世界に一つだけのおうち
今までで見たことが無いような外観で、思わず立ち止まって眺めてしまいそうなおうちにお住まいのmio.home__さん(以下、mioさん)のLDKを中心にコダワリをご紹介していきます。
マットブラックとウォルナットで統一されたインテリアから、憧れのトーヨーキッチン、そしてプライベートな空間と眺望を独占できる空間づくりは見逃せません。
加えて、ちょっと気になる耐震性など、普段はなかなか聞けない内容もお話いただきましたので、ぜひ参考にしてみてください。
(※記事の中での規格は建築時のものです。現在の最新の規格はメーカーの商品ページ等をご参照いただけますと幸いです。)
メーカー:トーヨーキッチン/INOシリーズ
「日常をエンターテインメントにする舞台」
インテリアに馴染む美しいステンレスキッチンと、調理がしやすい大きなシンク、大容量の収納が特徴的なトーヨーキッチン。
◯インテリアになるワークトップ
新感覚ステンレスワークトップ「Emblem(エンブレム)」 重厚な質感を損なうこと無く、凹凸のはっきりとしたテクスチャーを実現したトーヨーキッチンスタイル独自のステンレス加工。
上に置いたものとの接触が面ではなく点なので、キズがつきにくく、目立ちにくい機能的メリットがあります。
◯並行調理シンク/パラレロ
3Dシンクがあらたに進化し、「並行調理」という今までにない発想のシンク「パラレロ」へと辿りつきました。
「家族」がキッチンに集まってみんなで料理を楽しめるシンクをコンセプトに、「パラレロ」は前後左右にスライドするマルチプレートとまな板をつかって、シンク全体を最大限利用することでみんなで楽しく料理や会話を楽しめます。
トーヨーキッチンINOシリーズの詳細はこちらよりご覧いただけます。
mioさんのキッチンサイズ
全長:2440mm
奥行き:755mm
高さ:900mm
デザイン
天板:ステンレス/バイブレーション仕上げ
面材:ストライプシルバー
その他
食洗機:ガゲナウ
水栓:トーヨーキッチン/メタルホース付混合水栓とウサギ(ベロアクローム仕様)
レンジフード:トーヨーキッチン/フラットフード
IH:ガゲナウ/CI261-112(生産終了)
カップボード(造作)
全長:4600mm
奥行き:400〜650mm
※壁が斜めになっているため、奥行きが異なる
下段収納高さ:900mm
上段収納高さ:1500mm
オールステンレスに一目惚れ
mioさん
アイランドであることとオールステンレスであることが、マイホームを考え始めた時から決めていたことでした。
設計士さんにそのことを伝えたところ「トーヨーキッチンしかない!」と言われ、早速次の打ち合わせで実物を見に行きました。ショールームに入るなりピッカピカのギラギラに輝くキッチンに一目惚れ。正直お値段はあまり可愛くないですが、キッチンは好きにして良いと主人に言ってもらい、本当自分好みのキッチンに仕上がりました。
アイランドキッチンを考えていた理由はフラットでオープンな見た目ももちろんですが、普段のお手入れについても考慮しました。
正直、私は掃除がかなり苦手、というより嫌いなんです(笑) アパート時代は普段はほぼお手入れはせず。。。年末の大掃除で1回する程度でした。
せっかくコダワッテつくる家。
しっかりお手入れをして綺麗に保ちたいという想いもあり、あえてアイランドにすることで人目につきやすく綺麗にせざるを得ない状況をつくろうと決めていたんです。で、現状は綺麗に保てています!
