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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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シンプルに暮らすことを常に心がけて
今回はキッチン周りの収納と、動線について書きたいと思います。
家が建ったばかりの入居したての頃は、お気に入りだけや厳選したもの選びをできていたはずが、気付けばどんどん生活スタイルや流行りに合わせたものが増えて、足し算が多くなってしまいました。
そんな今、入居当初の初心に返るということを心がけていて、時々ハッと思い出すようにしています。
sakiさんの前回までのコラムはこちら
最短距離で済む動線と生活感が隠れる間取りの工夫
我が家のキッチンはパナソニックのラクシーナ。色はマットホワイトです。
背面のカップボードは同じくパナソニックのLクラスでキッチンに合わせてホワイトに。ワークトップは玄昌ブラックにしました。
◯キッチン:パナソニック ラクシーナ マットホワイト
◯レンジフード横タイル:LIXIL グラムストーン
◯背面カップボード:パナソニック Lクラス ホワイト、玄昌ブラック(ワークトップ)
◯飾り棚:南海プライウッド
◯アクセントクロス:LW2850
1、2回目のコラムでも動線についてのこだわりを書きましたが、食事の配膳は毎日のこと。少し歩くだけですが、なるべく歩かずに済ませられるようにダイニングはキッチンの横に配置した間取りにしました。
ダイニングテーブルはものを置きやすいため、ついつい散らかりやすい場所でもあります。リビング側から見て、なるべくダイニングが見えないようにL字にして下さいと設計士さんにお願いしたことを思い出します。
また、大きな家電はどうしても生活感が出てしまうので、エアコンや冷蔵庫といった大型家電もリビングから見えないような設計に。
エアコンはダイニング側にあり、勾配天井でもありますが、この1台で全ての個室にも行き渡ってくれるので特に不便なく生活できています。
冷蔵庫も絶対に隠したいという希望と、動線は短く使い勝手は良くという両方の希望からキッチン横のコの字壁に囲まれて冷蔵庫が潜んでいます。
ダイニングチェアに座っていても見えないので、初めて我が家に来た人には「冷蔵庫どこ?」と聞かれて、冷蔵庫が隠れている設計になっていることを褒めてもらえます。
キッチン本体の収納
◯前面収納
ラクシーナキッチンといえば前面のこの収納。
シンデレラフィットする商品や工夫した収納をInstagramで沢山拝見していますが、私は何も収納していません。
シンプルにものが少ないのと、収納しづらい奥行きなので、急な来客などでキッチンやテーブル上が散乱している時に放り込む場所として活用しています。笑
◯グリル横
本来なら、スパイス系などの調味料を収納するためのグリル横の細長い収納ですが、毎日飲む紅茶やコーヒーの収納場所にしています。
私が何故ここにスパイス系を収納しないかというと、今までの経験上、奥行きが深すぎて収納しづらかった点と料理が得意でないため、スパイスの量をたいして持っていないからです。笑
また、粉末が引き出しの底についてストレスだったのでやめました。
左側には紅茶類、右側にコーヒー類を。どちらも封されたものを収納しているので、汚れの原因にもなりません。
◯IHコンロ下:上段
IHコンロ下の上段は、無印良品のファイルボックスで仕切って各鍋ごとに収納。スパイス系や調味料、アルミホイルなども収納しています。
◯IHコンロ下:下段
コンロの1番下の引き出しには、お菓子作りで使う型、その他はお菓子です(たまたまですが充実しています)。
◯シンク下:上段
シンク下収納の上段には、主に水回りで使うものを収納。
◯シンク下:下段
下段にはホットプレートと流しそうめんの家電を収納しています。
キッチン背面は変化を楽しんで
飾り棚に飾るインテリアは、その時の季節やイベントを意識してみたり、飾り棚のインテリアが増えてきたなぁと思ったら減らして整えてみたり、変化を楽しんでいます。
飾り棚でこだわったところは、高さのバランスやインテリアが映えるアクセントクロス使い。床と合わせるともう少し明るい色が馴染むのですが、ここはワークトップもブラックなので少しクールに色を変えました。
