無機質の中にも柔らかみのあるキッチン。k___s.4693___さんのキッチンを探索!【Panasonic(パナソニック)ラクシーナ モールテックス】

グレー×ホワイト×ナチュラルウッドテイストが絶妙にミックスしたキッチン


先月第二子をご出産され、小さなお子さんとの育児に奮闘中のk___s.4693___さん(maruさん) が選択されたキッチンに関してご紹介していきます。


グレーを多く取り入れながらも、ホワイトと明るめの木材を取り入れていくことで全体的に重たくならず、海外インテリアのような雰囲気が印象的なキッチンです。


ニッチやスケルトン、差し色のタイルなど空間の使い方へのコダワリから、統一感のあるカラーコーディネートはとても参考になります。ぜひ参考にしてみてください。


全体的にシンプルな色合いにすることで、コダワリのパーツへ目がいきますね。


(※記事の中での規格は建築時のものです。現在の最新の規格はメーカーの商品ページ等をご参照いただけますと幸いです。)


メーカー:パナソニック/ラクシーナ


「料理をもっとラクにもっと楽しく」

キッチンで一番大切な、料理のしやすさを考え抜いてつくられた商品。


特徴:トリプルワイドIH


3つの鍋がゆったり置けるIHは、パスタを茹でながらソースをつくり、もう一品同時につくることができます。また、ひろびろしているので、2人並んで使ってもゆったりしています。それぞれの作業スペースが確保でき、調理の楽しさが広がります。(HP参照)


ラクシーナの詳細はこちらからご覧いただけます。



maruさんのキッチンサイズ

全長:2550mm

奥行き:650mm

高さ:900mm


デザイン

天板:人工大理石

立ち上がり:モールテックス

ニッチタイル:リクシル/インテリアモザイク(ルンゴ)


その他

食洗機:パナソニック

水栓:三栄水栓/sutto

レンジフード:パナソニック/ほっとくリーンフード


カップボード

メーカー:パナソニック

全長:1800mm

奥行き:450mm

高さ:870mm


maruさんのコダワリ


無機質の中にも柔らかみのあるキッチン


maruさん

我が家のインテリアはグレーとホワイトを中心に設計しました。 

当然キッチンにもグレーを取り入れたくて、もともとはモルタルのキッチに憧れを抱きつつ、お手入れ等を考慮し実際はモールテックスを採用し腰壁をつくってもらいました。


コダワリのポイントとしては、モルタル感だけですと無機質な雰囲気が強く出てしまうので、L型のニッチをつくり、そこにお気に入りのタイルを貼ることで、無機質の中にも柔らかさ、ぬけ感と奥行きを出しました。


このタイルですが、よく見ると光沢感の異なるタイルが織り交じって色合いや質感が異なるんです。 

キッチン前の窓から光が刺すと少し輝きも出るのでキッチンのアクセントとしてはとても満足してます。 


参考)タイル:リクシル/インテリアモザイク(ルンゴ) 


フルフラット型と迷われましたか?


フルフラットの方がどこからも見られる分、逆に意識して常に綺麗を保てれるなどの話も聞いていました。ですが、我が家はお客様が来る時は人数も多く、料理もそんなに得意な方ではない私は、キッチンで作業している時に手元を見られるのが苦手だったので立ち上がりにしました。


立ち上がりは天板から200mmです。 

想定通り手元も隠せますし、油や水ハネも立ち上がりを超えてリビング側にいくことはまずないので安心です。


「余白」がポイントな動線設計


視覚的に広く見せる余白


maruさん

設計の段階で空間をあまり遮らないことを意識しました。 

吹き抜けはもともとマイホームの時の夢でもありましたが、約8畳ある空間では日中は太陽の陽射しがLDKに射し込み気持ちが良いです。


階段をシースルーにしたり、2階の手摺りも壁をつけていないのは空間を広く見せるためです。 

そして、キッチンの目の前にも幅1200mmほどのスペースを設けました。


このスペースは来客時にはテーブルを置いたり活躍するのですが、普段は特に何かしたり置いたりするスペースではなく正直勿体無く感じることもありますが、この余白があることによって視覚的に空間を広く見せれるようにしました。


モールテックスの腰壁とL字のニッチもこの余白があって印象が強くなったかな?と思ってます。

キッチンの目の前も庭が見え、開放感があり明るく爽やかな気分でキッチンに立つことができます。 


壁掛けテレビのデットスペース(余白)を活用


最近では壁掛けテレビの裏側を配線等で活用するようになってきましたが、この空間をどう活用するかは一つの課題ではありました。


私はマイホームを考えた時に、メインの玄関は常に靴が出ていない状態にしたかったので、脱ぎっぱなしでもわからないように家族玄関は必須と考え、壁掛けテレビの裏側をウォークスルーに設計し、玄関〜LDKまでの動線を工夫しました。


シューズクロークは約1.5畳でそこから、ウォークスルーにあがってダイニングに繋がるようになっています。ウォークスルーは約2畳で、ここには約500mm幅のハンガーポールを設置してるので羽織物をここで脱いでカバン等も置いてLDKに出てきます。


洋服に関しては、メインの服等は置いてなく、主に主人の仕事用のインナー、靴下、タオル、それと、子供の保育園のお手拭きエプロンを収納してます。


クイックルワイパーやハタキなど掃除道具もこちら。マキタの充電、ネット回線もこちら。 おむつ、洗剤等ストック関係、書類関係、文房具も収納し、大きめのパントリーの役割も果たしています。


