【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「好きなものに囲まれた暮らし」をテーマに、@george_industry(以下、G.I)さんのお話をお伺いしていきます!
型やスタイルに囚われず、自由に楽しむということ
G.I
はじめまして、G.Iと申します。 築21年の二世帯住宅で夫と私の二人暮らし。今回は大好きが詰まった私の台所のお話をしたいと思います。
好きが溢れる台所
私が好きなものに囲まれている台所で写真を撮りはじめてもう7年半になるでしょうか。
元々器やインテリアは好きでしたが、北欧の食器に出会ったのが10年程前。その頃から現在に至るまで「好きなものを溢れさせて囲まれる生活」をすべく、世の経済に貢献してきました(笑)
北欧食器に始まった私の収集癖は次第に作家さんの器にも手を伸ばし始め、今や大谷さんもビックリの二刀流。
自分らしく気楽に組み合わせて
仕事をしているので、平日は食洗機に気にせず突っ込める北欧食器を。休日は作家さんのものを使うことが多いです。
とはいえ、どちらかしか使わないかと言えばそうではなくて、使いたい食器をテーブルに出してみて「意外と合うじゃん!」と思ったらそれでオッケー。
柄物×柄物、はたまた作家さんのもの×北欧食器のコラボなんてのもアリです。
「お店じゃないんだから自由だし、好きなように使えばいい!」こんな感じなので、私の台所は統一感ゼロ、ゴッチャリ感満載なのです。
今できる「好き」の楽しみ方
SNSなどでは綺麗に片付いた余分なものを置いていない美しいキッチンを見かけることもしばしばですが、私はどうしてもあんな素敵には出来なくて。
それでもありがたいことにこの“ごっちゃりキッチン”を好きと言ってくださる方も沢山居て、当面はこの好きなものばかりのごっちゃりキッチンのままでいようかなと考えています。
家を建てた21年前、今家づくりをするなら絶対欲しいと思うであろうパントリーなんて存在は知る由もないお部屋で、当時は無知すぎたなと思います。
結論から言うと、わが家はオシャレなお家とはかけ離れた家であるということ。
大規模なリフォームなど出来ないものですから、手近なところで食器や小さなインテリアを集めて揃えてきたわけで、リビングや寝室はいまだに発展途上なのです。
けれど、年齢的にはもうものを増やすより減らしていかなければいけないお年頃。うまく断捨離しながらこれからも「好き」に囲まれた生活を送れたらいいなと思っています。
世界中から沢山の情報が得られる今、どんなことやものを吸収したり取り入れるかが「自分らしく暮らす」ということでも重要なポイントになってくると思います。
G.Iさんは「好き」というシンプルな基準でものを選び、使い方も自由。統一感やものの少ない生活ではないかもしれないけれど「ただ好きなものに囲まれていたい」というその気持ちが台所の各所に表れています。
ちょこんと置かれた北欧雑貨に癒されますし、食器棚に重なる器たちも「ここにいるよ」と言わんばかりに出番を待っているかのよう。
所狭しと並んだお気に入りの精鋭たちがある空間は、見るたびに幸せな気持ちにさせてくれ、使うたびに愛着も深まっていきそうですね。
一つ一つのものたちにストーリーを感じる温かみのある台所がとても素敵で、好きなものに囲まれた暮らしってやっぱりいいなと改めて思いました。
(編集:megu)
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