【暮らしのインテリア】自分たちが建てたい家とは何か。理想を共有し実現させるためにしたこと〜夫婦ふたりの平屋暮らし(mhome0811さん)

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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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コラム執筆者のご紹介


今回からコラムがスタートするのは、利便性がありつつ自然も感じられる土地に佇むグレーのモダンな平屋にお住まいの@mhome0811 (以下、ma-na)さんです。


ワンルームを緩く区切ったシンプルで落ち着いた空間の中に、妥協せず選び抜いたこだわりのインテリアが目を惹きつけます。


初回は家を建てるまでの道のりや、理想の家づくりを実現するために心掛けたことなどを中心にお話いただいています。 それではma-naさん、よろしくお願いします。


はじめに自己紹介


はじめまして! ma-naと申します。山登りと釣り、旅行が好きな夫と、趣味と言っていいのかわかりませんが、休日はつくり置きに没頭している私の夫婦ふたり、グレーの平屋で暮らしています。


この度コラム執筆のお話しをいただき、無知なことだらけな私がはじめた家づくりと、住み始めてから2年経った平屋での暮らしについてお話していきます。


私たちの経験が、どなたかの参考になれば嬉しいです。よろしくお願いします。


得意分野を夫婦で分担し、納得感のある家づくりをする


まずは「知ること」から始めてみる


「いつかは家を建てる。」と言いながら、中々進んでいかなかった私たちの家づくり。


まず最初の一歩として数年前にハウジングサイトのモデルルームを見て回ったのが最初の一歩でした。その当時はまだ家を建てるということを漠然としか考えておらず、モデルルームの中でも自由度の高いハウスメーカーか工務店がいいなと思っていたくらい。


そしてそれから特に進展はなく月日は流れていったのですが、夫の希望で急遽「家を建てて引っ越そう!」となり、いよいよ本格的に私たちの家づくりがスターしました。


夫は知らないことがあれば調べないと気がすまないタイプ。家づくりのありとあらゆることを調べ、その知識は担当の営業さんより詳しくなるほど。とても頼りになる存在だったので、まだまだ家づくりに対してスイッチが入っていなかった私は土地探しと工務店選びを全て夫に任せていました。


色々と調べていくうちに大手ハウスメーカーは広告費などを上乗せした金額になるということから、私たちは工務店を中心に探すことに。


条件を明確にし挑んだ土地探し


当時勤めていた職場をお互い辞めるつもりでいたので、県内で夫が通勤しやすい場所、家にお金をかけるために土地の値段はなるべく抑えるということを念頭に土地探しをしました。


夫がほどほどな価格の土地をネットで調べ、地図上にチェックした箇所を一気に見て回るという方法で探していったのですが、やはりそこはほどほどな価格ならではの土地...。どれもお手頃なのにはそれなりの理由があるのかとなり、また一から探し直すことに。


家は老後を考えて平屋がいいという私の意見に、夫からは「それなら土地は100坪で建坪は30坪くらいの平屋はどうか?」と提案がありましたが、数字が苦手な私はそう言われてもまだこの段階ではピンときませんでした(笑)


落胆した土地探しの次の日には夫がピックアップした工務店の中から2社の打合せに行くことになっており、事前に「打合せまでに色々調べておいてね。」と夫に言われていたので、SNSなどからビビッときたリノベーションされた方のワンルームをイメージとして提案しました。


打ち合せ中の堅いお話は全て夫にお任せし、1社は土地から、もう1社は間取りからという形で初回の打合せは終了。


他の工務店をとも考えましたが、夫にはいつまでに引越したいという明確な希望があったので、候補は増やさずにこの2社から工務店を決めようとなりました。


私たちは工務店選びと並行して土地も見つけなければなりませんでした。そこで夫が目をつけたのが情報誌に載っていた団地。


以前見て回った土地よりも価格は倍近くしますが「この団地の雰囲気がいいと思う 。」と夫の意見もあり、翌週その団地を見に行くことに。


団地内は景観を損なわないように整備されていて、電柱もなく夫の勤務地を市外にしても通勤しやすく、明らかに今まで見た土地の中でも一番良いと思える土地。


旅行好きな夫からしたら新幹線の駅がすぐ近くにあるのも嬉しいし、団地内の下にはバス停もあって利便性もバッチリ。


私は家の周りには畑ばかりで信号も一つしかない、コンビニもないような海が見下ろせる田舎で育ったので、 お隣さんとの境界がぎゅうぎゅうなのには抵抗がありました。


この土地は境界にもゆとりがあって西側の片面は緑が見えるという立地の良さが決め手となり、即購入に至りました!


