「家事を楽しみながら暮らす」裏には計算された家事動線があった。__mamigram___さんのサニタリーを探索!【トクラス TOTO サンルーム】

キッチンの奥に繋がる動線の秘密に迫ります


以前キッチンについてご紹介させていただいた__mamigram___(以下、マミさん)さんのサニタリー・普段の家事動線についてご紹介していきます。


毎日食卓に並ぶ素敵な料理やお手入れの行き届いたキッチンリセット、その背景にはマミさんのライフスタイルにあった動線設計がありました。


インスタグラムではほとんど公開されていない、サンルームや家事動線についてお話はとても参考になる内容ばかりですので、ぜひご覧ください。


マミさんのキッチンに関する記事はこちらです。


(※記事の中での規格は建築時のものです。現在の最新の規格はメーカーの商品ページ等をご参照いただけますと幸いです。)


メーカー:トクラス/TOTO(サザナ)


洗面台:トクラス/AFFETTO(セレクトボウルタイプ)

毎日使う洗面化粧台ですが、その使い方はさまざまです。洗面化粧台でお化粧をする方、趣味を楽しむ方、お客様を招く機会の多い方・・・アフェット・セレクトボウルタイプなら、ライフスタイルに合わせて形状やカラーが選べます(HP参照)


トクラス(AFFETTO)の詳細はこちらからご覧いただけます。


マミさんの洗面台のサイズ

全長(幅):1500mm

※内訳:750mm、300mm、450mmの棚+300mmのキャビネット

奥行:約550mm


デザイン

鏡:ハウスメーカー施工

壁面タイル:名古屋モザイク/アルドワーズ(RX-P3821)


お風呂:TOTO/サザナ

冬でも足元の寒さを感じさせない「ほっカラリ床」が特徴のサザナ。 排水性(水はけ)もよく、翌朝にはカラっと乾きます。 ほっカラリ床のPR動画もぜひ参考にしてください。


TOTO(サザナ)の詳細はこちらよりご覧いただけます。


マミさんのお風呂サイズ

広さ:1坪

浴槽:1717サイズ


収納量とサイズ感がポイント


マミさん 

洗面台は大人二人が同時に使ってもお互い邪魔に感じないようなサイズ感を希望していました。そうするとサイズとしては幅1500mmくらいの大きさが必要でしたが、大手メーカーの商品でこのサイズを規格品で揃えているトクラスを選択しました(2014年当時)。


もちろん他のメーカーでも同じサイズは販売されているのですが、上位モデルの特注サイズになってしまい、価格も倍に膨らむため諦めた面もあります。


鏡は三面鏡や収納付き開閉タイプではなく、一面の大きなものを設置したかったので、ハウスメーカーさんに施工していただきました。


共働きの我が家では、洗面台を使用する時間帯が重複するケースが多いですが、希望通りお互い邪魔に感じることなく身支度ができるので満足しています。


また、洗面台横に300mm幅のキャビネットをつけてもらいました。これにより収納量が増えかなりのスペースを確保することができました。お風呂、洗面室に関するものは全てここに収めています。 


サザナも満足しています


キッチンやそのほかの場所と比較しますと、お風呂の優先順位は低かったです。特にコダワリはなく、ハウスメーカーに勧められるがままTOTOのサザナにしました。


ですが、妥協したな~、こうした方がよかったかな~とはあまり感じていません。 totoの浴槽はお湯も冷めにくく、ほっカラリ床は柔らかくて小さいこどもも安心ですし、水捌けもいいので湿気がたまりにくいように感じます。


ちょっとした後悔ポイント


後悔している点が一つだけあります。それは洗面台のコンセントの位置です。


当初、洗面ボウルを向かって左側にするか、右側にするかを選択する際、洗面所のドアを開けてすぐ手が洗えた方がいいということで左側を選択しました。必然的にタオルバーは左に、300mmの収納棚はお風呂がある右側に設置することになりました。


これらの条件を元に、コンセントは電気工事の関係上、洗面ボウルのある左側に設置されることになりました。実際住んでみると、これがとても使いにくいんです。。


理由は、洗面ボウル付近にはソープボトルや歯ブラシスタンドがあり、ドライヤーやヘアアイロンを使用する時にコードに引っかかり倒れることがしばしば起こります。これがプチストレスに(笑)


