【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】賃貸に住んでいた時から使い続けている思い入れのある食器棚（______________.maさん）

縁があって受け継いだり自分自身で購入した中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。

「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます！

前回までの「大切なもの」のお話はこちら

今回はムクリ編集部エディター＠______________.ma（以下、maki）さんのお話です。

わが家のキッチンの軸となる存在に

maki

もうすぐ使って１０年になるわが家の食器棚は、賃貸時代からそのまま持ってきて使っているもの。結婚した時に買いました。

興味はありながらも、結婚するまではインテリアにはあまりこだわっていませんでした。

ずっと働いていた仕事柄、家でゆっくりすることのない忙しい日々だったので、インテリアを楽しんでいる時間も余裕もなかったという理由もあります。

結婚して主婦になり、家に居る時間が少しずつ増えてきたのと同時に暮らしを楽しみたいと思うように。

そこからは、インテリアもこだわりのものやずっと長く使える家具を使っていきたいと考え方も変化しました。 

そんな中で、まず一番最初に買ったのが食器棚。

当時インテリアに詳しくはありませんでしたが、友達に教えてもらった家具屋さんで見て、デザインと木目の雰囲気に惹かれました。

今まで買った家具の中で、私にとって最初の高い買い物だったかもしれません。

家を建てるとなった時、それに合わせて食器棚を新しくするかという話にもなりましたが、インテリアにこだわりたいと思って最初に買った大物家具であり、結婚した時に買った思い入れのある食器棚だったため、迷わず使い続けることを選びました。

この食器棚に合わせて飾り棚の長さや高さを決めて設計してもらったり、キッチン全体のイメージを決めたり、気付けばわが家のキッチンの軸となる存在に。



ブルーグレーの壁にも違和感なく自然とマッチしてくれて、あの時使い続ける選択をして良かったと思えました。

ただ、賃貸の時に買ったサイズなので実は幅も足りていなくて小さめで、１０年使い続けてだんだん劣化もしてきました。

同時に、この１０年でインテリアの好みも少し変化して、今ではちょっと可愛すぎるかなと思ったり。そろそろ新しく買い替えることも頭をよぎりながら、それはそれでちょっぴり寂しい気持ちも。

あと何年使えるかわかりませんが、次に惹かれるものに出会えるまでは大切に使い続けたいと思っています。 

結婚した時に、インテリアにこだわりたいと思って最初に買った食器棚。

家を建てる時に買い替えたり造り付ける選択肢もあったはずなのに、食器棚に合わせて設計されたというところに、makiさんの思いを感じますね。

いつか、その日がくるまで。もう少し一緒の時間を過ごせそうですね。

（編集：kaori）

specialthanks

＠______________.ma

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