【暮らしのインテリア】子どもとの暮らしをより快適にするための玄関の仕組み〜温かみのある木の家で暮らす(ie___nnさん)

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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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どこに何が必要かを明確にして計画することの大切さ


執筆者:kana(@ie___nn)さん


前回のコラムではマイホーム建築のきっかけや経緯についてのお話をしました。


今回は我が家のこだわりポイントの一つでもある玄関とシューズクロークについて詳しくお話します。


kanaさんの過去のコラムはこちらからご覧いただけます。


ライフスタイルに柔軟に対応できる仕組みづくり


私たちが以前住んでいた賃貸アパートの玄関はとても狭く、収納も十分なスペースが確保できない中でなんとかものを納めて暮らしていました。


子どもが産まれてからはベビーカーを利用するようになり、玄関に置けるようなスペースがないことにとてもストレスを感じました。


その時「これから子どもが大きくなるに連れて置くものも増えるだろう」と思い、マイホームの玄関を考える際には以下の4点を理想として間取り計画をしました。


1.家族が並んでストレスなく靴を脱ぎ履きできる

2.家族分の靴やアウターが収納できる

3.自転車や外で遊ぶおもちゃ、ベビーカーなどが置けるスペース

4.冬場に使用する雪かきを置く場所を設ける


子どもと心地よく暮らすための工夫や仕組みを取り入れた玄関とシューズクロークは、広く間取りを確保したことで子どもと並んで靴を履くことも可能になり、ストレスなく様々なものを置いたり、収納したりができるようになりました。


こだわりの詰まった玄関


玄関スペースは約2帖、シューズクロークは3.2帖で合わせると5.2帖ほど。


玄関には自転車と三輪車の2台を置けるスペースがあり、出し入れもしやすいようになっています。


インテリアはとにかくシンプルを心掛け、シューズクロークの棚板の背面には靴の汚れがついても目立たないようにグレーのアクセントクロスを採用しました。


◯シューズクローク

・クロス:サンゲツ/FE-6208 (※3年前の品番のため廃番の可能性あり)


ここには家族分のオールシーズンの靴はもちろん、外出時に使うアウターやバッグ、帽子なども収納できるようにしました。


他にも傘やほうきを掛けられるようにしたり、おもちゃなど様々なものが置けるように可動棚を採用したり。念願だったベビーカーを置く場所も設けました。


棚上の無印良品のボックスには自転車と三輪車の部品やプール、息子の履けなくなった靴などをまとめて収納してあります。


このようにたくさんのものを収納しているシューズクロークですが、まだまだスペースは空いているのでこれからまたものが増えたとしても対応でき「広くしておいてよかった」と、これからの変わりゆく暮らしにも安心しております。


動線も快適に


この玄関とシューズクロークは、収納だけでなく動線にもこだわった部分でもあります。


シューズクロークからパントリーへとつながる間取りになっており、家族はこちらから出入りしてもらうようにしております。


そして上がり框(土間とフロアの段差の部分)には木材を使用せず、汚れてもお掃除がしやすい「フロアタイル巻き」を採用したのもこだわりの一つです。


空間の仕切りは前回のコラムでも少しお話しましたが、扉を付けずオープンに。


そのままだとどうしても来客時の視線も気になるので暖簾を付けてみたところ、これが功を奏し良い雰囲気づくりに一役買ってくれています。


どんなに子どもが汚れて帰ってきてもシューズクローク(家族玄関)→パントリー→ランドリー→洗面→脱衣と全床フロアタイルなので、汚れた服を脱いでお風呂まで一直線という動線が可能になっています。


この動線と素材選びのおかげでメイン玄関やリビングの無垢床を汚さずに済んでいます。


どこにどんな広さのスペースが必要でどんな利便性を重視するか。


我が家の生活スタイルや住む地域の特徴を把握し、間取り計画時に明確にすることによって私の暮らしはストレスフリーになっていると感じます。



ライフスタイルや何を大切にしたいたいかはそこに住う人やその時々によってそれぞれ違ってくるもの。kanaさんはお子さんの誕生をきっかけにマイホーム計画が始動したからこそ、これからの生活の変化にも対応できる家づくりをされました。


長く住む家だからしっかり考えたい間取りや収納は、自分にとって何が必要かを知り、それに備えた計画をすること、少しの余白を持たせることも大事なのだと思いました。


kanaさん、ありがとうございました!

(編集:megu)


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