機能面も充実したキッチン
トーヨーキッチンの魅力はデザインに加え、選択肢の多い機能面にもあります。水栓の種類も多く、1つは掃除用にホース付きを、よく使うほうには「Usagi(ウサギ)」水栓を選びました。
このウサギはもともと医療用として開発されたもので、蛇口部に大型の操作レバーがあり手元で操作できるため、肘や腕でも操作が可能で、手が汚れていても水栓を汚すことなく簡単にしかも清潔に操作ができるんです。
シンクも大型で奥行きが560mmほどあり、我が家はキッチンの高さも900mmあるので、水栓元にレバーがあると結構腕を伸ばさないといけないんです。
少し値は張りますが動作も楽ですし、水栓が汚れないのでお手入れも楽チンです。見た目も可愛いのでトーヨーキッチンにされる方にはオススメしたいです。
収納はあまり得意ではないので全てお見せできませんが、容量もしっかりしています。
背面収納はキッチンの代用にもなる
背面収納は作業台としても使えるように、カウンター収納にしてもらいました。揚げ物をする際の衣付けなど、ストレスなく広く使えています。傷や水に強いメラミン化粧板を使っています。
また収納も上段、下段にわけてたっぷり収納できるようにしました。特徴は、我が家は壁が斜めになっているので奥行きが400〜650mmと変わります。
そのため、食器や、調理器具など大小わけて収納できるので、空間を効率的に使えてると思います。
洗浄力抜群のカゲナウは主婦の味方
◯サイズ:450サイズ
先述した通り掃除が嫌いな私。その中でも食器洗いが一番嫌いです。お恥ずかしながら、アパート時代は主人が担当していたくらいです(笑)
キッチンを選んでいる時も、食洗機のイメージは「あまり汚れが落ちない、予洗いが必要で結局洗うのと変わらない」というのが本音でした。
トーヨーキッチンでそのイメージを伝えたところ「ガゲナウならそんなことないよ。使ったままのフライパンもそのまま入れて大丈夫!ちゃんと汚れが落ちます」と言われ半信半疑でしたが、ショールームでたまに行われているデモンストレーションに参加した際に、本当に綺麗に汚れが落ちており、音も静かでビックリしました。
実際に使ってみて、洗浄力は本当にあります!長年落ちなかった茶渋も一発でピカピカになった時は感動しました!! 予洗いもしたことありません。
ただ難点をお伝えすると、乾燥に関しては洗浄と比べてイマイチかなと感じます。国産と比較はしていませんが、拭きながら食器棚にしまっているので、選ばれる方はその点考慮したほうが良さそうです。
あと、ちょっと臭いがきになることがありますね。悪臭ではないのですが少し気になることもあるので、検討材料の一つにしていただければと思います。
普段のお手入れ
普段はIHから天板〜シンクまでウタマロクリーナーとメラミンスポンジで汚れを落とします。
ステンレスの拭き上げでムラが出てしまうのが気になっていましたが、ダスキンのステンレスクリーナーで磨くと綺麗になります。
高台に映える「宇宙船」のようなおうち
唯一無にのシンボリックな外観
mioさん
外観は一番のコダワリです。
人生で一番高い何千万もの買い物ですので、唯一無二の物にしたく、シンボリックな外観は夫婦で共通の意見でした。設計士さんにあの有名な番組「建物◯訪」に出たい!と伝えたのも、設計士さんの情熱に火を着けてしまい(笑)、このペンタゴンの外観になりました。
外壁はアルポリックという、アルミパネルです。
金属と樹脂のサンドイッチ構造によって、金属単板と比較し熱伝導率が小さく、また振動減衰性にも優れていると言われています。さらに、同一重量で比較した場合、金属単板よりも遮音性にも優れている素材とのことで採用しました。
マットブラックカラーが更にシンボリックな外観を引き立てていると思います。施行中は「凄い家が建っている」とだいぶ噂になっていたみたいです。正直とても嬉しかったです。
階段を登っていくと人感センターの照明が点き、玄関までのアプローチがあります。ここは敢えてアプローチは長めに取りました。
暖かい照明に照らられたアプリーチを歩くと、「我が家に帰ってきた」という実感がうまれ、とても癒されるんです。
気になる耐震性
耐震については一番悩んだところです。
何を隠そう我が家は熊本県にあります。忘れもしない、地鎮祭の後役所に確認申請を提出した直後に大地震が発生しました。
地震の影響で役所の機能がストップしたことに加え、構造計算段階で全く申請が降りず、何度もやり直しをしたと後から話を聞きました。
