ブラックの下がり天井がキッチンというお城を演出
モノトーンを中心としたスッキリ・シンプルなおうちにお住まいのmoe9646さん(以下、moeさん)が採用されたキッチン、クリナップS.S.についてご紹介していきます。
執筆中にわかったことで、moeさんのご自宅は築3年が経過してるとのことですが、ともても3年も経過したとは思えないほどピカピカなキッチンです。
お手入れを継続することで輝き続ける、そんなステンレスの長所を体現されてるmoeさんに、キッチンの決め手から、キレイに保つ工夫、お手入れに至るまで詳細をお聞きしました。
ぜひ、参考にしてみてください。
ステンレスと照明の掛け合わせが美しいです。
(※記事の中での規格は建築時のものです。現在の最新の規格はメーカーの商品ページ等をご参照いただけますと幸いです。)
メーカー:クリナップ/クリナップS.S.
「美コートワークトップ」
キズも汚れもWガード。
さっと拭くだけでずっとキレイがキープできます。
美コート・特殊エンボス加工
親水性の特殊コーティングによって、汚れの下に水が入り込み、汚れを浮かします。落としにくい油汚れも、さっと水拭きするだけでOK。しかも硬質なセラミック系コーティングなので、細かいキズがつきにくく、美しさを長く保てます。
よく使う調理スペースには、キズに強い特殊エンボス加工を施しました。半球状のエンボスで、食器や調理器具などと接する面が減少するので、こすれキズがつきにくく、万一ついても目立ちにくくなっています(HP参照)
クリナップS.S.の特設サイトはこちら
moeさんのキッチンサイズ
全長:2750mm
奥行き:800mm
高さ:850mm
デザイン
天板:ステンレス/ヘアライン加工
その他
食洗機:Panasonic
IH:HITACHI
レンジフード:クリナップ/洗エールレンジフード
moeさんのキッチンの決め手
長期的な視点でステンレスを選択
moeさん
我が家は、大工である主人と設計をしました。
その際に、主人の経験上、やはりステンレスは劣化に強く繋ぎ目も無いため長持ちする、とずっと言っていました。
ただ、キッチンに関して私はパナソニックのラクシーナやサンワカンパニーの床から浮いたフロートタイプに憧れていました。
色々なキッチンメーカーのショールームを巡る中で、フロートタイプへの想いは確信に変わり、ほぼほぼメーカーや商品も決めた中で、最後にクリナップさんのショールームへ行きました。
そこで出会ってしまったんですね。
ショールームの正面にドーン!とクリナップS.S.のアイランドキッチンがあり、ステンレスがキラキラと輝いていました。
そして、営業の方の話を聞くと、主人が言っていたように先々のことを考えるとステンレスは間違いないと話されていて、ステンレスの輝きと実用性を考慮しクリナップS.S.に決めました。
とはいえ、ほとんど一目惚れに近いほどデザイン性に惹かれました。
ステンレスの長所
キッチンは経年で変化していきますし、一番使う場所と言っても過言ではないです。
もちろん、20年後のキッチンがどうなってるかはわかりませんが、私としては「汚れに強い」「熱にも強い」「繋ぎ目がないため、腐食しない」「害虫の侵入率が低い」というステンレスの長所にも惹かれ、説明を受けて納得しました。
正直、予算的にはだいぶオーバーしましたが、一生使うものだから良いものを!と考え、思い切って決断しました。
ステンレスはキズや指紋も目立ち、お手入れが大変で苦労すると思いますが、磨けばキラキラに戻りますし、お手入れをした分だけ応えてくれるキッチンです。むしろ、お手入れが楽しくなると思います!
クラフツマンワークトップ
業務用の厨房より丈夫な1.2mm厚のステンレスを使用し、熟練した溶接工が手作業で仕上げています。腰に負担が少ないシンクデザイン、三方が高い立ち上がりのバックガード、シンクに向けて傾斜をつけた調理スペース…と、調理から掃除まで工夫が詰まった究極のワークトップです(HP参照)
クリナップS.S.のステンレスに関する情報はこちら
スッキリモノトーンなキッチンへのコダワリ
アクセントとなるR型の下がり天井
moeさん
我が家のキッチン天井はR型の下がり天井を採用しました。
カラーはブラックでレザー調のクロスになります。
下がり天井を採用することで、キッチンの空間が必然的に区切られます。また、ステンレスや鏡面素材中心のキッチンにブラックを取り入れることで落ち着いた雰囲気をつくってくれます。
ちょっとだけデメリットをお伝えすると、ブラックですのでよく見るとホコリが目立ちます。。
色合い上ある程度想定はしていましたが、課題はお手入れの仕方で、長めのクイックルワイパーを持って、脚立を乗り降りしながらホコリをとります。
これ、顔を常に上にあげて掃除する格好になるので、首がかなり疲れます(むしろ痛いです)。
特にモノトーン系はホコリとの付き合いは絶対ですので(笑)、お手入れの仕方などは設計段階で考えられても良いかもしれません。
キッチに負けない輝きハーフミラー
商品:クリナップ(ハーフミラー)
奥行き:400mm
扉:両開きタイプの900mm
このハーフミラーの背面収納も一目惚れで採用しました。
ステンレスと少し緑がかったミラーガラスが我が家のキッチにはピッタリでキッチンと一緒に決めました。
ハーフミラーは本当鏡のようで、水吹きをサッとするだけでいつも輝いています。
ただ、半透明がゆえに食器棚の中身がうっすら見えてしますんですね。これが日々暮らして行く中で少し気になりまして、我が家は扉の裏側にマスキングテープを貼りました。
