【暮らしのインテリア】住みながら手を加えていく。築37年の中古マンションを購入した決め手とは〜リノベーションで叶える「したい暮らし」(tmte_ieさん)

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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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コラム執筆者のご紹介


今回より連載がスタートするのは、築37年の中古マンションをリノベーションされた@tmte_ie(以下、mii)さん。


新築とはまた違った雰囲気のある風合いを感じる中古マンションのリノベーション。


ひとつひとつのインテリアやシンプルな空間の中に引き立つ特徴的なアーチ壁がとても印象的で、センスの良さが引き立っています。


初回は中古マンションをリノベーションすることになった経緯や、miiさんがしたかった暮らしについてお話しいただいてます。


それではmiiさん、よろしくお願いします!


はじめに自己紹介


初めまして、今回お話させていただきますmiiです。私と夫、お絵かきと工作が大好きな4歳の娘、わんぱくな2歳の息子の4人暮らしです。


築37年の中古マンションをフルリノベーションし、住み始めてもうすぐ2年が経ちます。


コラムではリノベーションの経緯や、その後の暮らし方をお話したいと思います。特別なことはありませんが、見ていただいた方にちょっとでもヒントがあればとっても嬉しいです 。


変化に合わせた未完成の家づくりがスタート


中古マンションをリノベーションするという選択


お家探しが始まったのは、長女の幼稚園入園が近づいた2019年。


予算内で自分たちで好きな内装のお家にしたかったので、中古マンションをリノベーションすると初めから夫婦で意見は一致していました。


長男を妊娠中だったのもあり、身体の負担も考えて物件探しから資金計画、リノベーションまでワンストップサービスで対応してくれる会社にお願いしました。


有効にリノベーションできる物件か見ていただいたり、不動産屋さんとの連携があったりと負担が少なく済んだと感じます。


しかし物件を決めてからの打合せは4回、希望の受け渡し日に合わせる為にそれを約1か月の間にしなければならず、なかなかハードな日々。


なんとかスクラップ帖を作り、私たちの理想の暮らしがデザイナーさんに伝わるよう準備しました。


打合せ終了までに決めきれない部分もあったので、こどもたちの成長や自分たちの好みの変化に合わせて未完成でスタートし、住みながらこどもたちと一緒に少しずつ造っていきながら、その過程も楽しんでいこうと夫と話しました。


3歳前だった娘も、リノベーション会社の説明会や長くて7時間かかることもあった打合せにも全て参加し、内見も解体確認も一緒に行きました。


どのように家が出来ていくのか、お家作りを味わってくれたかな、と少しだけでも思い出として心に残っていてくれたら嬉しいなと思います。


自然や人と関わり合える暮らしを求めて


実際に家探しを始める前からどのような暮らしを実現したいのか、どのような環境で子育てがしたいのか、夫婦でじっくり話し合い「地域のコミュニティとゆるやかに繋がる」をテーマにしました。


お家・家族は一番小さなコミュニティ。


こどもにとって学びの場でもあり、どんなことも受け入れてくれる場所でもありながら、家族以外の大人や世代の違う方々と接する機会を大事にし、自然や人と関わり合える暮らしがしたいと思いました。


そんな希望から、地域という大きなコミュニティとゆるやかに繋がれる場所を探しました。


緑いっぱいのこの景色は、ベランダからの眺め。


築37年の物件を購入した決め手は広さや価格だけでなく、緑が多い公園に囲まれている点や、鳥の声が聞こえる広大な敷地、その中に幾つもの街区が点在し三世代が集う温かいコミュニティの中で子育てができる環境。


そんな私たちの希望にぴったり合った物件に出会って、リノベーションがスタートしました。(決めるまでに、最寄り駅からの道を時間帯を変え何回も歩き、どんな環境かたくさん見ました)


仕切りをなくした有機的なコミュニケーション空間 


シンプルな中にも温かみや自分たちらしさがあり、大事に長く過ごせるような居心地の良いお家を目指しました。


間取りに取り入れたかったのは、以下の点です。


・窓が多い物件だったので光をお家全体に取り入れる

(カーテンをつけずに過ごせて、目の前に木々があることが希望でした。実際は日当たりが良すぎてレースカーテン必須。)

・別々のことをしていてもコミュニケーションしやすい

・1箇所に集中した収納(納戸)

・主役級のキッチン

・家族みんなで並んで使えるテーブルのあるワークスペース


家族を見守りながら料理ができるキッチンをお家の中心として考え、


1.キッチンとパントリー

2.洗濯機と洗面

3.玄関収納と玄関洗い場

4.アトリエと勉強スペース


それぞれをセットにまとめました。


4つのゾーンに回遊性をもたせることで、家族がゆるやかに繋がる空間になるように選んだ長方形ではなく正方形の物件。


風通しの良いコミュニケーション空間で、日々の所作ひとつひとつの価値や意味を高める「したい暮らし」を実現できました。


元々の間取りは4LDKでしたが、リノベーション後は2LDK+パントリー+アトリエに生まれ変わりました。


メインの2LDK部分は40平米のLDK+パントリー+アトリエとなり、リビングのドアを開けるとパノラマの景色が広がって四季折々の木々を楽しめ、やわらかい空間に日の光が差し込む時間は至福のひととき。


「したい暮らし」に合わせた自由な間取りを実現できるのも、リノベーションの良さだと思います。



初めから中古マンションをリノベーションすると決めていたというmiiさん。今では選択肢のひとつとして主流になっているリノベーションは、自分たちの好みにできる自由度の高さが魅力でもありますよね。


見ただけでは築37年のマンションだとはわからないですし、特徴的な仕切りのアーチ壁や、ふんだんに使われている自然素材、空間デザインなど、リノベーションならではの独特の質感や風合いなどが出ていてとっても素敵でした。


miiさんが求めていたのは、自然や人と関わり合える温かい住環境。子育てをするうえで、家族以外の人々と接する機会や自然に触れながら暮らすのは、こどもにとっても良いこと。


子育てをしていたら特に、地域の方々とお互いに助け合えるような関係性を築けたら心強いですし、安心して暮らせる、そんな場所に住んでいたいと思うものですよね。そんな、子育て目線での家探しがとても印象深かったです。


4つのゾーンに分けた間取りやインテリアなど、まだまだお聞きしてみたい所がたくさんありました。細かい部分については次回以降、また詳しくお話していただきたいと思います。


miiさん、ありがとうございました!

(編集:maki)


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