【暮らしのインテリア】寝るだけだった寝室が、お気に入りの空間に〜築12年の建売住宅をDIYする暮らし(asasa0509さん)

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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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海外の家をイメージしてセルフリフォームした寝室


執筆者:asasa(@asasa0509)さん


こんにちは、asasaです。我が家は築12年の建売住宅。趣味のDIYでコツコツ手を加えながら暮らしています。


さて今回は海外のおうち(ざっくりですみません笑)をイメージしてセルフリフォームした寝室をご紹介いたしますね。


asasaさんの前回までのコラムはこちら

我が家の寝室


寝室の広さは7.5畳。隣の部屋とは3枚扉で仕切れるようになっており、エアコンを使用するとき以外は基本開けっぱなしなので、実際の広さ以上にゆったり使えています。


ベッドはネットで購入した脚付きマットレスのシングルサイズを2つつなげました。 


置いてあるアイロン台やアーコールチェアはアンティーク。いずれもヤフーオークションで購入しました。


味わいのある漆喰の壁


壁はもともとビニール壁紙でしたが、数年前に自分で漆喰を塗りました。


使ったのは、練済み漆喰「Vegeta WALLベジタウォール」 。少しクリームがかった優しい雰囲気の「カリフラワー」というカラーを選びました。 


初めての漆喰塗りは思ったように塗れなくて、今見ると本当に下手な仕上がり(笑)でも漆喰って不思議なことに、それがかえって味に見えてくるんですよね。


またどうしても気になったところは、あとから塗り直しができるのも漆喰のいいところ。


塗るのにはやはり勇気がいりましたが、光が当たったときの陰影の美しさを見たとき、がんばって塗ってよかったなぁ、と心から感じることができました。


◯使用した漆喰

べジタウォール:カリフラワー


腰壁を作る


漆喰壁の下半分には腰壁を作りました。


使ったのはホームセンターでカットしてもらったMDF材。モールディングで装飾し、シルバーグレー色のペンキを塗りました。


これをタッカーや強力両面テープで固定すれば腰壁の完成です。両面テープを使う場合は、壁紙が剥がれないようにマスキングテープを貼ってから両面テープを貼ります。


漆喰と組み合わせたことで、よりブルーグレーが際立つようになりお部屋のアクセントに♪


2年周期で壁紙を変えたくなるほどインテリアに関しては飽きっぽい私ですが、この腰壁は4年以上たった今も変わらずとても気に入っています。


◯腰壁に使用した塗料

・ニッペホームプロダクツ:水性ワイドV シルバーグレー


窓枠をはめてみる


カーテンを開ける度に常々気になっていたアルミのサッシ。海外インテリアを目指す上で、このアルミサッシをどうするかは避けて通ることのできない壁でした(笑) 


そこで、腰壁と同じカラーで木製の窓枠を作りました。


実はこちら、はめこんでいるだけなので、窓ガラスを拭きたいときなどは簡単にはずすことができるんです。開閉式だと少し難易度が上がりますが、木枠をはめ込むだけならけっこう簡単ですよね。


サイズぴったりに作るのがいちばんのポイントですが、もし小さく仕上がってしまっても耐震ジェルや隙間テープを貼ればしっかり固定できます。 


一方大きな窓はもともとベランダに出る掃き出し窓だったのですが、隣の部屋からしか出入りしないため、下半分をベニヤ板で塞いでしまいました。 


隣の腰壁と高さを揃えたことですっきり見えて、お部屋全体の統一感が出たと自画自賛♪


初めて窓枠を作ったときは、アルミのサッシが隠れるだけで、お部屋の雰囲気がここまで変わるのかととてもビックリしたのを覚えています。


そして何より窓枠ができたことで外の景色まで変わってみえたのが本当に驚きでした。


いつかシックなカーキ色に塗り替えたいなぁ、なんて少し先の喜びも増えて、日々窓枠のある暮らしを楽しんでいます。


部屋の雰囲気を大きく左右するドア


最後にドアについてお話しますね。もともとすべてのドアがダークブラウンのプリント合板だった我が家。住んでいるうちに重々しさを感じるようになり、まず最初に手を加えたのがこちらのドアでした。


このときは元に戻す可能性もあると考えて、ドアサイズにカットしたベニヤ板を貼り付けてからネイビーにペイントしました。ただこれがかなりの手間だったので、それ以降は直接ペイントするように(笑) 


寝室と隣の部屋を仕切る3枚扉はホワイトにペイントしました。プリント合板は、直接ペンキを塗るとどうしても剥がれやすいので、プライマー(下地材)を塗ってからのペイントがオススメです。


ドアはお部屋の雰囲気を大きく左右するもの。私はペイントを選びましたが、はがせるカッティングシートなどを使ってリメイクするのも気軽にチャレンジできていいですね! 


寝室がお気に入りの空間になったことで、それまでは寝るだけだった空間が、本を読んだり、お花を飾ったり、灯りや音楽を楽しむ空間へと変わりました。


それは毎日の暮らしをちょっぴり豊かにしてくれた気がします。


さて次回はリビングインテリア&DIYをご紹介できればと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました!



海外のおうちのような寝室を目指したお部屋、納得の仕上がりですね。最初の状態とはかなり変化しているのがわかります!


壁面に使われた「ベジタウォール」は初めて知りました。安全性にも配慮された商品のようなので、気になる方はリンク先をご覧くださいね。


腰壁が効果的で部屋をより魅力的にしてくれています。窓を一部塞いで小さくするのは勇気のいることのように思いますが、それにより腰壁の高さが揃い、統一感やスッキリ感がプラスされました。


統一感といえば、腰壁と同じカラーで作った木製の窓枠もその一つですね、はめ込んでいるだけというのが驚きですが、サイズぴったりに作るのがポイントなのですね。


ドアにはペイントができないと思い込んでいましたが、下地材を塗ったら大丈夫とは。我が家にも雰囲気を変えたいドアが4枚ほどあるので、とっても気になってしまいました(笑)


asasaさん、今回もありがとうございました!

(編集:kaori)


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