いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。
「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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コラム執筆者のご紹介
今回からコラムがスタートするのは、ナチュラルな木の温もりと北欧家具や小物使いがとても素敵なおうちにお住まいの@eri_____710(以下、eri)さんです。
初回は家を建てるまでの道のりや、理想の家づくりを実現するために心掛けたことなどを中心にお話いただいています。 それではeriさん、よろしくお願いします。
はじめに自己紹介
はじめまして! 北海道に住むeriと申します。
家づくりを考えるようになる前から見ていたムクリさん。特に家づくりのコラムが好きで、素敵なおうちを見てはそこにいるかのように想像を膨らませて幸せな気分になっていました。 今回コラムを連載することになり、こんな嬉しいことはありません。
以前の私がそうであったように、これから家づくりをされる方がワクワクするようなコラムにしていけたらと思っています。よろしくお願いします。
暮らしを楽しむために。何もわからないところからのスタート
家とは何か?を考える
今から6年前、長男が生まれたのと同時に 「家ってどうあるべきなのだろう」と考え始めました。
私は家とは暮らしであり「日々の物語の場所」だと思っています。
我が家の間取りはとてもシンプル。一階はリビングダイニングともう一つ部屋が繋がっているつくりになっています。
来客時大人たちはダイニングでたこ焼きしたりお話をしたりしながら、子どもたちが遊ぶ様子を見守る。そんな大切な仲間たちとゆっくりと楽しむことができて、シンプルに楽しい家をモットーに家づくりをしました。
暮らしを楽しむために建てたこの家も、我が家の大切な“一員”なのです。
イメージの擦り合わせで見えてきた夫婦の理想
新婚当初二人とも若かったこともあり、何の知識もなく工務店やハウスメーカーの教えてくださる話をただただ聞くばかりだった私たち(笑)
そこで、二人でオープンハウスを巡るうえで「どんな家に住みたいのか」と「間取りで譲れない点」を出して理想を語り合いました。
夫婦の話し合いで出た意見は3つ
・暖かくて温もりを感じる家がいい
・木の家がいい
・シンプルな間取りであること
これが大きな決まり事3点セットになり、そこから家のイメージもどんどん膨らんでいきました。
そこからはホームメーカーや工務店、市内のモデルハウスやオープンハウスを家族でひたすら巡る旅が始まりました。
オープンハウスや工務店の方とのお話が終わった後は、夫婦でとにかく良かった点と悪かった点のディスカッション。お互いの意見を出し合うことで方向性が見えてきました。
もちろん最初は漠然と「WICがあるのがいいよね」「壁紙は色付きもいいよね」なんて意見ばかりでしたが、何軒かオープンハウスを巡っていくうちに、「玄関と靴箱やパントリーまでがひと繋がりだと仕事柄も便利じゃないか」「木の家は暖かくていい」などと具体的なイメージが持てるように。
そしてその点と点を繋げていくうちに、今の工務店にたどり着いたのです。私たちが選んだのは木の家づくりをしている地元の工務店。
担当さんと話も合い、ようやくここで家づくりのスタート地点に立つことができました。
土地探しについては見つかるまでに時間がかかるかなとも思っていましたが、住みたい地区が明確に決まっていたことや田舎ということもあってか、すんなり決まりました。
縦長で小さい土地ではあったものの、車3台分と物置が置けるなど、スペースも充分。夫が早朝仕事に行くこともあり、移動はほぼ車なので職場に近い地区を中心に探し、現在我が家が建つ土地に出会いました。
情報を取りに行く
家づくりの情報収集はもっぱらInstagramで。インテリアやお掃除、収納など夜な夜な見ていたことを覚えています。ムクリさんとの出会いもその頃で、毎日寝る前には必ずコラムを読むのが日課でした。
素敵なお家を見ていると心がとても落ち着いて、妊娠中だったこともあってかそんな時間が私にとっての癒しでした。
そしていいなと思った情報はすぐに保存。ノートなどはズボラなのでら作らずに(笑) スマホのスクショでマイホームフォルダをつくり、そこに理想の洗面台や間取り、インテリア画像などを入れていきました。
「終の住処」として今もこれからも暮らしやすい家を
我が家はこれから先、最終的に私か夫どちらかが一人になるかもしれない老後のことも想定して家づくりをしました。
子どもたちに家を譲れるのであればそれはそれでいいのですが、お互い高齢になってもし一人暮らしをするとしたら、移動しやすくわかりやすい間取りがいいなと思い、一階は縦長で全体が見渡せる間取りを採用しました。
二階も寝室以外の壁を抜くと、全てが見渡せるつくりになっています。
窓も対角線上に配置して風の通りを良くするなど、過ごしやすさにも気を付けて考えました。長く最後まで住むからこそより良く、シンプルに過ごしやすい間取りや収納の仕組み、家具の配置などを考えて。
いずれ子どもたちが巣立つ時がきて生活スタイルが変わっても、住みやすい家になるように日々暮らしやすさを研究中です。
まっさらな状態から始まったeriさんの家づくりは「私たちが考える家とはなんだろう?」とイメージを膨らませ、素敵な家づくりのお手本を眺めながら少しずつ自分の好きなもの・やりたいことを集めていった積み重ねの集大成。
老後のことを考えてずっと住む家だからこそシンプルに、その中でも好きなことは忘れない。そんな好きなものやことがたくさん詰まった家づくりの様子、次回も楽しみです〜♪
eriさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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