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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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吹き抜けが開放感を演出。必要なものが揃った空間をつくる
予算と必要なものを見極めて
我が家は日常生活のほぼ全てのことを1階で完結できる間取りになっているため、2階はほぼ寝るだけのスペース。
家づくりの際に設計士さんからいただいたアドバイス通り、1階に優先的に予算を使って2階はほとんどホームメーカーの標準で、お金をかけていないと言えます。
その中でもこだわりポイントを挙げるとすれば、階段の勾配を標準より緩やかにしていること。そのおかげで踏面が28㎝あり、一般的な踏面が20~22㎝くらいなので比べると大分ゆとりのある広さになっています。
シンプルに造作してもらったタモ材の手摺りも決して目立たない部分ですはありますがとても気に入っています。
階段の折り返し部分は段差をつくらずに踊り場を設け、くれぐれも安全性を重視して考えました。
トイレもいたってシンプルにしてコストを抑えました。
◯トイレ
・本体:TOTO
・ペーパーホルダー:カワジュン/SC-613-CT
・手洗い器:リクシル/YLDA83S-H
目的と今の生活スタイルによって使い分ける部屋
階段を上った先2階には、6帖の子ども部屋が2部屋、7.5帖の主寝室に4.3帖のウォークインクローゼットとトイレがあります。
今はまだ子どもが小さいため、子ども部屋のひとつはおもちゃ置き場として使っています。しかし遊ぶ頻度の高いおもちゃは1階のテレビボードの中に収納しているので、実は平日はほとんど使われていない部屋なんです。
◯2階詳細
・メインクロス:サンゲツ/SP 9546(現在廃盤)
もうひとつの子ども部屋は、ベッドを並べて主人と息子が寝室として使い、主寝室では私と娘が寝ています。
我が家は人数分のシングルベッドを使っています。理由は以下の4点。
・将来的に移動しやすい
・布団やカバー等の洗濯がしやすい
・ベッドメイキングが楽
・収納面でもシングルのベッドリネンはコンパクトになる
もちろん大きなベッドにも憧れますが、我が家には今のスタイルが合っていると思います。
部屋を分けているのには訳があり、暑がりな主人たちとはエアコンの設定温度が違うため、寝室を別にしたことでお互いストレスフリー。非常に快適になりました。
◯主寝室
・アクセントクロス:サンゲツ/SP9586(現在廃盤)
・ドア取手:カワジュン/1-V6T-N-LJ-2 サテンニッケル
どちらの部屋もベッドのみの飾り気の無い部屋なので、これから少しずつインテリアも楽しみたいと思っています。
2階があるからこそ便利な空間に
階段を上がったところにはクローゼットがあります。ここには扇風機や写真のアルバム、漫画本に小説、クリスマスツリーや飾りなど出番の少ないものが収納してあります。
吹抜け部分は3.7帖ほどのホールになっており、アイアンの手摺りにしたことで日中は電気を点けずとも明るく開放的な空間になっています。
ここにはキャットタワーと、子どもたちの絵本棚が置いてあるだけ。寝る前にここから絵本を取ってきてベッドで読んだりしています。
また、吹抜けあるあるだと思いますが、アイアンの手摺りは布団や洗濯物を干すのに重宝しています。
主寝室の奥にはウォークインクローゼットがあり、シーズンオフの服やベッドリネン、旅行用のキャリーバッグなどが収納されています。
シーズンものは1階のリビクロに。すぐに必要なものが取りに行けるので、1階のリビングクローゼットは家づくりで採用して良かったところナンバー1でもあります。
2×2mの広さに家族4人分のシーズンものの洋服が全て収まっています。下着やハンカチ、タオルなどは脱衣所に収納しているので、着替えや洗濯物を片づけるためにいちいち2階に行かなくて済むのは本当に便利だと感じています。
土地にゆとりがなく夢だった平屋は叶いませんでしたが、無理して平屋にしなかったことで解放感のある吹抜けや広めのリビングが実現しました。
2階を必要最低限に抑え、1階で完結できる間取りにしたことで結果的に満足度の高いおうちをつくることが出来ました。
生活動線がスムーズだというのは暮らしていく上でとても大切なこと。平屋に憧れる方が多いのも「階段を上らずに全てのことが完結するから」という理由をよく耳にします。
楓さんも平屋に憧れていたこともあり、家づくりの際には日常生活のほとんどの時間を過ごし物事が完結するように1階の動線を優先して間取りを考えていきました。その結果が今の満足度に繋がっています。
2階にはお子さんの部屋と主寝室にオフシーズンのものを収納できるクローゼットやトイレなど、コストを抑えつつも必要なものはきちんと備わっています。これからお子さんの成長とともに生活スタイルが変わることも考えられますし、プライベートな空間が必要になった場合にもすぐに対応できそうな間取りは、長く住むことを考慮するとやはり便利そうですよね。
個人的に、シーズンものとオフシーズンものを別の場所に収納できるというのはとても羨ましいです。使いやすい1階のリビクロが実現したのは、2階のクローゼットが充実していたからという理由も大きいのではないかなと思いました。
楓さん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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