【暮らしの整理・収納術】マンション編〜空間を最大限活用した背面収納(mk.1010さん)〜

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これまで注文住宅を中心とした戸建に関する情報を発信してまいりましたが、マンションにお住まいの方の整理・収納、お掃除に関する記事も読みたいというお声を多数いただきました。


そこで、マンション(リノベーション含め)に関する暮らしやインテリアにつきましても定期的にご紹介していきたいと思います。


マンションは戸建と比較し収納量は限定的です。その状況の中で収納に関する工夫や家事効率、物を選択する考え方は戸建にお住まいの方にもとても参考になると思います。記事をご覧いただき暮らしの選択肢を広げていただけたら幸いです。


記事をご覧いただき実用する際には商品(洗剤等)の使用上の注意を必ずご確認いただき、また使用するもの、場所によっては対象物の注意書きもご確認いただくようお願いいたします。


掃除・整理収納コラムはこちらよりご覧いただけます。


空間を最大限活用した背面収納


執筆者:miyoko(@mk.1010)さん


前回のコラムでは家事動線を意識したキッチン収納についてご紹介させていただきました。今回は、キッチン背面収納について書かせていただきます。


基本、家事動線が重要であることは変わりないのですが、限られた収納スペースと、オープンキッチンゆえの見た目(インテリア)、この二つを意識した我が家の背面収納と、普段のお手入れについても簡単ではありますがご紹介させてください。


家具との相性も考えた食器棚


◯食器棚(大):無印良品

◯食器棚(小):ベルメゾンデイズ

※奥に置いてる幅30センチほぼの収納棚のことです


マンションは背面のカップボードが備え付けのことは少なく、オプションで購入するパターンが多いかと思います。


ご覧の通り我が家は吊り戸棚や立ち上がりの無いオープンキッチンですので、リビング・ダイニング全体の家具(主に無印良品)との相性を考え、食器棚も同じ無印良品のものを購入しました。


ただ、どうしても30センチほどの隙間ができてしまい、隙間収納棚は無印では合うサイズの物がなかったので暫くはゴミ箱のみ置いていましたが、色味の同じものを探し続けた結果、ベルメゾンデイズの収納棚に出会い、二つの収納棚がある状態です。


限られた空間をしっかり利用する


我が家の場合、背面収納を置ける幅に限りがあるため、あえて高さのある食器棚(無印良品)と隙間収納棚(ベルメゾンデイズ)を取り入れています。


さらに、食器棚の上にはカゴを使った収納もしています。普段あまり使わない季節物などを入れて、できる限り空間を収納量に置き換えられるように意識しています。


流行りの飾り棚も素敵ですが、収納スペースを無駄にしないよう持ち物の量を考えた収納棚を置き、そこに全ての物を収納してスッキリ見せています。


「ピッタリ」と「スッキリ」がポイント


隙間収納はきちんとサイズの合った収納を使う


先述してる内容と重なりますが、極力スペースに無駄がでないように意識しています。


ベルメゾンデイズの棚は、冷蔵庫と食器棚を置いて、残りの幅がピッタリに配置しています。希望の幅と高さをネットで検索をかけ、収納スペースに無駄のない棚を見つけました。


今まで使っていたゴミ箱もすっぽり入る丁度良い大きさです。


収納ケースも同じ考え方で選ぶ


カトラリーを入れている引き出しの中は全て無印良品の収納ケースで整理しています。食器棚が無印良品ですので、ご覧の通りシンデレラフィットします!


ペンボックスは蓋を取り外した状態で、底に両面テープを貼り付けてずれないように固定しています。


ベルメゾンデイズの引き出しには、奥行きや高さがラップ収納にピッタリでした。ラップケースを入れ替えてるのは自己満足の世界ですが(笑)、限られた収納容量の中ではピッタリ無駄なく収納できるかは重要ですし、見た目もスッキリ見えて気持ちも良いですよね。


詰め込みすぎない収納


食器の収納はピッタリではなく、取り出しやすいように「スッキリ」した収納を意識しています。


これは前回も書きましたが、やはり調理中に食器の出し入れでもたもたしたくないので、私は食器の収納には無印良品のアクリル仕切り棚とニトリのウォールシェルフを使って、取り出し易く収納しています。


毎日絶対使う物は下の段など使用頻度で配置しています。取り出し難いと使わなくなりそうで、どれもお気に入りの食器なのでたくさん使っていきたいです。


また、月に一度食器を全部出して拭き掃除をしていますが、まとめて取り出せますので、10分もかからず楽チンにお手入れができる利点もあります。


我が家はパントリーがないため、カップボードの引き出し下2つには食品の保管として使っています。湿度や湿気を考えて、IHやシンクの下は避けて、ここを専用の収納場所としています。


ここでもすっきり収納は意識しています。


木箱は米びつでケユカ(KAYUCA)の5キロのものになります。


収納アイテムは利便性とデザインで選ぶ


プラスチックのケース


キッチン収納には欠かせないプラスチックの収納ケースはホワイトや半透明が絶対です。見えない部分でもすっきり見えるようサイズだけではなく、カラーにも気を使っています。


深さのある引出しにはファイルボックスやペン立てなど、浅い引出しにはトレーなど、洗えるプラチックケースが清潔に保てて大活躍です。


収納かご


我が家はオープンキッチンのため、LDからキッチンが丸見えです。見える部分は食器棚やLDのインテリアとの相性も考え、少しお金をかけてでもラタンのかごなどを使っています。


食器棚の上のかごには、キッチンペーパーのストック、かき氷機やすし桶などの使用頻度が少なく場所を取る物を入れています。


キッチンのお手入れ


普段のお手入れ


毎日のリセットは、夕食後の荒い片付けがおわったら、シンク水気を綺麗に拭き取ります。仕上げはキッチンペーパーとパストリーゼです。


IH周りの油汚れはアルカリ電解水で拭き取ります。最後にゴミ箱のゴミをまとめ、ゴミ箱をキッチンペーパーとパストリーゼで拭いて終了です。


時間がある時というか、毎週金曜日は排水口をキッチンハイターで除菌する、毎月1度は食器棚の食器を出して拭き上げ、冷蔵庫や食器棚、換気扇上の埃の掃除という感じでルーティン掃除をしています。


キッチンのお手入れで使う道具は、キッチンペーパー、アルカリ電解水、パストリーゼ、キッチンハイター、メラニンスポンジ、歯ブラシなどです。


必要最低限の物しか置かないこと


IH周りやシンク周りは掃除重視で必要最低限の物しか置いていません。そのためにも必要ない物は持たず、引出しに全て収納しています。


この状態なら毎日の調理後、洗い片付け後のリセットの際には、油の飛び散りや水ハネを綺麗に拭き取るのも苦になりません。


見た目もすっきり、掃除もし易く一石二鳥です。


限られた空間を有効に使うことと、効率重視で物を置きすぎず、収納しすぎないことが私が一番意識している点です。


今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回はこども部屋の収納についてご紹介させていただきます。



miyokoさん、ありがとうございました。


30センチの空きスペースに収納棚がピッタリ収まるのはすごいですね。デザインも統一感がでています。


自分が見ていて気持ちの良い収納は長続きしそうですし、使い勝手もよく感じる点もあるのかなと読んでいて感じました。


miyokoさんのシンプルで半透明なケースをデザイン性も兼ねて選ぶというアプローチもあるように、自分なりのルールがつくれると収納ももっと楽しくなるかんと思いました。


miyokoさんの日常はこちらよりもご覧いただけます。 

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