いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。
「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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コラム執筆者のご紹介
今回からコラムがスタートするのは、白とグレーでシンプルにまとめられた空間に北欧のエッセンスが感じられるインテリアが素敵な@coco___home(以下、あむ)さんです。
初回は家づくりがスタートするきっかけや土地探しの条件、どんな家を建てたいと思っていたかなどについてお話いただいています。
それではあむさん、よろしくお願いします。
はじめに自己紹介
はじめまして、あむと申します。 2019年6月に完成したマイホームに夫(34歳)私(35歳)息子(3歳)の3人で暮らしています。
このコラムがこれからお家づくりをする皆さまにとって、少しでもお役に立てれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
「採用してよかった」と思える納得感のある暮らし
家を建てるきっかけと土地探し
家を建てる以前はメゾネットタイプの賃貸アパートの2階に住んでいたのですが、子どもを抱っこしながら重い荷物を抱えての階段の上り下りがとても大変だと日々感じていました。
子どもが1歳になって走り回るようになってきたのを機に「そろそろ一軒家を建てよう!」となったのがきっかけとなり、私たちの家づくりが始まりました。
主人がトヨタホームで働いていたので、他の会社などは検討せずにハウスメーカーは最初からトヨタホームと決めていました。保証も長く安心して家づくりができたので、やはりお願いしてよかったと思っています。
私たちが土地探しに求めたことは以下の点。
・日当たりが良く、大きな道路沿いではない立地
・車3台が停められる駐車場と庭が設けられる広さ
・適度な利便性がある
土地に関しては主人が詳しいので任せていましたが、運良く理想的な土地がすぐに見つかりました。
空き土地の情報を得てすぐ実際に足を運び、そこに家を建てるのに問題がないかをチェック。希望の間取りと予算に収まることを確認して契約に至りました。
選んだのは日当たりが良いミニ分譲地。 スーパーやコンビニ、ドラッグストアや高速道路までアクセスの良いところで、職場と実家の間くらいの場所。とても暮らしやすいと感じています。
イメージを具体的にまとめる
家づくりの際にはInstagramなどのSNSや雑誌「心地いいわが家のつくり方」や「ELLE DECOR」などを参考にしました。さらに図書館で本を大量に借りてきては色々勉強する日々。
そんな中、私たちは「お家づくりノート」をつくりました。ここにはふと思ったことや採用したいこと、憧れを全て書き出してイメージを膨らまし、そこから優先順位をつけながら採用する・諦めるを決めていきました。
お家ノートにはインテリア雑誌の切り抜きを貼り付けたり、「こんな感じかな?」と絵を描いてみたり。文字だけでなく、具体的にイメージを共有することでやりたいことが明確になっていきました。
採用して良かったことは、玄関のタッチキーや深型の食洗機、リビングの照明を調光できるようにしたこと。更にリビング収納や和室の壁面に大容量の本棚を設けたこと、テレビボードの造作とエコカラットを貼ったのもやってよかったポイント。
逆に優先順位が低いと判断し、スイッチやトイレの手洗い器をコストカットのためにやりたかったものを諦めて標準のものにしたり。「スイッチはいつでも変えられる。」とのアドバイスを受けたことが大きく影響しました。
こだわりの収納計画と動線
家づくりにおいて重視したのは「家事や生活が楽になるような家」ということ。
そこで新しい家では1階部分だけで家事や朝の支度が完了できるような収納と動線を意識して間取りを考えました。
収納は生活動線に合わせて「片付けがしやすい場所」ということを意識し、基本的に使う場所の近くに使うものが収納できるよう位置にもこだわりました。
リビング収納は家の真ん中。掃除機の充電スポットにしていつでもすぐに掃除機が取り出せるようにしました。
リビングの掃除に使うものもまとめて収納し、トイレの近くにはトイレ用品、キッチンの掃除用品はパントリーやキッチンにといったように、ものの定位置を決めています。
おもちゃは子どもが自分で出したり片付けたりがしやすいように、よく行く支援センターを参考に子どもでも手の届く高さの本棚に場所を決めてしまっています。積み木やブロックはカゴに入れてざっくり収納。
洗面室は、お風呂を出てすぐのところにタオルや下着、パジャマ収納を作ったり洗面台の下に洗剤やシャンプーなどのストックができるようにしたり。
朝起きて1階に降りたらもう2階に行かなくていいように仕事で着る服やよく着る服、靴下やハンカチなどの小物類やバッグ置き場もリビング収納や洗面室の収納にそれぞれ用意しています。
玄関から帰宅してすぐに上着を掛けられるようにし、リビングに行く途中でバックを収納して冷蔵庫の前に買ったものを置いて洗面室に行くという帰宅時のスムーズな動線にもこだわりました。
家づくりは膨大な情報の中から選択していく作業。大変なことや悩むことも沢山あると思います。
私たちも沢山苦労した分、今ではいい思い出になりました。これから家を建てる方はぜひお家づくりを楽しんで、素敵なマイホームを完成させて下さいね。
たくさんの情報が溢れている中であむさんが取り入れた「お家づくりノート」。
短期間のうちに色々なことを選択しなければならない家づくりの日々は想像以上に忙しく、ふと思いついたことや自分の好きなイメージもどこかに記録しておかないと大事な打ち合わせの時に伝え忘れてしまうなんてことも。
ノートには家づくりが始まるワクワクや好きなこと・ものが詰まっていて、見ればその時の思いが一目瞭然。自分だけでなく、家族や施工会社との意思疎通にも役立つとてもいいアイデアだと思いました。
そしてあむさんの「収納計画がすごい!」と感動しました。ただ大容量なだけでなく動線とセットとして考えることで、収納する側だけでなく片付ける人にも配慮した「片付けがしたくなるような収納」が実現しました。
これは事前に自分たちの生活スタイルはどんなものかを考え、間取りをつくる段階で収納計画が見えているかが重要です。暮らしてからできることや変えられることを見極め、先を見据えた家づくりが今の暮らしの快適さを生んでんでいるのですね。
次回以降のコラムもとても楽しみです。あむさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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