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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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使い勝手や収納も大切にしながら、好きな空間にするために
こんにちは、おはるです。前回のコラムでは、わが家のダイニングについてお話させていただきました。
今回から『キッチン』について2回にわたりご紹介したいと思います。まずはキッチン(前編)として、こだわりと工夫についてお話いたします。どうぞよろしくお願いします。
おはるさんの過去のコラムはこちらからご覧いただけます。
キッチン本体で譲れなかったもの
家づくりの中でコストを抑えるポイントは、水回り等の設備のグレードを上げないことだと聞いていました。そのためキッチンは他と比べて工務店の割引率が高かったLIXILのアレスタを採用しました。
ただひとつ、オプション費用がかかってもこれだけは譲れないものがありました。。。それは、レンジフードです。
あの油でギトギトに汚れた、複雑なカタチをしたファンの掃除。賃貸住まいでは表面だけで、恥ずかしながら奥のファンはずっと見て見ぬふりをしていました。
新しいキッチンではなるべくラクしてキレイを保ちたい!そこで、お手入れの簡単な「よごれんフード」をオプションでつけることにしました。
わが家はブルーを基調にした組み合わせにしたので、そこに置くものはなるべく色物は避け、木やガラス、ステンレス等、素材感があるものを意識して並べるようにしています。
背面カウンターに並べているお気に入り
便利なこの場所には収納を増やしたかったものの、コラベルの邪魔をしたくなかったので、透明度の高い無印良品のアクリル仕切棚を脚にして、そこに板を乗せ簡単なラックをつくりました。
脚がしっかりしているので、強度も十分◎板のカットはホームセンターでもしてもらえるので、自分の理想の幅で誰でも簡単に収納を増やすことができますよ。
ここに置いているのは、毎日使うお茶碗やお椀、かごには小鉢を。
おうち時間を楽しむための珈琲道具も並べています。
珈琲の道具って、なんだか特別な魅力がありませんか?珈琲を淹れる時間も好きですが、不思議と道具を見ているだけでもうれしい気持ちにさせてくれます。
そんな暮らしの道具が持つ、特別な魅力を教えてくれたきっかけは、木工作家うだまさしさんのコーヒーメジャースプーン。
ちょこんと立っている姿が可愛らしく、使わない時はインテリアとしても楽しませてくれます。
うださんの作品は、どこか遊び心があって、思わずくすっとしてしまうような愛らしいカタチがたくさん。どれも手を掛けながら、ずっと大切にしていきたい道具です。
カウンターに造作したスパイスニッチ
キッチンカウンターの奥行きは500mm。その下は、ダイニング側には収納、キッチン側にはスパイスニッチを造作してもらいました。
ニッチの大きさは、W570mm H130mm D150mm。
調味料の容器を予め決めておいてから作ってもらったので使い勝手も良く、塩や砂糖、1日2回は使う食洗機の洗剤を収納しています。
スパイスニッチのサイズから、キッチン前の立ち上がりは250mmに。
もちろんフラットなオープンキッチンに憧れはありますが、調理のたびにごちゃごちゃしてしまう手元を隠してくれるので、どんなに散らかっていてもダイニング側からはすっきりと見せることができます。
そして何といっても、この立ち上がりを利用して付けたバーがとてもいい仕事をしてくれます。
毎日使うキッチンクリーナーやアルコールスプレー、ゴム手袋を引っ掛けたり。
バーにフックを付ければ、手洗いした水筒のパーツや、あかちゃんのおしゃぶりやおもちゃ等といった小さめのモノを引っ掛けながら乾かしておけるので、一時置きとしても重宝しています。
カウンター上に集約した収納
カウンターの上に置いている棚には、毎日使うグラスやガラスのカップを。本来は本立てですが、古道具屋さんのディスプレイを参考に縦に置くことで、2段の収納棚に。
ふだん使いのカトラリー類は、キッチン側からもダイニング側からも取りやすいようにカウンターに集約しています。
以前は、このように後ろの引き出しに細かくわけてしまっていました。
今の仕組みにしてからは、食事中何回も席を立ってキッチンへ取りに戻ることもなくなり、カトラリーを立てたため収納スペースもぐっとコンパクトになりました。
キッチン本体の収納
来る日もくる日もやってくる毎日のごはん作り。キッチンが散らかると料理のモチベーションがすぐに下がってしまうので、日頃ここだけは整理整頓を心がけています。
キッチン本体は、シンク・ワークトップ・コンロと3つのゾーンにわけて考えて、それぞれの場所に立った時に、この引き出しには何を置いたら効率良く作業ができるか...を意識しながら仕組みづくりをしました。
例えば、水を使うシンク下にはざるやボウル等の調理機器。火を使うコンロ下にはオイルや鍋類を。キッチンツールも持ち過ぎないように厳選しています。
ワークトップとコンロの間にある引出しは、キッチン収納の一等地!両側からアクセス できるこの場所には、調味料や頻繁に使うクリップを収納しています。
大きさも様々でカラフルなパッケージのものは、フレッシュロックに入れ替えるだけですっきり納まり、調理中片手で開け閉めできるところも使いやすくて気に入ってます。
◯調味料収納
・TAKEYA:フレッシュロック
パントリーのないわが家にとって、一番下の引出しがその役割をしてくれています。
限られたスペースの中、上から見て何があるのか一目瞭然なので、ストック品の買いすぎや賞味期限切れといった食品ロスもなくなりました。
好きな組み合わせを取り入れた、楔(くさび)の棚
シンク横に置いた楔の棚には、保存のきく玉葱や、季節の果実酒を。古道具とガラスの組み合わせが好きで、ここは見せる収納としても目で楽しんでいます。
今回はキッチンのこだわりや工夫しているところをまとめてみました。
次回はキッチン後編として、いくつかの後悔から今の暮らしに合うように少しずつ手を加えてきた部分についてお話したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
家づくりの中でコストを抑えるために水回り等の設備のグレードを上げないと決めたおはるさん。
そんな中でもオプションで選んだというレンジフード。パーツの少なさと小ささ、お手入れしやすそうな形に驚きました。これは採用したくなりますね。
キッチン背面のタイルをドラマで見かけて心を奪われたものにされたのは、思い出に残りますし満足度がアップしますね。自分だけの組み合わせが選べるのも魅力的です。
今回私もシミュレーションしてみたのですが(笑)、普段選ばない色ばかりを組み合わせたパターンと、ほぼ同じ色合いのタイルを組み合わせたさりげないパターンを作ってみました。
リンクしておりますのでよかったらしてみてくださいね♩
並んだお気に入りのものたちが、キッチンに温かみとおはるさんらしさをプラスしてくれていてほっこりしました。
おはるさん、ありがとうございました!
(編集:kaori)
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