【暮らしのインテリア】一階に明るさをもたらすこだわりのアイアン階段〜枠に囚われない自由な暮らし方(norisuke_mobさん)

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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


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生活動線はコンパクトに。家族みんなが自然に集まる場所を設ける



執筆者:@norisuke_mob(のりすけ)さん


前回のコラムでは「こだわりすぎないことにこだわった」我が家の家づくりについてお話しました。


今回はリビングのアイアン階段について、採用した経緯や理由について詳しくお話します。


のりすけさんの前回までのコラムはこちら


アイアン階段をリビングに設置したワケ


家を建てた理由として一番に挙げられたのが「部屋が追加でほしい」ということ。


部屋数の足りなさ以外はマンションでの暮らしに全く不満がなかったので、 新しい家になって家族との関わり方や暮らし方が変わることが不安要素でもありました。


平屋であればマンションに近い間取りが実現できますが、 我が家は土地の広さ的に平屋は現実的ではなく、必然的に二階建てになってしまいます。


そこでなるべくマンション暮らしのスタイルを変えないような間取りを考えることに。


マンションでは玄関→リビングという直線の動線だったので、 新居でも明るさで有利な二階リビングやリビングを通らず部屋に行ける間取りは採用せず、 一階リビング+リビング階段を採用しました。


リビング階段を採用した理由3つ


リビング階段を予算の少ない中でもこだわってアイアンのスケルトン階段にしたのは、見た目以外に大きく3つの理由があります。


1.採光のため

都会のマンションで暮らすいいところの一つに「日当たりの良さ」があると思います。以前住んでいたマンションは南窓の最上階だったので日当たり抜群でした。


しかしこれを新しい家に求めるとなかなか難しい。我が家は前面の道路も狭く、三方を隣家に囲まれている住宅密集地で、庭もなく一階から光を取りにくい立地。


さらに限られた土地の広さで部屋数を多くとったために吹き抜けが小さくなったので、そこからの光も取り入れにくい間取りでした。


そこでスリットのあるアイアン階段にすることによって、 小さい吹き抜けでもしっかりと明かりが取れるように工夫しました。


2.二階との一体感を持たせて

マンションの時は子どもたちがどこにいても目に入り、家族の様子がいつも身近に感じられるような環境でしたので、標準の階段だと一階と二階が完全に分かれてしまい、家族の気配を感じにくいのではないかと思ったのが二つ目の理由。


アイアン階段にすることで一階・二階とを隔てることなく、空間に繋がりを持たせることができました。実際に声や気配が感じやすくなってコミュニケーションも取りやすくなったと実感しています。


3.空調の循環

マンションでは日中リビングエアコン一台で全てを賄っていたので、新居でも同じようになるべくエアコン一台で暮らしたいという思いがありました。


吹き抜けがあるとエアコンの効率は落ちるのかもしれませんが、 アイアン階段は遮るものが少なく大きく開口するので、天井にあるシーリングファンを活用することでカバーしています。


その際、エアコンの空気をリビングに留めるかけ方ではなく二階の空気と混ざって循環するように調整することで、二階通路あたりまでよく冷暖房が効いてくれます。 


暮らしてみて思うこと


実際にこの家で暮らしてみると、子どもたちは私たちの想像通りマンションでの暮らしとほぼ同じように行動しています。


やはり二階に上がるのが面倒なようで、帰ってから寝るまでほぼ二階の自室には行かずにほとんどの時間をリビングで過ごしています。


逆にこれが二階リビングであったら、性格上リビングにはあまり来なかったような気がします。 


リビングに位置するアイアン階段にすることで、都心部の住宅密集地でも一階リビングに明るさを確保し


くつろぐ ・勉強する ・集まる


といったことが自然にできるようになりました。


この間取りは一概に全ての住宅に当てはまるわけではなく合う・合わないもあるとは思いますが、 家族の性格や暮らし方を考えると私たちにとってはリビング階段はぴったりな選択であり、こだわってよかったなと思える場所です。



リビング階段の最大のメリットは、家族とのコミュニケーションの取りやすさ。子どもの成長と共にいつまでもベッタリとはいかないとは思いつつ、なるべく顔を見て挨拶したり一緒の空間で過ごしたり、家族の時間を大切にしたいという思いを抱いている方も多いのではないでしょうか。


のりすけさんはマンションでの暮らしに不満がなくとても充実していたからこそ、新居でも「ライフスタイルをあまり変えずに生活したい」という思いがあり、一階リビングとリビンング階段という間取りを選びました。


さらにマンションの良さでもあった日当たりの良さを再現するために採用したスケルトン階段は、リビング階段のデメリットでもある冷暖房効率の悪さもカバーしてくれるというメリットもあり、まさにいいとこ取りの家づくりが実現したのですね〜。


実際に我が家もリビング階段を採用した理由は、必ずリビングを介して生活動線があるということでした。暮らしてみてやはり家族と顔を合わせる時間が多いと感じていますし、子どもが成長してもいい距離感を持って暮らせるだろうなと思っています。スケルトンにするか悩んで最終的に諦めたという経緯もありますが、今回のコラムを読んで後悔の念が押し寄せてきたのはいうまでもありません(笑)


住む場所も暮らしのカタチも人それぞれ。のりすけさんが家づくりの段階で家族の性格や暮らし方にしっかりと寄り添って考えたからこそ、今の快適さや暮らしやすさに直結しているのだなと思いました。


のりすけさん、ありがとうございました!

(編集:megu)


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