【暮らしのインテリア】スタイルを変えながら柔軟に対応できるクローゼットのつくりかた〜転勤族の夫婦ふたり暮らし(___mimi.lifeさん)

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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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毎日の洋服選びが楽しくなるような収納を目指して



執筆者:みさと(@___mimi.life)さん


引っ越しを機にまた一からスタートした収納の仕組みづくり。


今回は我が家のクローゼットで使っているものや収納のスタイルついて、詳しくご紹介していきます。


みさとさんの過去のコラムはこちらよりご覧いただけます。


賃貸暮らしのクローゼット


以前暮らしていたマンションにはたっぷり収納できるウォークインクローゼットがありましたが、今の家にはその半分くらいのごく普通のクローゼットしかありません。


・ゆとりのある収納に憧れるけれど普通の賃貸ではなかなか難しい

・スペースには限りがあるから収納家具は増やしたくない

・着ない服は手放してきたけれど、服を買うのが好きで極端には減らせない


このような悩みと向き合い試行錯誤していく中で、今の収納の形が生まれました。


使い回しできるアイテムが好き


何度も引越しを繰り返しその度に収納のスタイルは変わってきましたが、「これは便利だな〜」と思う収納アイテムが二つあります。


一つ目は定番の無印良品のポリプロピレン衣装ケース。高さが24cmと30cmのものを組み合わせて使っています。


あえて高さの違うものを組み合わせることで、引っ越して収納場所が変わってもうまく収まってくれるのが使いやすさのポイント。


我が家には全部で7個あり、私の服に4つ、夫の服とジャージとかばんで一つずつ使用しています。


もう一つは無印良品のポリエステル綿麻混・ソフトボックス。同じ蓋付きの角型4個を使用しています。


固い収納ケースだとサイズが合わず入らないスペースでも、少しくしゃっとすれば入れることができるのがソフトケースのいいところ。そして万が一落ちてきても柔らかく安心なので、高い場所で使うのにもおすすめです。


この中にはオフシーズンの衣類やタオルケット、スノーボードのウエアなど、取り出す頻度の低いものをしまっています。


パッと見て何が入っているか分かるように、セリアのガーランドを切り離して裏に中身を書いたテプラを貼ってストレージタグにしています。


引っ越しを機に変えたこと


内見時から分かってはいましたが、引っ越してきて荷物を入れてみるとやはり全然入らない!


以前は多くの服を「掛ける収納」にしていましたが、今は夫のスーツとシャツ、アウター、ワンピースなどしわになりやすい服を掛けたらもういっぱい。


そこで「掛ける場所を増やす」ことと「掛ける服を減らす」ことでクローゼットを整えていきました。


珍しいと思いますが、クローゼットの右には真ん中に仕切り板のあるスペースが備え付けであります。そこで上のほうに突っ張り棒を設置し、私のボトムスを掛けています。


ここは春夏と秋冬で入れ替えます。突っ張り棒は耐荷重10kgの強力タイプ。 こちらは扉がなく丸見えなので、見るたびに気分があがるような収納を心掛けて丈が右上がりになるように並べているのが小さなこだわりです。


あえて見せる収納にすることでいつ目に入っても気持ちのよいお気に入りだけを持とうと思えるし、この場所でコーディネートを考えるのも楽しくなるのです。


その下に置いている衣装ケースの横には少しスペースが空いているので、突っ張り棒を設置して空きハンガーを掛けました。接地面には魔法の両面テープを貼ってずり落ちを防止に。


また、扉内の衣装ケースの横にも突っ張り棒を設置。ゆったりとしまっておきたいダウンジャケットのオフシーズン置き場にしています。


冬の間は玄関にフックをつけて掛けておくことで外出や帰宅時のアウターの管理が楽になります。


収納力が1.5倍になるというハンガーも活用。前後にずらして掛けられるのでゆとりが出るのが嬉しいアイテムです。 


適正量をキープしてゆとりを持たせた収納スタイル


例えばオフシーズンのボトムスもこれまではハンガー収納にしていましたが、今はよほどシワになりやすそうなもの以外は畳んで収納しています。


ぎゅうぎゅうに詰めるとシワがつきやすいのでゆったりを意識し、通年履くデニムも畳んで同じケースの中に。 


トップスについては、私のものはほとんど畳んでいます。 しまい方はいろいろ試しましたが、ざっくり二つ折りにして重ねる方法に落ち着いています。


こうすると変な折り目がつかず、パサっと入れるだけなので楽です。下の方にずっと入ったままになっている=あまり着ていないということなので、それが手放す目安にもなっています。


こちらも7~8割の収納になるよう、モコモコとした厚手のニットなどはあまり持たないようにしています。


アウターもひとり2~3着以内に。アウターは傷みにくいのでなかなか捨て時が分かりませんが、引っ越してきたタイミングで形が古いと感じるものや似合わなくなったものを手放しました。


そして今あるものを大切にするためにも湿気対策も忘れずに。狭いクローゼットはどうしても湿気がこもりがちなので、除湿剤を置いています。 ポールにかけるタイプがおすすめ。


以前の家よりも収納スペースは少なくなりましたが、引っ越しを機に収納方法を工夫したりものの持ち方について改めて見直したりすることで、今の暮らしにフィットする収納スタイルが確立しました。



前回のコラムでもお話いただいたキッチン同様、引っ越しの度に収納スタイルも変わっていくもの。だからこそみさとさんが心掛けているのは「ゆとりを持たせて柔軟に対応できる収納」。


そこで重要になってくるのが「〇〇でなければならない」という考え方をしないこと。


例えば収納ケースも同じサイズのものをつい揃えたくなりますが、あえてサイズ違いのものを購入することで高さの調節がしやすくなって対応しやすいというアイデア。シンデレラフィットを狙うのではなく様々なシーンで使えるようにと考え、先を見越したものの持ち方に感動しました。同じく収納に使っているソフトボックスの柔らかさが収納場所の可能性を広げてくれるなんてびっくりでした。


汎用性のあるもの選びと収納スタイルをその時々で使い分けることで、場所が限られていても理想的なクローゼットづくりができるのですね〜。


隙間があったりゆとりがあるとつい詰め込んでしまいがちなクローゼットも、7〜8割までとものの量を決めて適正量をキープするのも大事なこと。風通しの良いクローゼットは見た目も美しく、1日のはじめに洋服を選ぶ時間を楽しみなものにしてくれそうです♪


みさとさん、ありがとうございました!

(編集:megu)


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