【暮らしのインテリア】タイミングと直感を大切に。家づくりに込めた希望と想い〜人と自然と生きものが共存する家(ki__no__ieさん)

いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。


「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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コラム執筆者のご紹介


今回よりコラムがスタートするのは、タイトルにもある通り「人と自然と生きものが共存する家」を実現すべく木をふんだんに使用し、内も外も自然素材にこだわって建てられたおうちにお住まいの@ki__no__ie(以下、ki__no__ie)さんです。


初回は自己紹介とおうちづくりに至る経緯や運命の出会い、やってよかったこと・暮らしてみて気づいたことについてお話いただきました。


それではki__no__ieさん、よろしくお願いします。


はじめに自己紹介


はじめまして。この度ムクリさんよりお声がけいただき、コラムを連載することになりましたki__no__ieと申します。


6年前に元々田んぼだった60坪の土地を購入し、そこに31.2坪のシンプルな一軒家を建て、私と映画が大好きなクールな長男(12歳)、自転車が大好きな遊びざかりの次男(8歳)、庭で保護したオカメインコのvivi(年齢不明・♂)、わんぱく文鳥のpipi(5ヶ月・♂)と、毎日賑やかに暮らしています。


このコラムでは家づくりのきっかけやマイホーム完成までのストーリー、暮らしはじめて6年目の暮らしの様子、ちょっとしたアイデアやこだわりポイントを失敗談も含めてお話します。


私にとってマイホームは子どもの頃からの夢だったので、人生において家づくりは本当に楽しく愛おしい貴重な時間でした。そのひとつひとつを思い出すように綴っていきたいと思っています。


このコラムを通じて我が家を知っていただき、これから家を建てる方々のより良い暮らしや家づくりのお力になれたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。


こだわって置いた家具とインテリアがもたらす居心地の良い空間


理想の家を建てるために


今の家を建てるまでに暮らしていたマンションやアパートは、「おはよう」と同時に電気を付けなければいけないくらい日当たりが最悪でした(笑)


そんな日々を送っているうちに長男が年長さんに。当時暮らしていたアパートは息子たちを通わせたいなと思っていた小学校の学区外だったため、長男の小学校入学までに何とか夢のマイホームを完成させたいと考え、慌てて建築会社を探しはじめました。


実はいろいろな事情で、ここまで来るのに7年かかりました(笑) 


まずは大手ハウスメーカーへ足を運び、次に設計事務所、最後に我が家を建ててくださった工務店に辿り着きました。


最初に訪れたハウスメーカーは木を大切にしているところはとてもいいなと思っていましたが、私たちの家づくりに対する「希望の大きさ」と「予算とのバランス」が合致せず断念。


そして設計事務所はというと、想像以上にデザイン性が高く提案される内容に感動の連続でしたが、予算が大幅にオーバー! こちらの想定していた予算を伝えると「15坪の家しか建てられません」と断られたこともありました。


理想と現実のギャップが大きく、諦めかけていたところに突然現れたいい感じの工務店のwebサイト。みた瞬間にビビビ!と来たのを覚えています。私は何事も運命や直感を大切にしているので、この出会いもやはり運命だと思っています。


当時こんなにも自然素材にこだわった家づくりをされている工務店があることにまず驚き、予算内で私たちの希望を盛り込んだ家が建てられるとのことで、すぐにお話を伺いに足を運びました。


そこで出会った設計士さんが私たち家族の理想の暮らしや想い、こだわりについて共感して真摯に向き合ってくれたことが決め手となり、無事マイホームづくりがスタートしました。


打ち合わせには、私の手描きの間取り図とInstagramから抜粋したイメージ画像を何枚も印刷して持って行きました。


設計士さんにお見せするのを最初こそ少しためらいましたが「好きなものが明確になっている方がありがたい」とおっしゃってくれたので、スムーズに打ち合わせが進んでいきました。


家づくりのコンセプトを明確に


私たちの家づくりのコンセプトは「人と自然と生きものが共存する家」。


自然素材をふんだんに使い、家の中にも外にも木々や緑がいっぱいの暮らしに憧れて人と自然と生きものが共存するような家を目指しました。


玄関を通らずに庭とリビングを行ったり来たりできるようにウッドデッキをつくり、家と庭との繋がりも大切に考えました。家の完成後も少しずつ植栽を増やして自然を身近に感じられるように。