mtCASAのマットブラックで幅は200mmと100mmを使いました。
こうすることで、ミラーに変わり部屋の中を反射してより広く感じるメリットもあります。
スッキリ見せるポイントでオススメです。
ちなみに、冷蔵庫・レンジもミラーガラスで統一していますが、お手入れは大変です(笑)
スッキリ&トーンを整えた収納
普段使うもの、使わないものをしっかり分ける
moeさん
キッチン、背面収納ともに収納はじゅうぶんにありますが、日々暮らしていくと頂き物やこどもの食器や食品のストックなど物は増えていくいっぽうですよね。
ですから、普段使うものと、頻度があまり高くないものを意識して区分け収納しています。
例えば、キッチンツールの収納がしっくりきていませんでした。
普段使うため、スッキリ収納したいと考えてたところ、無印良品のアクリル小物収納の引き出し部分を取り外し使ったところ、キッチンとのサイズ感も合い、キッチツールも倒れずかさ張らず収納できました。
また、キッチンの一番下の収納も、普段使うものを収納し、家事効率を落とさないようにしています。詰め替えした調味料の余りも、案外置き場に困るわりに、頻度は多いためこちらに収納しています。
食器類はこどももまだ小さいですので、気軽に買い替えられるものを中心に揃えていますが、キッチンのトーンに併せて購入するように意識はしています。
ただ、こどもの食器はどうしてもカラーが目立ちますよね(笑)
背面収納の上段は結構高さもあるので、断捨離しづらいもの(頂き物の食器ですがあまり使わないもの)や、出番の少ない食器をD&Dのバッグに収納しています。
moeさんのキッチンに関するQ&A
普段のお手入れはどうされていますか?
毎回使い終わるたびに、 シンク内を食器洗剤&スポンジで磨き、 水切りや、スポンジまな板ラック等も磨き、洗い流します。排水口も外せる部品全部はずして、磨いて洗い流します。
天板、IH、キッチンパネルに、水の激落ちくんスプレーをシュッシュして、湿らせた布巾で拭きあげます! 拭きムラが出来ないよう、力強く拭きあげます!
そのまま、その布巾で、キッチン収納の取っ手、引き出し手前部分、カップボード取っ手、冷蔵庫表面(ミラーガラスの為)を拭きあげます。
※moeさんのインスタグラムにてリセットの動画がアップされてますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、週1回のペースで、シンク、水切り、スポンジまな板ラックをオキシ浸けします。
私はオキシクリーンは30分ほど漬け置きしています。
インスタグラムでたまに質問をいただくのですが、スポンジは以下3種類にわけて使用しています。 ・食器用
・シンク洗い用
・ペット用
また、乾拭きですが、ステンレスに繊維質でキズが付く懸念があって基本的に乾拭きはやっていません。
キッチンにキズが見当たらないですが、何か対策はされてますか?
いえいえ、キズはありますよ(笑)
やはり、キズに強いとはいえ、普段使っていればキズはつきますし、ステンレスの場合光の加減でキズが目立ったりします。
そこで、私は作業台部分のみですが、ニトリの透明なマットを敷いて対策をしています。
シンク部分はキズや汚れはどうですか?
シンクにはエンボス加工が施されていて、これによってキズは全くと言っていいほどつきませんので、お鍋や食器類もそのままシンクにじゃんじゃん置いてます。
油ハネやキッチン床のお手入れはどうされてますか?
揚げ物をする時はIHコンロを油ハネガードや新聞紙等を敷いて対策をしています。
キッチン床ですが、キッチンマットを敷いていますが、週に1回はスチームモップをかけてお手入れをしています。
シャークスチームモップという商品です。
ちなみに、リビングも毎日掃除機+週に1回のペースでスチームモップを使用しています。
冷蔵庫前(キッチン奥)は何がありますか?
琺瑯パネルを設置しています。
ラップやホイル、給食献立などなどを、 マグネットで貼り付けてます。
こちらもインスタグラムで質問をいただくのですが、動画を撮影してアップしていますので、参考にしてみてください。
ゴミ箱はどちらにありますか?
キッチン背面に設置しています。
生ゴミはタワーシリーズを使い、生ゴミもこちらに捨てています。
週に2回燃えるゴミの日があり、そこまで溜まりませんので、 臭いに関しては気になることはありません。
これは導入してよかったものとかありますか?
ダイニングに設置した埋め込み式のコンセントです。
ダイニングテーブルでホットプレートなど電化製品を使用する時に活躍します。
蓋のデザインもグレーを採用することで見た目もインテリアに合わせています。
いかがでしたでしょうか。
オールステンレスは本当にカッコイイです。
キズ一つ見当たらない(写真を拝見する限り)のは、日々のお手入れの賜物ですし、何よりmoeさんのキッチンへの愛情の現れですよね。
そんなmoeさんですが、料理のインスタライブも開催し、フォロワーの方々とコミュニケーション取られていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください♫
moeさん、ご協力ありがとうございました!
moeさんの日用品はこちらからご覧いただけます。
moeさんのインスタグラムはこちら
今後も少しずつ、記事を更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。
インスタグラムもフォローいただけると嬉しいです♩
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