打合せの時にもう少し検討するべきだったなと思います。

なかなか洗面台のコンセントまで気を配ることって難しいですが、手洗い・うがい、入浴、ドライヤーなど、普段の生活をイメージしてみることをオススメします。


私のライフスタイルに合った動線設計


自分が一番動く場所だからこそ「直線」が楽


マミさん 

我が家のお風呂→洗面室→サンルーム(洗濯機はここ)→キッチンは、全て1階にあり、直線で繋がっています。


・お風呂側からの眺め(奥にキッチンがあります)


・キッチンからの眺め


さらに、リビング側に入り口があるファミリークロークを、サンルームに繋げ、そちらからも開けられるように設計してもらいました。(仕切り板とハンガーラックを設置していますが、取り外しできるので暮らし方に合わせてカスタマイズ可能です。)


こうすることで、 洗濯機から出した洗濯物をサンルームに干す→乾いたらファミリークロークへハンガーに吊るしたまま仕舞うことが出来ます。靴下やハンカチは無印のソフトボックスへ、 下着、タオル類は洗面室の棚へ仕舞っています。


間取り図はお見せできないのですが、サンルームを中心に、左に行けばキッチンがあり、右に行くと洗面所とお風呂があり、そして後ろにはファミリークローゼットへと繋がる設計です。 

そして、手前は日差しが差し込むのでとても明るい場所でもあります。


私の一日をシミュレーション


具体的に私の一日を書いてみますね。


◯朝 

朝は起きたら洗面室で身支度をしつつ、隣にサンルームがあり、夜干した洗濯物を取り込みながら、隣のキッチンで朝食やお弁当の準備をします。そして自分の着替えもサンルームに繋がっているクロークにて済ませられます。


このドタバタ感伝わりますでしょうか(笑) 

私は朝も夜も、この真っ直ぐな動線内をうろちょろしているので、サンルーム側にあるファミリークローク部分のハンガーラックには主にわたしの洋服を、リビング側の入り口付近には主人の洋服を収納しています。


◯夜 

帰宅したら洗面室で手を洗い、サンルームに隣接したクロークに鞄を片付け、キッチンで夜ご飯の支度を始めます。 

キッチンのリセットと同時に洗濯機を回し、サンルームへ干して翌日を迎える流れになります。


この動線、とてもオススメです。他の御宅の動線と比べても、最短距離じゃないかなと思います(笑)


我が家は玄関側から見て左に和室、右にトイレと洗面室への入り口があります。 こどものオムツや着替えなどは和室にあるので、お風呂場からのアクセスもいいです。


こんなプランでも良かったなぁと思う番外編!


これだけオススメと熱く語りましたが、もちろん「直線」の動線にも気になる(デメリット)点はあります。それは、動線の中心にサンルームがあることです。


最大のメリットが、最大のデメリットにもなりうるとでも言うのでしょうか(笑)先述した通り本当に便利なのですが、キッチン側からサンルームが少し見えてしまいます。


そうです、干している洗濯物や勝手口がチラっと見えてしまうのです。


普段家事の最中はキッチン〜サンルーム間、サンルーム〜洗面室の間の扉は開けっ放しにして生活しているだけであって、来客時には扉を閉めれば良いだけなんですが、ふと開け閉めした際に見えてしまうのは気になる点ではあります。


実は家を建てる当初、設計士さんから提案されたのは、キッチンの後ろに広めのパントリースペース兼サンルーム(勝手口もここ)の部屋を設けるプランだったんです。


そうするることで生活感の出るサニタリースペースをまるっと後ろに隠すことが出来るし、そこに用事のある人にしか見えないので、そのプランも魅力的だったかなと今になって思うことはあります。 


とは言え、今の間取りとはキッチンや洗面室の場所が違うので、実際住んで見たときに本当にオススメできる間取りだったかはわかりません。


マミさんのサニタリーに関するQ&A


普段のお手入れはどのようにされていますか?