また、上部のfix窓は奥行きがあるように見せたかったので壁をふかしてもらい、変化をつけています。
朝起きたらまずBluetoothで繋げてスピーカーでお気に入りの音楽を聞きながら、私の朝の準備がスタートします。シーンとしているのが苦手なので、自宅で仕事や作業、家事などしている時も音楽を聴いて気分を上げています。
飾り棚の横幅は2600mm。それぞれのサイズの詳細は、以下のようになっています。
背面カップボード収納の詳細
最後に、背面のカップボードの詳細をご紹介します。
Instagramでも収納系はあまり発信出来ておらず、こんなに細かく収納についてご紹介するのは初めてなんじゃないかな?と思いますが、入居当時から定位置はほとんど変わっていません。
お皿は半分ほど入れ替わりましたが、収納はこれで足りてる?と言われるほど少ない方です。1つ新しい食器を買ったら1つ手放す。
いつか使うかも。。は使わないことが多く、お気に入りのものを大事に使う方がいいと思っています。不要と思ったら、今までありがとうの気持ちを込めて手放して、持つ量を決めています。
◯1段目
・左側(ゴミ箱上)
・中央
1段目の中央には、主にカトラリーを収納。夫が絶対間違えそうだなぁという所だけラベリングして、「ここだよ〜」とアピールしています。
・右側
1段目右の引き出しには、よく使うお皿を収納しています。
◯2段目
2段目の左側が娘のゾーン。ちょうど娘の腰の高さあたりにくるので、娘が自分で出し入れするのに丁度いい高さです。主に、娘のカトラリーや幼稚園の水筒、お弁当箱などが入っています。
・左側
・右側
◯3段目
・左側
こちらも低いので娘の幼稚園の準備ゾーン。使用頻度の少ないラーメン用のお皿などもここに収納しています。
・右側
右側の大きめの深さがある引き出しには、大きいお皿や使用頻度の低いお皿、乾物系を収納。
◯4段目
そして左側だけ4段目があります(右側は深さがあるので3段まで)。
こちらにも使用頻度の少ないものを。蓋付きのケースには、来客時などで使うストローや子供用のプラスチックのカトラリーを収納しています。
キッチンでも、いつどこで使うか、家族が使いやすい高さはどこか?など、自分だけではなく家族皆がものの居場所が分かるようにすると、とっても便利。
パッと見た時に沢山ものがあると探す時間もかかりますし、家族にこれどこ?と聞かれると、また教えなくてはならない手間も出てきてしまうので、なるべくそうならずに済むように、ストレスフリーでシンプルに暮らすことを心がけています。
とはいえ、「あれ、なくしちゃった。。どこどこー?」と時には探してることも。笑
でもその度に初心に戻って、どこに何があるか収納を見直すチャンスだと思っています。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
前回のコラムの洗濯動線でもお話されていましたが、生活感がなるべく出ないように意識したsakiさんのおうちの間取りと設計。
冷蔵庫やエアコンなどの大物家電の存在感は、どうしてもインテリアから浮いて見えてしまいがちで、気になってしまう人にはすごく気になる部分かもしれません。
来客があった時には、丸見えだと冷蔵庫を開けるのが恥ずかしいなんて場合もあるので、見えないのに越したことはないですよね。
隠しつつ、最短距離で済む動線も一緒に兼ね備わっているので、散らかりやすく生活感の出やすいキッチンまわりでもスッキリを保てるんですね。
暮らしていくうちにどんどんとものが増えていきそうですが、キッチンの前面収納に何も収納していないのも驚きでした。
収納するスペースがまるまる空いている状態をキープできているのは、本当にものが少ないのと、増やさないようにしているからですよね。
急な来客があった時に放り込むスペースとして使っているsakiさんに、なんだか親近感がわいてしまいましたが、とりあえず置いておける一時置き場みたいな場所がひとつあるとすごく便利で、こんな使い方にするのもいいなと思いました。
sakiさん、ありがとうございました♩
(編集:maki)
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