縁があって受け継いだり自分自身で購入した中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@niwatori_life(以下、niwatori_life)さんのお話です。
託されたものたちと暮らす喜びを知って
niwatori_life
「誰かの不用になったものが、誰かの宝物になる」。そんな暮らしの楽しみ方を私に教えてくれる大切な古いものたち。
部屋を見渡せば触れるものや目に入るもの、どこも私だけが「フフっ」となれる古いものの寄せ集め。
私が住むアメリカは、スリフトストア(リサイクルショップ)がとても充実しています。ここで扱われているものは価格がとにかく安く、無造作に積み上げられた中からトキメキを見つけ出す楽しさや見つけた日の満足感。
休日には個人宅のガレージセールがあったり、日本では想像出来ないような「家の中全部売ります 」といったエステートセールなるものがあったり。電柱に張られたセールの案内が輝いて見えることがあるのです(笑)
そこでトキメいた古くて美しいものたち。
ダイニングに置いたひびの入ったヴィンテージテーブルや揃っていないアンティークの椅子、見つけた中でも一番心踊った食器棚。
家具はヤスリをかけてワックスを塗り直すことも。 古ぼけていたものが凛とする瞬間です。
好きを並べた棚にはコツコツ集めたお気に入りのレトロな陶器やポット、木の器。
傷や汚れも色気と味わいがあってまた惹かれてしまう。そして何に使おうか考える楽しみや、思わぬ使い道がひらめいた時の喜びと嬉しさ。
“June 22,1875”の刻印にハっとした150年前のピアノチェアーと、色褪せた120年前のチェスト。「誰の手に渡り、どんな景色を見てきたのか」そんなことを想像するのも楽しいひととき。
全てをご紹介しきれませんが、我が家の古いものたちは高価なものはなくスタイルもバラバラ。それぞれの時を経て我が家にこれからを託された気がして、いつか誰かの出会いになる日まで私が大切に楽しみたいと思います。
旅行へお出かけの際はスリフトストアおすすめですよ。トキメキに出会えますように!
家の中を見渡すと目に入ってくる古くて美しいものたち。その佇まいは凛として見え、なんだか誇らしげな気品を感じます。
どこの誰が使っていたかは分からなくても、長い年月を経て今またここで大切にされているのは「もの」に対して愛情を持っていた人たちの思いが受け継がれてきたから。誰かの暮らしを幸せにしてきたものをまた誰かに託していく。そんな風にものをずっと愛せるって素敵だなと思いました。
(編集:megu)
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