ウォルナットとマットブラックの掛け合わせは抜群
青々とした緑に囲まれたおうちにお住まいのtongarihouseさん(tongariさん)が選択されたキッチンを紹介していきます。
お話をうかがう中で、スッキリ整理されたキッチンにはtongariさんの理想やコダワリに加え、丁寧な暮らしへの想いも伝わってきました。ぜひ、ご覧ください。
tongariさんですが、朝のライフスタイルマガジン「朝時間jp」の朝美人アンバサダー2017にも選ばれ、コラムもご寄稿されており、コラムはこちらからご覧いただけます。
休日の朝は、緑に囲まれながらゆったりコーヒータイムが心を落ち着かせてくれるそうです。
(※記事の中での規格は建築時のものです。現在の最新の規格はメーカーの商品ページ等をご参照いただけますと幸いです。)
メーカー: LIXLI(リクシル)/アレスタ(AS)
アレスタは、調理のときも、お手入れのときも、心と体のうごきにやさしくフィットするキッチン。
特徴
※最新モデル
Wサポートシンクは2段のレーンとプレート・水切りカゴを組み合わせて、調理と後片付けをダブルでサポートするシンクです。キッチンワークの流れに合わせ、調理スペースや水切りスペースが広がって動きをサポートします(HP参照)
その他にもデザイン性も高く、ライフスタイルに合わせることができるのが特徴なキッチンです。
詳しくはこちらをご覧ください。
tongariさんのキッチンサイズ
全長:2470mm
奥行き:750mm
高さ:850mm
デザイン
天板:人工大理石
ガスコンロ:リンナイ/ステンレストップタイプ(RD640STS)
その他
食洗機:なし
水栓 : リクシル/eモダンLタイプ
レンジフード:リクシル/センターマントルフードFEDタイプ(ステンレス)
カップボード
なし
tongariさんのコダワリ
森の中で料理をする気分なキッチン
tongariさん
実は、機能面や設備面でのキッチンメーカーへのコダワリはほとんどなく、私としては緑や好きな物に囲まれながら気持ち良く家事ができるキッチンを理想としていました。
そうですね、言葉に表すと「森の中でごはんをつくっている気分」になるキッチンですね。
そのため、必然とオープンなアイランド型になり、IHよりもガスコンロという選択になりました。
また、住み始めてからは、厳選した食器や調理器具、そして緑に囲まれながら自然に近い状態で料理ができる理想のキッチになりました。
住みながらつくっていくキッチン
写真をご覧いただくとおわかりになるかと思いますが、我が家には背面収納がありません。
実は、家の設計段階では背面収納は当たり前のように検討していたのですが、ふと無くても困らないかなと思い、いわゆるカップボードは設置しませんでした。
以前住んでいたマンション時代よりも物が少なく、スッキリした暮らしができていますし、購入する物も厳選するようになりました。
何よりも、家づくりは住み始めてから後悔することも多いと聞いていましたので、あまり使用イメージがわかなかった背面収納を流れで設置するとあとあと後悔するかもと思いました。
特にキッチン周りは女性にとっての城だと思うほどとても大切な居場所ですから、暮らしながらつくりあげて行くのも一つのあり方かな?なんて思っています。
ですから、背面は作業台と飾り棚のみですが、5年10年20年先暮らしていく中で飽きのこないキッチンにしました。
#植物のある暮らし
観葉植物がインテリアのアクセント
tongariさん
インテリアは全体的に統一感を大切にしています。
キッチン・作業台、ダイニングテーブルをウォルナットで統一し、ペンダントライトや小物にはマットブラックを採用しています。
落ち着いたトーンのインテリアに植物の緑は全体の差し色として取り入れています。
植物のお手入れなどインスタグラムでもよく質問をいただくのですが、実は私も植物は初心者であまり詳しくはないんです。植物も生き物ですから、少し大袈裟かもしれませんが命あるものを預かるとうい責任を感じながら愛でています。
あとは、自分に余裕がないと周囲にも配慮ができないことが多いので、植物とうまく暮らしていく為には頑張りすぎず、余裕を持つことも大切だなと実感しています。
ペンダントライトはどちらの物ですか?
商品:広松木工/Paraペンダントライト
私の大好きな家具ブランドで、カラーはマットブラックにしました。
また、植物を吊り下げているのはアイアンのS字フックでこちらもカラーは統一させています。
ハンギングプランツの種類はなんですか?
