縁があって受け継いだり自分自身で購入した中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@erisa.ina(以下、Erisa)さんのお話です。
ハンドメイドで叶えた憧れのインテリア
Erisa
わが家のインテリアの要にもなっていると言っても過言でないこの鏡。あまり雑貨や絵画などを飾っていないわが家の中で唯一壁面で主張をしてくる存在で、実は主人が作ってくれたもの。
デザインのヒントにしたのはデンマークのgubiという会社のアドネミラー。エルメスとパートナーシップを組んでエルメスのレザーを使っていたそうで、品があってとても美しい鏡。
数年前にインテリアショップで見かけてからずっと欲しいなと思っていましたが、何せかなり高価だったので中々手を出せないでいました。
そこで主人にお願いして誕生日プレゼントにDIYで作ってもらったという、思い入れのある鏡なんです。
ショップで見た鏡のイタリアンレザーのベルトがとても美しかったので、お手頃価格でなるべく美しいベルトを探してUNIQLOのイタリアンサドルレザーベルトを3本、IKEAのミラーを使用することに。(どちらも今は廃番)
作ってもらったといっても接着剤でミラーとベルトをくっつけただけなのですが、思いのほか良い出来栄えで(笑)プレゼントしてもらってとても嬉しかった思い出があります。
いつか壁に鏡をかけたいとずっと前から構想していたので、家を建てる際にはこの鏡のためにしっかり下地を入れてもらっておいたのです。
はじめてフックに鏡をかけたときにはイメージしていた場所にイメージしていたものがピタっとハマってとても興奮しました。
それから数年。ここに鏡があってよかったと思う場面が何度もありました。
鏡の中に映りこむ「向かい側の自然の景色」にハッとさせられることがあります。 紅葉、雪景色。いつもの窓から見える景色とは少し感じ方が違って、丸い額縁の中にそっと描かれた絵画のように見えます。
角度を変えると、ダイニングの風景が映り込んできます。それはまるで絵本の挿絵のよう。小さなストーリーがその中に詰まっている気がして、そこに映る子どもをみるのも楽しみの一つになりました。
あの時ショップで鏡を購入していてもきっと大切にしていたとは思いますが、主人が作ってくれたことでさらに愛着がわいているのも確か。これからも家の中心で、家族の風景を映していってほしいと思います。
ずっと憧れていた「鏡のある暮らし」。そんな思いを汲み取ってハンドメイドの鏡をプレゼントしてくれたご主人と、買ったものでないからこそ愛着が湧き大切なんだとおっしゃるErisaさん。とても素敵なご夫婦のエピソードに顔がほころびました。
窓からは見えない家の中の景色やその瞬間を切り取り、普段は向かい側にある光景を見せてくれる鏡。これからどんなものを映し出してくれるのか、楽しみですね。
(編集:megu)
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