庭では子どもたちとお花やお野菜を育てて観察したり収穫したりと、自然と触れ合う喜びを共感しながら暮らしています。次男がこっそり大好きなスイカの種を撒いていて実がなったこともあり、それもまたいい思い出に。


そしてここにはいろいろな生きものが遊びに来てくれます。その生きものたちを息子たちと観察することも、楽しみの一つ。


生きものたちと共存することで、そこにはいろいろな発見や感動があり、それを家族で共感できることが何よりこの家に暮らしていて幸せだなぁと感じる瞬間でもあります。


暮らしてみて思うこと


家づくりにおいて私のお気に入りの場所は、吹き抜けリビングやアイランドキッチン 、キッチンと横並びのダイニング に漆喰の内装と塗り壁の外装、ナラの無垢床など沢山あります。


逆に南道路に面したオープンすぎる庭と芝、アイランドキッチンに建具、玄関の広さとタイルを採用したこと、2wayのシューズクロークなどはちょっと後悔しているポイント。


実はお気に入りと後悔ポイントのどちらにも入っている「アイランドキッチン」。


料理中も子どもたちの顔を見ながらコミュニケーションが取れることや、作業スペースが広く取れることは私にとってかなり重要なポイントで、それらが叶うアイランドキッチンはとても気に入っています。


ではなぜ後悔ポイントがあるのかと言うと、オープンなアイランドキッチン故に調理中の油の跳ねが少し気になるところと、片付いていない時に突然の来客があると困ってしまうから(笑)


後悔ポイントも確かにありますが、それを凌駕するほどお気に入りの場所であることも確か。結果的にアイランドキッチンを採用して良かったと思っています。


そしてもう一つの後悔ポイントとして挙げられる「2wayのシューズクローク」。


実際に暮らしてみて思うのは、この狭さなら無理に造らなくても良かったということ。 限りあるスペースの中にシューズクロークを設けたことでその分玄関が狭くなってしまい、もう少し玄関を広く取れたらなと思ってしまいます。


そして「タイル」も採用して正解だったところと、ちょっと失敗したなと思うところと明暗が分かれました。


三和土の素材を悩んだ末にタイルを採用しましたが、掃除が意外と大変!男子2人だとかなり汚れます...。ここを凹凸のないモルタルにしてフラットにしておけば、もう少し掃除が楽だったかもしれないと思うことも。


洗面やトイレなどにもタイルを採用しましたが、こちらは使いやすくとても気に入っています。


同じタイルでも採用する場所で掃除のしやすさが変わってくるなど、家づくりの段階では気づけなかったことも暮らしてみると見えてくるものですね。


北欧ヴィンテージに魅せられて


我が家のインテリアは設計士さんが紹介してくれた北欧ヴィンテージの家具屋さんで全て揃えました。この「家具選び」はかなりこだわりました。


家具を北欧ヴィンテージで揃えるとなるとそれにかかる金額も驚愕でしたが、そこは妥協せず。


この家具たちのおかげで、シンプルな造りの我が家も「木の雰囲気」を存分に感じられ、居心地の良い部屋となっていることは間違いないと思っています。


そしてインテリアの中でも特にこだわったのは「照明」です。照明は自分の直感を信じて好きなものを選んで大正解でした。


今では暮らしの変化によって使っていない部分もありますが、お気に入りの照明たちはたとえ明かりを灯さずともオブジェとして楽しめるのがいいところ。


遊びに来てくれたお客様が「居心地が良くて落ち着くおうちだね〜」と言ってくれるのが本当に幸せな瞬間。家づくりにおいて、インテリアや家具選びはかなり重要なことなのだと勉強になりました。



家づくりのスタート地点に立つまでに7年かかったというki__no__ieさん。私自身もそうでしたが、そのベストなタイミングは突然やってくるし、そんな時は不思議と全てがいい方向へ向かっていくもの。やはり運命や直感、タイミングを見極めることも家づくりには重要なポイントなのではないかと思っています。


北欧ヴィンテージで揃えた家具たちがより一層インテリアにこだわってよかったと思わせてくれる要因だとおっしゃっていたのが印象的で、妥協しないポイントをつくるというのが、より満足感の高い家づくりに繋がるのだと思いました。


次回以降のコラムも楽しみです。ki__no__ieさん、ありがとうございました!

(編集:megu)


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