【暮らしのインテリア】作業台や収納場所として大活躍!こだわりの詰まったキッチンカウンター。キッチン後編〜20年間住む賃貸アパートを慈しむ暮らし(cafe202_homeさん)

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空間のほどよい間仕切りや、インテリアのポイントにもなる存在感


執筆者:kanata(@cafe202_home)さん


3回目となる今回は、備え付けのキッチンDIYと収納についてお話した前回のコラム(キッチン前編)に続いて、キッチン後編です。


こだわりのたくさん詰まったキッチンカウンターの全貌を詳しく紹介できればと思います。


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 カウンターのつくりと役割


キッチンカウンターは、作業台やキッチンと通路との間仕切りも兼ねています。


収めたい物を全て収めた上で、キッチン側には2人でもスムーズに作業できるスペースを確保しつつ、通路幅も確保できるよう、何度も検討した結果、今の形に落ち着きました。


L字に組んで、コンロ側の壁の凹み部分もカウンターや収納として使えるようにしたので安定性も増しました。


上部には壁面飾り棚も設置。アイアンのフレームを棚側に固定しているので、賃貸でも問題ありません。


上段の奥行きが浅い棚は見せる収納として、あまり物を置きすぎないように気をつけています。古い給湯パネルにはウッドカバーを付けて馴染ませました。


突き当たりにある、引き出しやワイヤーカゴの収納


突き当たりの最下段にはブレットBOXを置いてカップラーメンや袋ラーメンのストック、夫がお昼に持って行く無洗米、玉ねぎやじゃがいもなど冷蔵庫に入れない根菜類を置いています。


上側に3つ並んだ、指をかける穴のあいた引き出しには、あまり見せたくない物をざっくりと(笑)


一番右のキッチン本体に近い引き出しは乾物やレトルト、調味料のストックなどを。真ん中の引き出しはティーパックやコーヒーフィルター、ミルク、シュガー、ホイッパーなど、飲み物関係の物を。


一番左側のカウンター側にある引き出しは、薬箱として使っていて、引き出しごと持ち運べるので便利です。 


ワイヤーのカゴにも入れる物を決めていて、こちらは完全に隠す収納ではないので、それなりに見えるように気をつけています(笑)


キッチンカウンターの収納


壁と垂直になっているカウンターの一番奥は、オーブンレンジと無印のゴミ箱×3がちょうど収まるように奥行きが深くなっていて、通路側にはパンチングボードを貼って目隠ししています。


実はこのパンチングボードの一部は取り外せるようにしていて、バリスタやペンダントライト、オーブンレンジなどの配線をまとめています。あいている空間に棚をつけて収納としても使えるようにしたいなぁと、夫には打診中(笑)


オーブンレンジの上にはトレー式の引き出しをつけてもらって、ランチョンマットを収納。上の写真ではわかりやすいように、トレー式の収納とゴミ箱を引き出しました。その間がオーブンレンジです。 


カウンターの一番手前には無印良品の硬質パルプの引き出しを入れて、カトラリーケースとして使っています。その下にはカッティングボードやトレー、料理本など背の高い物を収納しました。


取り出しやすい食器の収納


食器棚のないわが家。


前回のコラムでご紹介したシンク上部のガラス戸棚に、湯呑みやマグカップ、C&Sなどの飲み物関係の器を、大皿や予備の食器は一部コンロ下に収納しています。


それ以外は、日常使いの食器のほとんどをこのカウンター下に集合させました。


食器は、仕切り板や引っ掛け式のラックなどを使いながら、取り出しやすく、効率的に収納できるよう工夫しました。よく使う食器は取りやすい所に置いたり、重い鍋やお米などは下の段に収納したり。 


オープン収納なので見た目にもスッキリ見えるように、素材や色でまとめたり、通路側にはお気に入りを飾るように並べたり、気分で入れ替えて楽しんだりもしています。


埃が気になりませんか?という質問もよくいただきますが、もちろん埃はたまります(笑)。マメな方ではないので普段は見て見ないふりをして、気が向いた時に全出し拭き掃除をしてリセットしています。


そんな適当なわたしですが、毎日のように使う器は埃もたまらないし、わが家はずっとこのスタイル。使う前にさっと洗ったり拭いたりするのが習慣になっていて、特に苦には感じておらず、これからもそこは変わらないかなと思っています。


カウンタートップは夫の知り合いの左官屋さんにお願いして塗ってもらった、憧れのモールテックス。とても気に入っています。  


夜にペンダントライトをつけたカウンター周りの雰囲気が大好きで、ここでコーヒーを淹れながらぼんやりと眺めて過ごすのがわたしの至福の時間。


2回に分けて紹介したわが家のキッチン、いかがでしたでしょうか。次回はわが家で一番変化の大きいダイニングについてお話いたします。楽しみにしていただけると嬉しいです。



kanataさんのキッチンの要と言えるキッチンカウンター。今回も素敵なイラスト付きで、そのつくりから収納まで全貌が明らかになりました。想像していた以上に収納量がありますね。


収納グッズが木製の引き出し、ワイヤーカゴ、硬質パルプと様々あるので単調にならず、しかしながら絶妙なバランスでまとまりを感じます。


上部の棚は、高さはありながら奥行きが浅いので圧迫感も感じません。壁を傷つけないように配慮されているのも嬉しいポイントです。


給湯パネルのウッドカバーやトレー式にランチョンマットを収納するなど、細かなところにまで手が届くのはDIYならではですね。モールテックスのトップや照明も素敵でした。


kanataさん、ありがとうございました!

(編集:kaori)


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