通常は一週間程度で申請が通るようですが、我が家はなんと半年もかかりました(笑)どうしても駐車場に支柱を建てたくなかったので、だいぶ困らせたようです。
そのため基礎工事では配筋量を通常の倍以上使いガチガチに固められ、外から見ると鉄の塊にしか見えませんでした(笑)
当時は申請が中々降りないことにモヤモヤした時もありましたが、私たちの希望をしっかり受け止め何度も構造計算をしてくださった建築家・工務店には本当感謝していますし、安心して暮らしています。
空に続くリビング・ダイニング
空間に変化を取り入れたLD
mioさん
家族が一番集まり、一番長くいる場所にしようとリビング・ダイニングは広く作りました。
リビング・ダイニングから水回り・寝室に続く場所にスキップフロアを採用しました。空間に変化を取り入れることができとても満足してます。それもあって、天井高は4.5メートルほどあり、実際の平米よりも視覚的に広く感じます。
我が家の照明はほぼダウンライトです。
リビングの天井にはキッチンの丁度上あたりと、窓側に黒いラインが二本入っています。そこに等間隔でダウンライトを設置しました。この2列のライトが夜車道から見えるのですが、本当に美しく近所の方にもよく褒めていただけます。
ちなみに、この黒いラインは天井の板とは別でBOX式のものを設置し、黒く塗装しています。
とても開放感あるリビング・ダイニングですが、一つだけ後悔していることが、天井高が高く、スキップフロアもあるので、冬は寒いです。。。それを見越してか、設計士さんがリビングにエアコンを2つ設置してくれていました。
視線の先にはいつも空がある日常
◯ウッドデッキ広さ:5460×6000(車3台駐めるほどの広さです)
ウッドデッキは夫婦の上位希望でした。
土地が高台にあることと、ビルトインガレージの希望もあったことから、二階に張り出す形でベランダをつくり、そこにウッドデッキを設置しました。
ご覧の通り、視線の先には空ばかりで、本当に気持ちが良いです。腰壁の高さも割とありますので、外からの視線も気にせず景色を独り占めできます。
ルーバーからも日差しが溢れてきます。
また、家族や友人を招いてデッキでBBQが夢でしたので、ベンチやハンモックをつけてもらい本当贅沢な空間になりました。
上を見上げると視界をうまく遮るように囲まれています。
ブラックとウォルナットで統一されたインテリア
◯ダイニングテーブル/ダイニングチェア/ソファ
メーカー:トーヨーキッチン
◯床材
無垢材:チャネルオリジナル/ウォールナット(クリアオイル仕上げ)
◯シーリングファン
商品:ODELIC
インテリアはキッチンともバランスが取れるようにトーヨーキッチンで揃えました。デザインも私好みなのでとても気に入っています。
床は無垢材です。
柔らかめの材質なので正直傷は付きやすいですが、濃いめの色合いですので目立ちにくい長所はあると思います。お手入れは難しいく手間もかかりますが、その分愛着が湧きます。
水回りや二階にはビニールタイルを使用しています。
ウォルナット調の色で無垢の床と繋がっているように見えます。二階は将来こども部屋を予定してたりするので、明るい色合いにしています。
天井は板張りを採用しました。
私が天井のクロス貼りがイマイチピンと来なくて、板張りを希望しました。塗装はしていますが、暗すぎず明るすぎず、素材の良さが出るよう何色も試してから決めました。
一面板張りの天井は見上げるとカッコよく、ダウンライトとの相性も良いです。
シーリングファンはODELICの大型ファンで、少しでも空調が効くようにつけました。やはり、つけるのとつけないのでは全然効き方が違います。羽が太くないので見た目もオシャレです。
こんな感じで空調を循環してくれます。
これからの季節、ウッドデッキでハンモックに寝ながら、空を見たり、天井を見ていると心が休まります♪
いかがでしたでしょうか。
玄関〜アプローチがまさに宇宙船に乗り込むような印象で、思わず「カッコイイ!」と声が漏れそうです。
そして高台にある立地を活かした展望台のようなウッドデッキ。これからの季節はもちろんですが、毎朝この眺めが見れるのは贅沢ですよね。
私個人の感想を挙げたらキリが無いので(笑)ぜひmioさんのインスタグラムも覗いてみてください。
mioさん、ご協力ありがとうございました♪
mioさんのインスタグラムはこちら
mioさんの日用品はこちら
*LINEで最新記事や過去人気記事をお届け*
0コメント