父も、生まれ育った家をなかなか取り壊すという踏ん切りがつかず。かと言って随分老朽化が進んでいた昔ながらの日本家屋。


何度も家族会議を重ねた結果、”昔の貴重な柱や建材を残し、新しい家をつくる”ということになりました。


親世帯は和室を移築し、私たち子世帯は茶の間にあった欄間をリビングの出窓にアクセントとしてはめ込み、思い出と共に受け継いでいます。 


二世帯住宅の中でも、最初から左右分離型にしたいと決めていました。建築スペースがあったからこそ実現できたのもありますが、上下に分けるとどうしても音が気になると思ったからです。


最終的に完全分離型にするか玄関だけを共有するかで迷いましたが、生活リズムも違いますし後々のことも考えて、"左右完全分離型"という形になりました。


数十年後、自分のこどもに家族ができて、もしこの土地で暮らすという選択をしてくれたら、きっと私たち夫婦は今の親世帯の方に移り住むようになると思います。


左右分離型ですと、そこまでイメージがしやすかったです。


畳へのこだわり


家づくりの中で、畳は夫婦共に絶対に取り入れたかったものでした。間取り的に畳スペースを作ることができなかったので、ならばリビングを畳にしよう、と。


畳リビングの出窓はこどもが立って遊ぶのにも丁度いい高さなので、今やすっかり遊び場所。


これは後から気付いた点ですが、 畳はおもちゃを落としても大きな音がしないというメリットもありました。


北欧エッセンスを加えたダイニングと、使いやすいキッチン


リビングが和の要素が大きい分、ダイニングは好きな北欧のエッセンスを加えました。お気に入りのグリーンの壁についても、次回以降のコラムで詳しくお話できたらと思っています。


キッチンはコストダウンでシンプルな既製品を選びましたが、棚板を増やしたりと自分の使いやすいように日々少しずつ手を加えて楽しんでいます。


暮らしていくうちに開放感がほしくなり撤去したものもあります。こちらについても、また詳しくお話させてくださいね。


大好きな工房の影響を受けて


家づくりにおいて、雑誌を見るのはもちろんドラマに出てくるインテリアを参考にしたり、素敵なレストランやカフェを見つけると写真を撮ったりしていました。


その中でも特に大好きなのは、長野県海野宿にある「ガラス工房橙」さん。


我が家のキッチンライトや造作建具に使わせていただいています。作品はもちろん、工房に併設されているカフェやお店の空間もとても素敵でたくさん影響を受けました。


初めて訪れたのは学生の頃。その時、お店の前に掛かっていた橙色ののれんになぜか強く惹かれました。


それからというもの、風の力でゆるりと動く「吊るしてあるもの」が大好きに。家の至る所にモビールやヒンメリなどを飾って、影や動きを楽しんでいます。


初回は、今の二世帯住宅を選んだ理由とインテリアの方向性や影響を受けたものについて大まかにお話いたしました。次回以降は少し具体的なお話をしていけたらと思っています。


木がふんだんに使ってあって、温かみを感じるおうち。リビングの欄間がとても素敵で最近はあまり見かけないものだなと思ったのですが、以前の日本家屋から受け継がれたものだったのですね。


テレビのリフォーム番組などでは、以前の家屋の一部を再利用したりするシーンがありますが、実際に自分の周りでは見かけたことがありませんでした。


これはご実家が工務店だから実現しやすかったというのもあると思いますが、こんな風に素敵に仕上がるならお願いしてみる価値が高いなと感じました。


他にはない代わりのきかないものだと思うと愛しさを感じますね。また、その空間で遊ぶ娘さんの様子にもほっこりしました。


次回以降のコラムで、ダイニングやキッチンのお話の続きを伺うのが楽しみです。


おはるさん、ありがとうございました!

(編集:kaori)


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