◯洗面台 

1週間に1度程度のペースでウタマロクリーナーの泡タイプのものを使って掃除しています。 洗面ボウルも天板部分も一気に掃除できるので楽です。 

朝少し余裕があるときにも洗面台をリセットしたりしています。


水栓はすぐに水気を拭き取れるよう、マイクロファイバークロスをそばに置いてあります。一日の終わりに手洗いして、隣のサンルームで干しています。


◯お風呂

お風呂は最後に入った人(大体私です)が軽くリセットをするようにしています。


流れは、浴槽はスポンジで軽く擦ります。壁、浴槽、床に熱いシャワーをかけてから、冷水シャワーをします。これを行うだけでカビ予防になったりします。


排水口はぬめりが発生しやすい場所ですので、外せるパーツは全て外してぬめりを取り除いています。


その後、スクイージーで壁、浴槽、床の水気を取り、鏡、シャワーヘッドや水栓周りをタオルで拭いて、最後にシャンプーボトル等をタオルで拭き取り、カゴに入れて洗面室の棚へしまっています。


この一連の流れの所要時間は5分程度です。


水回りは汚れているとそれだけで掃除への意欲が下がってしまいます。面倒がらずに少しだけ頑張ってこまめに掃除をすることが、一番私には合ってるやりかたかなと思っています。


因みに、排水口を覆っているカバーは最初から外しています。

排水口がフルオープン(笑)だと掃除へのやる気スイッチが入りやすいですし、カバーの裏側にできるカビが苦手だったりします。

お風呂の蓋も同様で、お手入れが大変ですので使用していません。


月に一度、防カビ燻煙剤を使用しています。


また、お風呂リセットをしていると、カビの発生ほぼゼロ!なので、週に一度、ウタマロクリーナーを浴槽、壁、床に吹きかけて、しばらく置いてからスポンジで軽く磨いて洗い流しています。


収納で意識されてることはありますか?


キッチンの記事の時も書きましたが、綺麗に整理収納が得意なタイプではありません。

ですから、取り出しやすさと仕舞いやすさ、よく使うものはパッとみて分かるような普段使う実用性を意識した収納を心掛けています。


主人も私も洗面台で身支度を済ませるので、同時に立っても準備が出来るよう、夫のものと私のものが入っている引出しは間を空けて収納しています。


洗面所にはどのような物を収納されてますか?


ドライヤー、ヘアアイロン、主人の身支度セット、バスタオル、フェイスタオル、 掃除用品、洗濯用洗剤、ゴミ箱、シャンプーなどのストック、下着類、私の化粧品などを収納しています。


サンルーム中心にホコリとかって溜まりやすいですか?


サンルームにロボット掃除機とダイソンの充電スペースがあり、洗濯機横にクイックルワイパーや箒などの掃除クッズを吊るしてあるので、ここを拠点にすぐに掃除ができるようになっています。


実際ホコリなんですが、正直あまり溜まりません。。。 

ほかの方と比較はできないのですが、寧ろ階段の方が溜まりやすいです。 

洗濯物の量なのかわかりませんが、ただ掃除用品を揃えておくと、気になった時にサッと掃除できるので、基本ホコリが目立つようなことはありません。


普段使われている洗剤とかご紹介いただけますか?


・SONETTのナチュラルウォッシュリキッド 

ラベンダーの香りが心地よく、生地の質感を傷めることなく洗ってくれます。


・普通の洗濯洗剤は緑の魔女


どちらもサラサデザインのランドリーボトル750mlに移し替えています。


こどもの食べこぼしの汚れや靴下などは、バケツに50度くらいのお湯を張り、酸素系漂白剤を入れたところに漬け置きしてから洗っています。


洗面室での身支度、冬場は寒くないですか?


我が家の洗面室&サンルームには床暖房を設置しているので(1階は廊下以外に設置)、朝起きて洗面室でヒヤっとすることはないですし、お風呂上りも暖かいです。


梅雨の時期や冬、天気の悪い日に室内干しで洗濯物は乾きますか?


サンルームも同様、床暖房が入っていたり、冬は乾燥もしますのであっという間に洗濯物が乾きます。梅雨の時期は除湿機を置き稼働させていれば基本乾いてしまいます。


いかがでしたでしょうか。


動線部分は読みながらあ〜確かに便利だなと思いました。間取りには一長一短あると思いますが家事動線は極力短い方が効率は上がりますよね。


また、朝晩の家事の流れを見ても本当にドタバタの中無駄を省きたいという想いも感じ取れます。 

それにしても、お風呂リセット一つとっても手際の良さも伝わりますし、自分なりのやり方をみつけ、毎日コツコツ積み上げていく大切さも共感できる内容でした。


マミさん、ご協力ありがとうございました!


マミさんの料理で使う小物も素敵なものばかりです。

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マミさんのキッチンに関する記事はこちら


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