運命の工務店との出会い


工務店を決める際に重要視したのは、いかに私たちの気持ちや意見を尊重してくれるかということ。


2社のうち採用しなかった工務店との打合せで、まずは土地を購入したと伝えると、設計士さんが完璧に私のイメージしたワンルームを落とし込んでくれた間取りが出来上がっていましたが、初回の打合せの時からこちらへの対応に少し違和感を感じていました。


その完璧な間取りこそ、その工務店の設計士さんの理想のイメージなのかもしれませんが、ここはタイル貼りにしてワークスペースはここと、最初から完璧に仕上がっていて私たちの意見など必要としていない感じ...。


その後もこちらからの提案はことごとく受け入れてもらえず、私たちの想いが全く伝えられないようでは理想の家は建てられないと、結局お断りすることに。


最終的にお願いすることにした工務店は、ものづくりが大好きな社長が担当者。 常に私たちのイメージを汲み取ろうとしてくれ、絶対にダメと言わず「やってみましょう! 」と前向きに考えてくださるような方でした。


良い意味で社長らしくない方だったので、私たちのあーでもないこーでもないや「あれがいい、やっぱりこっちかな?」といったわがままも言いやすく、本音で打ち合わせが出来てとても有り難かったです。


時には忙しすぎて「前回の打合せでの話を忘れてる?」なんてこともあるのですが、家づくりを施主と一緒にしたり自ら率先して作業もしてくれたり、憎めない社長なんです(笑)


家づくりを経験してみて欠かせないと思うのは、理想の土地はもちろん、理想の家を一緒につくってくれる工務店選びができるかどうかということ。


素材にもこだわった家づくりが出来る上に、大手ハウスメーカーなどと比べてとても良心的で納得のいく価格だったことや、社長の人柄の良さがこの工務店を選ぶ決め手となりました。


いざ、家づくり。暮らしのはじまり


とてもオシャレで本物思考な施主さんの完成見学会に行ったのは、ちょうど私がイメージする黒格子がなかなか見つけれず「既製のものだとまた少しイメージと違うけれど仕方ないのかも。」と悩んでいた頃。


その見学会で造作の木の格子などを見て「ほんの少しでも自分のイメージするものがあるのなら共有してくれたほうがこちらもイメージしやすい!」 と設計士さんからアドバイスをいただいたこともあり「やはり自分の直感を信じて妥協せずに探してみよう!」と家づくりスイッチが更に加速していきました。 


そして夫が引越したいと希望していた4月よりも2ヵ月早く新居が完成し、そこから4週末は完成見学会を行い3月末には私が先行して引越し。4月からは夫も仕事を辞めていよいよ一緒にこの家での暮らしが始まったのです。


外構は親にお願いする予定でしたがやはり工務店にお願いしようとなり、家づくりが終わって住み始めてから外構工事をしました。


夫は仕事を辞めたら 「1年かけてゆっくり旅行をしたい。」と言っていましたし、私も新しい土地で右も左もわからないので、生活が落ち着いたら新しく仕事でも探そうかなと思っていました。


しかし今の状況では簡単に旅行に行けなくなってしまい、5ヶ月で夫は仕事を再開し、私は仕事を辞めずに通勤時間におよそ片道2時間かけて通うことに。そのため、休日は食事のつくり置きが必須となっているのです。


この点は少し想定外ではありましたが、家づくりはとても満足のいくものになりました。次回のコラムでは、具体的に家づくりでやって良かったことや採用したものについてお話していきたいと思います。



家づくりのきっかけは人それぞれで、様々なエピソードがあると思います。何年も計画を練ってやっと着手したという方もいらっしゃる一方で、案外「その時は突然やってきた」という方も多い印象があります。大きな決断が必要な家を建てるという一大イベント、やはりタイミングって大事ですよね。


ma-naさんご夫婦にも突然訪れたそのタイミング。ご主人のプロ顔負けの知識とその行動力が家づくりをどんどん良い方向へ進め、ma-naさんの良いものを選びぬく審美眼が満足度の高い家づくりを実現させました。お二人それぞれの得意分野を活かし、共有したり頼ったりしながら家づくりをしたからこそ今の快適な暮らしがあるのですね。


そしてもう一つ大事なのが「出会いを逃さない」ということだと思います。こうでないとダメだといった固定観念に囚われず広い視野で探したり、その時の自分の直感を信じてみたり。人との良い出会いを逃さないで妥協せずに好きを追求していくというのも大切ですよね。一緒に悩んで寄り添ってくれる社長さんとの出会いもお二人の家づくりへの想いが引き寄せた運命なのかもしれません。


次回コラムでは、素材にまでこだわった家づくりについて詳細をお話していただけるとのこと、今からとても楽しみです♪


ma-naさん、ありがとうございました!


(編集:megu)


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