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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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インテリアも楽しみながら猫と暮らすためにしたこと
前回のコラムでは「快適な生活動線」をどう確保するか、建築時や暮らしてみてからの工夫についてお話していただきました。
今回のコラムでは、のりすけさんご家族の愛猫・あんずさん(2歳♀)との暮らしについてお話していただきました。
のりすけさんの前回までのコラムはこちら
猫をお迎えするにあたりしたこと
もともと嫁が生き物の世話が好きな人でして、今までハムスターやカメ、金魚、ザリガニなど賃貸で飼育できそうなものはしていたのですが、犬猫は飼ったことがありませんでした。
そんな嫁が家を建てて1年目くらいに「死ぬまでに一度は猫を飼いたい。」と言いだしたのがきっかけに。
そこで、猫との暮らしについてネットで調べてみると
・爪とぎで家が傷む
・トイレ問題
・家を空ける日数に制限がかかる
・餌代が嵩む
など、どうしても大変なイメージが先行してしまい私の方が不安だったので、すぐにお迎えしようという感じにはならず。ペットショップに行くでもなく特に行動を起こしませんでした。
そんな感じで過ごしてたところ、嫁が近所のホームセンターの中にあるペットショップに立ち寄った時に「気になる子がいた!」と言ってきたのが“あんず”でした。
それでも夫婦ともに日々のお世話のことを考えるとやはりそこは慎重になってしまい、すぐお迎えするには至らず。それからはホームセンターに立ち寄るたびに「まだいるかな?」という感じで3回くらい見に行ったと思います。
私たち的にはすごくかわいかったのですがあまり人気がなかったのか、他の子がドンドン入れ替わっていく中でもあんずはずっと残っていて。
最後の方は「私たちがお迎えしないと!」みたいな使命感とか勢いもあり、ついにお迎えすることに決め、家族会議をすることに。
生き物がちょっぴり苦手な長男が少し嫌がりましたが、そこは3対1の多数決で渋々納得してもらいました。
トイレの場所や飼育ケージの置き場所などを相談し、今まで不安に感じていたことも「ある程度は家が傷んでも仕方ないし、気にしない。」と覚悟を決めたのです。
そうした気持ちの問題が解決すると、すごく小さい子どもがいるわけでもないですし、夫婦ともほとんど家にいるので受け入れやすい環境ではあったのかなと思います。
そしてお迎え後は、あんなに渋っていた長男が一番デレるというテンプレートでした。
インテリアで工夫している点
ずっと見えるところに置いている猫のお家や爪とぎなどは、色であったり素材であったり、インテリアに馴染むようなものを選ぶようにしています。
ペットショップだと中々思うようなものに出会えないので、ネットのインテリアショップで買うことの方が多いです。
トイレやご飯はリビングから見えないキッチンとパントリーに置いていて、シンプルで手入れがしやすそうなものを使っています。
一方、猫じゃらしなどのおもちゃやグルーミング用のブラシなどのケアグッズは、ペットショップで良さそうなものを実際に手に取ってみて、デザインよりもあんずが好きそうか、嫌じゃないかを優先して選ぶようにしています。
そしてすぐに遊べるように、リビングのチェストのかごに猫グッズをまとめて収納しています。
新しく設けた居場所
我が家には一階に掃き出し窓がありません。それ故、あんずは2階の腰窓からよく外を眺めていました。
膝から上の高さにジャンプできないため、近くに置いている低めの家具を利用して腰窓まで登っていたのですが、 模様替えをしたことでその腰窓に自分で登れなくなってしまいました。
そこであんずが外を見られる場所をつくるべく、窓まで行けるようなキャットウォークをつけようと思い立ち、準備をすすめていきました。
市販のキャットウォークでもよかったのですが、ちょうど天窓の下に棚をつけたいと思っていたところだったので、どうせなら同じ雰囲気になるように全てDIYすることに。
造作棚のようにスッキリした感じにしたかったので方法を探したところ「隠し棚受け」の金具があることを知り、採用を決めました。
隠し棚受けは天板側に15㎝ほどの棒を入れる穴を開ける加工が必要なのですが、垂直用のガイドを使ってもブレたり一度で下まで届かなかったりと、垂直に入っているのはほとんどなかったほど。最後の方は少しコツも掴んでうまくもなりましたが、中々プロのようにはいきません。
新築時には棚をつける予定も猫をお迎えする予定もありませんでしたので、隅の3つの棚をつける位置には下地が入っておらず、ボードアンカーを利用してもぐらつくので結局諦めて普通の棚受けに...。
天窓下は下地に窓の木枠があったので固定もしやすく、板も最後の方に加工したものだった為うまくつけることができました。初めに思い描いたイメージからすると5割成功といった感じでしょうか。
自分でつくって苦労すると愛着も湧きますし「あの時は~」なんて話も夫婦でできるので、そこは良い思い出づくりになると思っています。我が家ではキッチンの腰壁タイルをDIYで貼った話もいまだに夫婦間でよく話題になるほど。
あとはあんずが気に入ってくれれば大成功なのですが、こちらもまだまだ5割といった感じです。これからこの場所がお気に入りになることを願っています。
猫と暮らす上で気をつけていること
あんずと暮らすにあたり、観葉植物の置き方には気を付けています。
お迎えする前からあるウンベラータとゴムの木は猫にとって毒性があるのでどうしようか悩み、しばらく一緒に過ごして様子を伺いましたが、食べたりはしなかったのでそのままにしています。
他のものもなるべく床置きにはせず吊り鉢中心に飾るようにするなど、植物を置く時には購入前に猫にとって大丈夫かどうかを調べるようになりました。
猫をお迎えして最初は不安もありましたが、心配していたようなことは起きていません。今ではあんずの機嫌に一喜一憂しつつ、毎日癒されながら暮らしています。
動物を飼うにはたくさんの準備や覚悟、時には我慢も必要ですよね。ただ、それを忘れさせてくれるほどペットとの暮らしは心を豊かにしてくれると私は思っています。
インテリアも制約がある中でどうしたらうまく共存できるかを考え、工夫しながらあんずさんとの毎日を楽しまれているのがとても素敵ですよね。お手製キャットウォークがあんずさんの一番のお気に入りの場所になる日もきっと近いのではないでしょうか♪
のりすけさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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