季節や植物の状態によって変えていますが、ポトス、エアプランツ、ドライにしたミモザやユーカリ、かすみ草といった植物を吊るしています。
水やりは霧吹きやジョウロを使用しています。
デザイン性を優先したガスコンロ
商品
メーカー:リンナイ/ステンレストップタイプ(RD640STS)
タイプ:4つ口タイプ
その他:グリルは無し
tongariさん
ガスコンロはお手入れの面倒な点や、安全性についてIHと比較されがちですが、先述してる通り自然の中にいるようなキッチンを理想としてましたし、何よりカッコイイ!というデザイン性を重視しました(笑)
グリルは掃除の手間も考慮しあえて設置していません。
4つ口コンロとはいえ、夫婦二人のみの暮らしですから、4つフル稼働させることはほとんどありませんが、大きさや形状が異なる鍋でしたら、4つ同時に置いて調理ができるそうです(同じコンロを使用されてる方から教えていただきました)。
肝心の使い勝手ですが、見た目に反してとても使いやすいです。
課題のお手入れも五徳がバラバラではなく2つ連なってるので掃除はしやすく感じます。
汚れも放置さえしなければ常に綺麗に保てます。
ガスの良さである火力や、今は温度設定もできますので、デザインで選びましたが実際使ってみると使い勝手もよく、棚から牡丹餅な気分になりました(笑)
必要最低限のスペースを意識した収納
作業台・飾り棚サイズ
・キッチンの作業台
全長3000mm*幅600mm*高さ840mm
・飾り棚1
全長900mm*幅280mm
・飾り棚2
全長900mm*幅120mm
tongariさん
家づくりの際に必要以上に収納スペースを作らないことを意識しました。
気がつくと物が増えてしまい捨てられない性格ですので、そんな私自身のためにも収納スペースを極力少なくした結果、先述してる通り背面収納も設置していません。
収納量は限定的ですが、厳選した食器や本当に好きな物だけに囲まれた暮らしは毎日を楽しくしてくれています。
作業台・飾り棚
作業台や飾り棚にはキッチン家電(スチームトースター・炭酸水メーカー・かき氷機・電気ケトル)、 観葉植物、お気に入りの作家の器などを飾っています。
季節ごとにつくる梅酒やシロップなども保存瓶と一緒に置くだけでちょっとした飾りにもなります。
キッチン収納
・シンク下のキャビネット
鍋・フライパン・包丁
保存容器・お弁当・木製調理器具etc
・調理台のキャビネット
カトラリー・調理器具
保存ボトル類・お重・おぼん・木製品の器・ワイングラス類
・コンロ用キャビネット
スパイスラック
ボウル・ざる類・オイル類・キッチンペーパー・ラップ類
コップ類
初公開!!自作パントリー
パントリーは主人がDIYにて作ってくれました。 まだ完全に見せられる状態ではないのですが、初公開です(笑)。
パントリーに日用消耗品、食物ストック、(お店開けるほどの笑)大量のアルコール、キャンプ用品、掃除機などが収納されています。
tongariさんのキッチンに関するQ&A
普段のお手入れはどうされてますか?
普段のお手入れでは以下の用品を使用しています。
パストリーゼ77/キッチン泡ハイター/マジックリン/セスキ/劇落ちくん/ビストロ先生(台拭き)/scottie 洗って使えるペーパータオル
※筆者もビストロ先生使ってますが、吸水性がよくキッチンの拭きあげにはピッタリです。
普段のリセットは、パストリーゼを吹きかけ、ペーパータオルで汚れを落とします。
その後、再度パストリーゼとビストロ先生を使用して拭きあげます。
しっかりリセットしたい時は、キッチンハイターやマジックリン、セスキを使ってお手入れをしています。
特にコダワリがあるわけではなく、汚れたら掃除をすることに尽きるかと思います。
住環境が心のバロメーター
ちょっと余談ですが、私は正直掃除が苦手です。ですが、家の中がゴチャゴチャと荒れてる方がもっと苦手です。
ガツガツ仕事していた時は家は荒れて、主人が家事の中心だった時もあります(笑)
その時に気づいたのですが、住んでる環境が自分の心のバロメーターなんだなって。
家の乱れは心の乱れと言われますが、ズボラな私の生活や性格が変わったというよりは、少しずつ習慣化していったというのが正直なところです。
いつも見えてるキッチンが綺麗な状態ですと、だんだんとそれが当たり前になり、使った後は元の状態に戻すという作業が自然と心がけられるようになりました。
今の家では毎朝キッチをリセットする時間をつくっています。
気持ちも落ち着き朝からスッキリ一日のスタートを切ることができています。
無垢のダイニングテーブルはどちらのものですか?
商品:マスターウォール
サイズ:1600mm
マスターウォールのダイニングテーブルになります。
無垢のウォルナットの天板とアイアンの足がお気入りです。
キッチンの愛用品はありますか?
主人と私の地元の日用品を使用しています。
ジオプロダクトや柳宗理、グローバルの包丁から、野田琺瑯、益子焼などなど。
加えて、私がいいな、と思った日本各地のキッチン用品を愛用しています。
いかがでしたでしょうか。
背面収納はあって当たり前と考えがちですが、あえてイメージできないものは設置せず、経年で追加していくという考えはなるほどと思いました。
情報が溢れあれもこれも!となりがちなインテリアですが、本当に必要な物、そして自分の理想へのアプローチとして物を減らしていくスタイルは気づきを与えてくれました。
そして、「家の乱れは、心の乱れ」。これ響きますね(笑)
いきなり変わるのではなく、少しずつ習慣化していくという考えもとても素敵ですね。
tongariさん、ご協力ありがとうございました!
tonngariさんのインスタグラムはこちら
今後も少しずつ、記事を更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。
インスタグラムもフォローいただけると嬉しいです♩
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