【暮らしのインテリア】日常の使いやすさや家事楽にこだわり、遊び心やメリハリを持たせた二階〜家族との繋がりを感じる家づくり(seri.624さん)

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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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動線の無駄を省き、暮らしを助けてくれる仕組みと空間を


執筆者:seri(@seri.624 )さん


前回のコラムでは家時間を楽しむための外観づくりについてお話しました。


今回はインスタグラムでもあまり登場しない2階部屋干しスペースと子ども部屋についてお話します。


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洗濯を効率化するために


階段を上がった先には、廊下を利用した部屋干しスペースがあります。


夫婦共働きの我が家の洗濯事情は一年中部屋干し。夜の内に干して朝の忙しい時間を少しでもゆっくりと過ごせるようにとの思いから、家づくりの段階でどこかに部屋干しスペースを設けたいと思っていました。


横幅の広い廊下がデッドスペースに感じて「何もないのはもったいないかな」と思い、この場所に決めました。暖かい空気が二階に行き、また一階に戻って空気が循環するように設計したので、冬でも洗濯物がよく乾きます。


天気や時間を気にせずに洗濯物が干せるこのスペースがあることでとても助かっています。家の中なので自分のタイミングで洗濯物を取り込めるのも嬉しいポイント。


私の洗濯ルーティンは夜。家族のお風呂が終わった後に一日分の洗濯物をまとめて洗っています。その間に夕飯の洗い物や片付けなどを済ませ、最後に洗濯物を干します。


湿気対策に除湿機を物干し竿側に置いて、朝までスイッチを入れたままにしています。洗濯物を取り込むのは夕方帰宅してから。


お洗濯グッズは物干し竿に置きっぱなしにして管理いらずに。いちいち出し入れしないでさっと干せるので、家事の時短にもなります。


部屋干しスペースはどうしてもすぐに埃や糸くずなどが床に散らばってしまうので、コードレス掃除機をすぐ側に置いて干し終わったあとに必ずかけるようにしています。すぐに手の届く場所に置いておくことで毎日の掃除機がけも負担に感じません。


乾いた洗濯物は大人のものはハンガーのまま二階にあるWIC(ウォークインクローゼット)へ持っていくシステム。


子どもの洋服は一階の洗面室にある収納に。子ども達は飲み物をこぼしたりお外遊びで汚れたり、一日に何度か着替えることがあるので、すぐにお着替え出来るように服の収納場所は子ども部屋でなく洗面室にすることにしました。


明るいイメージを大切に。二つの子ども部屋


部屋干しスペースの向かい側にある二つの扉は子ども部屋のもの。左が娘、右が息子の部屋とし、どちらも5.5帖の部屋に0.5帖のクローゼットと、姉弟が平等になるよう同じ間取りにしました。


床材は他の部屋よりも明るいメープルに。壁紙は全て白にして白×明るい床でこども部屋らしくかわいい印象になるようにしました。扉の色をネイビーで揃えたのもちょっとしたこだわりです。


おままごとなどのごっこ遊びが好きな娘の部屋には、キッチンを置いたりテントやミニテーブルを置いています。


一階の北欧ヴィンテージな雰囲気と合わせ、茶色×ベージュ×白でカラーをまとめて統一感を持たせて。


まだ子どもたちは一階で遊ぶことが多いので、クローゼットの中はキャンプ道具やシーズンオフのものを収納しています。ここは子どもたちの成長に合わせて収納を見直さないといけないなと考えています。


落ち着いた雰囲気の中にも遊び心を


もう一つの扉は寝室のもの。ここは寝室とWICとして使っています。


子ども部屋の明るいイメージとは打って代わり、寝室の床は落ち着いた雰囲気になるようにダークブラウンに。そして我が家唯一のアクセントクロスは少し変わったコンクリート調に一目惚れをして思い切って採用したもの。


一階の雰囲気とはガラッと変わり、とってもかわいくてお気に入り。寝室はコンクリート調のクロスに合わせてグレーインテリアを楽しんでいます。


セミダブルのベットを二つ並べ、家族全員で寝ています。以前マットレスに湿気でカビが生えた経験があるので、迷わず「すのこベット」を選びました。通気性もよく快適に使えています。 


そしてベット上には間接照明とメイン照明のスイッチを。寝ながらでも届く場所に欲しかったので、予めベッドを置く位置などを想定してベット上の中心に来るように取り付けました。


寝る前には子どもたちとの絵本タイムを。間接照明のみでゆったりとした時間を過ごして少しずつ落ち着いて眠くなるようにしています 。


寝室はこれから先テレビやテーブルなどを置いてくつろげる空間のある場所にしたいと考えていたので少し広めに設計してもらいましたが、インテリアはまだ何も揃っていません。


子どもたちが大きくなって自分の部屋で 寝てくれるようになったら変えていく予定なのでまだまだ先になりそうですが、今は「どんなお部屋ににしようかな」とあれこれ考えるのも楽しみの一つ。


坪数が少なめな我が家。一階を少しでも広々と感じられるように壁や扉を白にして圧迫感が出ないようにしたので「その分二階で色を使って遊ぼう」と思い、扉をネイビーにしたり寝室にアクセントクロスを使ったりしました。


そして「風の通り方」もこだわり、二階の全室に二箇所ずつ窓を付けて風通りが良くなるようにしました。お掃除する時や夏場暑いときに窓やドアを全て開けると気持ちのいい風が入ってくるところもとても気に入っています。



階段を上った先にある部屋干しスペースは昼夜問わず洗濯物が干せて自分のタイミングで片付けることができ、生活動線から外れているので来客時も安心。一階の暖気が上がってくるのですぐに乾くし加湿にもなる、まさに部屋干しにぴったりの場所。


実は我が家も同じような場所に部屋干しスペースがあるのですが、本当にここに設けてよかったなと思えるものの一つなんです。洗濯は毎日のようにやらなければいけない家事だからこそ、時短や動線にこだわることで快適度が格段にアップすると思います。


そして「風が通り抜ける設計」も家づくりの段階で考えておきたいポイント。暮らしの中で自分を助けてくれるような仕組みや設備をしっかりと備えておくこともやはり大切ですね。


メインとなる一階はあえてシンプルに白でまとめて見た目のスッキリさと多様性を持たせ、二階は遊び心も大切にして一階との違いを楽しむ。あえて一階と二階とでテイストを変えるというのも新鮮です。


子ども部屋はとても明るく開放的なイメージ、寝室は落ち着いた少しモダンで大人なイメージと、北欧ヴィンテージテイストをベースにまとめられたインテリアに「色」で変化をつけるだけでもメリハリが出て特別感が増しますね〜。


今回のコラムを読んで、seriさんがしっかりとやりたいことのビジョンを持っていたからこそできた家づくりなのだと感じました。


seriさん、ありがとうございました!

(編集:megu)


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