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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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マイルールを決めてスッキリを保つオープンスペース
前回のコラムではキッチン横からリビングまで繋がった造作棚についてお話しました。
今回はキッチンの逆サイドにある可動棚の収納スペースについてお話します。
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どこからでもアクセスしやすい収納
前回のコラムで触れた造作棚の反対側に位置するキッチン真横の「キッズコーナー兼パントリー兼物置き」。
広さとしては2畳ほどでとても小さなスペースですが、多様性があってとても便利な場所なんです。
棚は大工さんにダボレールだけ付けてもらい、可動式の棚板はDIYで取り付けたもの。
DIYなんてサラリと書いてしまいましたが、実は夫婦共にインパクトドライバーを握ったことすらない素人だった私たち。棚板に使う木材の選び方から始まり取り付けに至るまで、全て設計士さんに教えていただきながら何とか形になったという経緯があります。
当初は予算削減を狙ってのDIYではありましたが、そのおかげで愛着のある棚が完成してとても良い思い出になりました。
間仕切りにしているカーテンの向こう側は、ランドリースペースになっていて、パントリー兼キッズスペースとほぼ同じ大きさ。こちらも同様にDIYで棚を設置しています。
用途の違う二つの空間がひと続きになっているので洗濯物が見えない高さにカーテンを設置し、ふわっと区切りました。
このランドリースペースについてはまた次回以降のコラムで詳しくご紹介したいと思います。
使う場所に使うものを
元々パントリーとして考えていた場所ではありましたが、実際に暮らしてみると子どもたちはリビングで遊ぶことが多く、おもちゃを使う機会も多い。
子ども部屋からその都度おもちゃを移動させてくるのは大変なので、必然的に下の段はキッズスペースとして使うことになりました。
棚からおもちゃを持ち出してリビングに思い切り広げて遊ぶ子どもたち。リビングからもアクセスがいいので、サッと取り出せて片付けしやすいところもお気に入り。
とは言え全てのおもちゃが集結している訳ではなく、ここには次男のものと兄弟二人で遊べるものを中心に置き、長男グッズや本、大きなおもちゃなどは子ども部屋に置いています。
スッキリをキープするために決めたこと
子どものおもちゃと絵本以外にも大人向けのインテリアや園芸の雑誌、料理本、水筒やお弁当グッズなども収納してあります。
食料ストックやお菓子もたくさんではありませんが「ここに入る分だけ」と決めて置くようにしました。
この可動棚はオープン収納な上におもちゃ類でごっちゃりとなってしまう魔のゾーン。定期的に子どもたちと一緒に断捨離するように心掛け、スッキリと見えるように工夫しています。
しかし小学生と幼稚園の男児と犬猫がいるので、片付けても片付けてもキリがないのが現実(笑)
私自身、実は片付けや整理整頓が得意ではありません。そこでマイルールはただ一つだけ「管理出来る範囲内でしかものを増やさない」ということ。
無理なく続けられるマイルールを設けたことや隣接するリビングからも死角になっている場所なので、丸見えにならず雑多な印象が軽減されているかな?と思っています。
暮らし方に合わせて変えていく楽しみ
棚上段にはお気に入りのインテリアを飾っているのですが「どうしたらセンス良く飾れるのか」というのは一生の課題でもあります。
正直なところ自分にはあまりセンスが無いと思っているので、せめて色のトーンを合わせるというのを大切にしながら色々模索しているところ。
今は子どもたちがまだ小さいので、子ども中心の収納やインテリアを楽しんでいますが、もう少し大きくなっておもちゃ類が無くなったら「棚の一部をデスクに変えてパソコンコーナーにしてしまおうか」そして「猫たちがここで遊べるように段差を作っても良いかな」なんてことを主人と話しています。
これから先も子どもたちの成長やライフスタイルの変化など、その時々の気持ちや生活に合わせて収納やインテリアを楽しんでいけたら良いなと思っています。
キッチンの近くにパントリーを設けるのは最近の家づくりの定番となりつつあると思いますが、どちらかというと雑多になりがちなものを置くために「隠す収納」にする方が多い場所でもあると思います。しかしst_____.さんはここをあえて可動棚のオープン収納にしたことで様々な使い方ができるように。
キッチンからもリビングからもアクセスしやすい場所だからこそパントリーとしてだけでなくキッズコーナーとして使うという自由度の高さが生まれたのも、ライフスタイルによって使い方や必要なものが変化することを想定して暮らしながら柔軟に対応できる家づくりをしたからこそ。
我が家もまさにこの何年かでリビングからおもちゃが消え、子どもの成長によってライフスタイルも変わり、インテリアにも大きな変化がありました。「次はどんな使い方をしようかな?」と考えたり違ったものを置いてみたり、そんなふうに変化させていくプロセスも楽しみの一つであり、家づくりは住んでいる限りずっと続いていくものなんだなと思いました。
今回チラッと登場したランドリースペースについてのコラムも楽しみですね♪
@st_____.さん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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