【暮らしのインテリア】ゆるく仕切り、しっかり見守る。集中力を育むキッズスペース〜家族との繋がりを感じる家づくり(seri.624さん)

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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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見せる収納や小物使いでインテリアにも統一感を


執筆者:seri(@seri.624 )さん


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リビングの一角に設けたキッズスペース


家づくりの際、“子どもたちがのびのびと楽しく暮らせるように”と考え、間取りを決めていった我が家。


「家族の存在を感じながら、安心して遊べる空間があると良いな。」と思い、 2畳ほどの小さなキッズスペースをLDKに作りました。


キッズスペースには造作の机を設けたので、リビング学習も出来ておもちゃでもたくさん遊べる特別な場所になりました。


ここはリビングともゆるく空間を仕切ってあるので、作業や勉強時に集中が必要な時に声掛けをすることもできます。


造作の勉強机は2人で並んで座れるように、大きめのサイズでオーダーしました。個々のスペースにゆとりがあるので、お互いに違うことをしていても広々と机を使うことが出来ます。


収納は子どもが使いやすいことを第一に考え、学習用の文具やノートは無印良品のMDF小物収納の中に収めています。他にもハサミや絵の具、マスキングテープやシールなど、机の上で使うものは基本的にここにまとめて収納しました。


年齢とともに子どもたちがこの机を使わなくなる日も来ると思いますが、将来的には私の趣味部屋として使いたいなと考えています。


今も空いている時間に少しだけ机を借りて、 2人のお洋服やリュックサックなどを作ったりアイロンがけをしたり、家事スペースとしても利用しています。


管理しやすい収納やもの選び


我が家ではキッズスペースで遊んだおもちゃはそのまま出しっぱなし、次の日はまた続きから遊んでOKなルール。


子どもたちも一生懸命作ったものを壊さずに、また次の日に遊べるので喜んでくれています。


キッズスペースはLDKの隅にあるので生活動線には入らず、おもちゃなどを出しっぱなしでも邪魔になりません。


「この場所だけはOK。」とルールを決めることでリビングにおもちゃを持ち込まなくなり、掃除がしやすいのも嬉しいポイント。


見える場所に置くおもちゃは木で作られた物で統一し、ごちゃごちゃ感が出ないように気をつけてます。


我が家は元々シュタイナー寄りの教育方針だったので自然素材のおもちゃが多く、その優しい温もりに私たちも見ているだけで癒されています。


子どもたちが使う場所はどうしても生活感が出やすいので、インテリアは北欧雑貨や韓国インテリアで揃え、なるべくお部屋の雰囲気を壊さないように気をつけています。


チーク材のシェルフを置いたり植物を飾ったり、 カラフルな物はIKEAやニトリで購入したかごに入れて見えないような工夫も。かごの色も白や茶色で統一して、スッキリと見えるようにしています。


かご収納はワンアクションでお片付けが出来るので、小さな子でもおもちゃをしまいやすく率先してお片付けを手伝ってくれます。


飾り棚にディスプレイするものを選ぶときは、まずノートにイラストを書いてイメージを膨らませながら色味や雰囲気が合うかなどを具体的に考えます。


大体のイメージが決まったら、購入したいもののサイズに合わせて置きたい場所にマスキングテープを貼り、「棚の上に収まるか?」「大きさのバランスは大丈夫か?」など最後のチェックをするように。


そうすることで全体の雰囲気もまとまり、素敵な空間に繋がっていくのではないかと思います。


逆転の発想で良さを引き出す


我が家のシンボル的な存在であり、ゆるく空間を仕切ってくれている大黒柱を利用した飾り棚。


こちらは元々は一本の柱だけの予定でしたが、お部屋の中心に柱だけがあるのがどうしても嫌で、


「柱無しで建てることは出来ないか?」

「邪魔にならない場所に移動出来るか?」


など、設計士さんと何度も話し合いを重ねた場所であり、家づくりで一番頭を悩ませた場所でもあります。


話し合いの結果、柱を二本に増やしアイアンと集成材を使って飾り棚を作ることに。


このアイデアが大正解で、お部屋のアクセントになり空間の丁度いい仕切りにも。 我が家の中でも一番のお気に入りの場所になりました。


家づくりには予定外のことやトラブルもつきもの。しかしそんな度々出てくるトラブルも、アイデアひとつでとっても素敵なものに変わるのだと実感しました。


最後まで諦めずにこだわって考えて本当に良かったなと思います。



まだ目が離せない小さなお子さんや、リビング学習がメインのお子さんがいるご家庭では“キッズスペース”をどのように設けるかでリビングのスッキリ度が大きく変わってきそうです。


おもちゃはもちろん細々とした文房具なども、使いやすさを考慮するとリビングに置いておきたいけれどごちゃつくのは嫌ですよね。そうなると設計段階での工夫はもちろん、暮らしてみてからの工夫やルールの設定も大切だと思います。


一生懸命作ったおもちゃの作品を片付けるのってなんだか切なく感じませんか?


「この場所は出しっぱなしにしていいよ〜。」と言えたらお子さんもママも嬉しいですよね。場所を限定してお子さんにもお片付けのルールが自然と身につく、とってもいいお約束の仕方だなと思いました。


「家族の存在を感じながら、安心して遊べる空間」を目指し、リビングの一角にありながらも生活動線には干渉しないことや見せる棚でゆるく区切るなど、インテリアの雰囲気は楽しみつつ、生活の一部としてお子さんも安心して遊べる空間づくりが素敵でした。


seriさん、ありがとうございました♪

(編集:megu)


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