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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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自分らしいもの選びと暮らしを楽しむためのコツ
わが家は１LDKの賃貸マンションに夫とふたり暮らし。インテリアについてはまだまだ色々と模索中で、自分の好きな感じを見つけて少しずつ変えていきたいなあと思っているところです。
今回は「賃貸マンションのリビングインテリア」についてお話します。
みさとさんの過去のコラムはこちらよりご覧いただけます。
くつろげる空間づくりをする
リビングダイニングの大きさは約１２畳。決して広くはありませんが、すっきりとくつろげる空間にしたいなあと思い、全体のインテリアを考えています。
今年に入ってから模様替えをし、窓と平行にTV台・ソファを配置しました。
以前は両方の壁際にそれぞれ置いていましたが、ソファによってダイニングテーブルのあるスペースと空間を仕切ったことで、メリハリが出ました。
夫もこの緩く区切られた、こぢんまりとした空間が好きなようで「すごくいいね」と。ここでお茶を飲みながら本を読んだりドラマを見たりしています。
狭い賃貸での暮らしは何かと制約が多く、なかなか思うようにはインテリアを楽しめませんが、こうして少し配置を変えるだけでも気分転換になります。
すっきりを目指したインテリアの工夫
インテリアに使う色はよく「３色がいい」と言われています。わが家の３色はファブリックのグレー、アイアンのブラック、そして観葉植物のグリーン。
ソファやカーテンなど面積の大きいものはグレーに。圧迫感がないし、飽きが来ず、他のどんな色とも相性がいいと思います。
部屋を広く使いたいのでローテーブルを置いていないのですが、ソファでくつろぐ時にちょっと飲み物なんかを置く場所が欲しい。そんな願いを叶えてくれたのが、ドローアラインのムーブロッドというもの。
トレーや木のテーブルなど、パーツが選べるのが嬉しいポイント。わが家でも色々と組み合わせて使っています。
天井まである突っ張り棒タイプと悩みましたが、こちらはキャスターが付いているので気軽に移動させられ、置く場所が限られないところが便利です。
ここには植物を置いたり、夜はここでキャンドルを炊いたり。リビングでくつろぐ時間がとても楽しくなりました。
リビング周辺で使うこまごまとしたものは、TV台や作りつけの収納とソファ横のかごに。なるべくものは出しっぱなしにせずにすっきりと見えるようにしています。
元々片付けが苦手なので「何もない状態＝ゴール」というのがわかりやすいし、片付けやすくて私には合っているのだと思います。
丁寧に暮らすということ
ダイニングテーブルでは在宅ワークをしていますが、部屋がすっきりしていると仕事が捗ります。
こだわりの一つは小さなものでいいのでお花を飾ること。状態を気にかけたり、水を換えたり、花が家の中にあるだけでもちょっぴり丁寧に暮らせるような気がします。
飾るセンスに自信がないので、あまり多くの雑貨は置かないようにしています。飾るときはなんとなく三角を意識してものを配置するようにしています。
テーブルと二等辺三角形になるよう、壁にフレームを飾ることで安定した印象に。こういったインテリアのルールを少し意識するとまとまりのある空間になるような気がしています。
何も入れなくてもサマになるこちらの一輪挿しは和田麻美子さんのもの。ドライフラワーを気分に合わせ入れ替えて楽しんでいます。
ムーべのフレームには季節の絵が入ったカレンダーを入れて。ピンはBLASSの真鍮のもの。
お部屋づくりで心がけているのは「目に見えるものは自分が心地いいと感じるものにする」ということ。一つ一つは小さな部分でも、こういうところを少しずつお気に入りのものにしていくのが、小さなこだわりです。
以前はおしゃれな家を何とか真似ようと、自分の好きなものが分からなまま雑貨を買い集め、ごちゃごちゃしてしまったこともありました。
今は無理につくり込もうとせず、自然と好きなものが集まっていけばいいなあと思いながら、心地よい空間を目指してインテリアを楽しんでいます。
限られた空間や間取りの中で、いつも新鮮な気分で暮らすというのは中々難しいもの。特に賃貸では制約もあって自由度が少なくて悩んでいるという方も多いのではないでしょうか？
みさとさんはそんな賃貸インテリアを大きく変えるのではなく、少しずつお気に入りを増やしながら楽しむことで暮らしの中に楽しみを見つけているところが素敵ですね。
模様替えは私も「趣味」と言っていいほど大好きですので、みさとさんの新しい家具の配置を見て「こんな風に置いたらいいな〜」とワクワクしました。広く見せるには壁沿いに家具などを置いた方が使える空間は増えますが、あえてソファで緩く区切ることで生活する場所とくつろぎの場所とのゾーニングができて、特に在宅ワークの時などはメリハリがあってとてもいいですね。
賃貸でもインテリアを楽しみたいという思いから小さな部分にも目を向け、自分らしいもの選びをすることで日々の生活の満足度も上がるのだと思いました。
みさとさん、ありがとうございました！
（編集：megu）
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