生活感を抑えるを意識した収納


カップボード

メーカー:パナソニック

サイズ:横幅1800mm*高さ870mm


造作稼働棚

サイズ:横幅835mm*高さ天井まで


背面タイル

商品:アドヴァン/3Dモザイク

タイル面積:天板から400mmをタイルにしています。



maruさん

カップボードにはお気に入りの家電(BALUMUDAのトースター)しか置かないようにして、なるべくすっきりと生活感が出ないように、その他の家電は造作棚に置いています。


造作の可動棚は、1段のみ引き出せる様になっているので、蒸気が出る家電も大丈夫です。


カップボードの上の空間は、当初キッチンダイニングでテレビが壁掛けで見れるように、壁にテレビのアンテナ(コンセント)もつけてもらってましたが、方向性が変わったので、最近は飾り棚をDIYでつけようか考え中です。


我が家は結果的に壁掛けテレビように壁を補強していましたが、こうやって住んでみて当初のイメージと変わることも多いので、キッチンの壁は飾り棚をゆくゆく設置できるように補強しておくのも一つの方法かな?なんて思いました。


キッチン収納


基本的にはよく使うものは立てて収納し、サッと取り出せるよう家事効率を意識しています。 

キッチン下の収納はまだまだ余白があり、これから徐々に理想に近づけていけたらと思っています。 


キッチン収納ですが、引き出しの底をオプションでステンレスに変更しました。

食卓用のクイックルスプレーで汚れを拭き取ることもできますので、確かプラス1万円ほどでできますので、地味ですがオススメできます。


カップボード収納


こちらもキッチン同様にまだまだ収納スペースがありしっくりはきていません。 

ラクシーナは収納力もじゅうぶんにありますし、サイズの大きい電化製品は稼働棚へ、その他はカップボードもありますので収納量としては足りています。

日々インスタグラムも見ながら勉強中です。


maruさんのキッチに関するQ&A


普段のお手入れはどうされてますか?


天板とシンク内を片付けた後、IHや天板の作業スペースに付着した油汚れやシミはメラミンスポンジを使用して擦りとります。そのまま、シンクにも使用して捨てます。 

最後にパストリーゼで拭きあげて終了です。 

拭きあげは、scottieの洗って使えるペーパータオルを半分に切って使っています。


メラミンスポンジですが、3センチ角で売ってるものや切り取る方も多いかと思いますが、私の場合はその倍位の大きさで約3×7センチ角に切ってストックしています。 

この大きさで使用した方がスポンジ感覚でこすり甲斐があり、最後まで潰れずに使い終えて気持ちがいいのです(笑)


余談ですが、天板はホワイトなのですが、シンク内はライトグレーにしました。 やはりホワイトだと長年使っていると黄ばんでくるとショールームの方がおっしゃっていたので、少しでも目立たないようにライトグレーにしました。 ホワイトとの色の差はそんなに感じません。


モールテックスのお手入れはどうされてますか?


水に濡れたらすぐ拭く程度で特に特別なことはしていません。 

また、油ハネも拭いたら取れるコーティングも施しています。

ただ、先日油ハネがついて取れなかったので、工務店さんに確認してみます(笑)


参考)モールテックスとは


水栓のお手入れはどうされてますか?


よくオキシ漬けされる際に、水栓も一緒に漬け置きされるかと思いますが、我が家の水栓はシンクまで届きません!(笑)

ですから、無印の台とtowerのエコホルダーを駆使して漬け置きをしています。


因みに、使い勝手は満足しています。

ノズルも伸びますので、シンクの隅々まで洗い流すことができますし、高さがあるので立ち上がりがあるキッチンから少し見える感じがまた気に入ってます。


浄水器はどちらのものですか?


メーカー:eSpring



浄水器はeSpringのものを採用しました。 

こちら、設置するとなるとシンク下の収納と干渉してしまうんです。 

そこで、我が家はシンク下に収納(引き出しの出し入れ)に干渉しない所に棚を造作してもらい浄水器の本体を置くようにしました。


立ち上がりのコンセントは造作ですか?


はい、こちらは造作でjimboのスイッチになります。 

ラクシーナは標準で食洗機あたりにコンセントが付属するのですが、見た目がスッキリしないので設置せず、立ち上がりに設置した感じです。


ゴミ箱はどちらに置いてますか?


造作稼働棚の一番下に置いてます。

こちらも設計段階から決めていました。


床のタイルはどちらのものですか?


商品:東リ/ロイヤルストーン・ヘキサ(PST1219/PST1220)



実は当初は床自体無垢というよりはお手入れの面も考慮し引き板や合板とかを検討していましたが、決めた工務店さんの説明を聞く中で無垢に惹かれ我が家は1階も2階も無垢を使用しています。


ただ、水回りはやはりお手入れが大変になりますので、キッチンやサニタリーはフロアタイルを採用しました。お手入れも簡単ですし、もし汚れてもゆくゆく変えることもできますので、オススメです。


ペンダントライトはどちらのものですか?


Bivi福岡にあるKaiLE(カイル)とゆうインテリアショップで購入しました。



ダイニングテーブルはどちらのものですか?


こちらはネットでオーダーしたダイニングテーブルになります。

無垢の天板とアイアンの脚がタイプです!



いかがでしたでしょうか。


オークの無垢床、インテリアも明るめのグレーを採用することで、いわゆるモノトーンインテリアとはまた異なる世界観を感じました。


また、L字型のニッチも特に何か物を置くためではなく、空間に変化を加えるためだったりと余白の使い方がとても素敵ですし、コダワリを感じました。


maruさん、ご協力ありがとうございました!


maruさんの日用品はこちらからご覧になれます。


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今後も少しずつ、記事を更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。

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