【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「お気に入りのマグカップがくれるささやかな幸せ」をテーマに、@______ho_jour(以下、shiho)さんのお話をお伺いしていきます!
本当に好きなものを選ぶ楽しみ
hoshi
はじめまして。hoshiと申します。地元の設計事務所に依頼し、緑豊かな土地に平家を構えてもうすぐ2年目。現在は育休取得中の私と夫と息子の家族3人で生活しています。
この度は私のささやかな幸せである器たちについてお話させてください。
時間をかけて集めたお気に入り
我が家のキッチンにはお茶を飲むための陶器類や急須がいくつも飾られており、引き出しの中には家族分以上のマグカップが並んでいます。
器が好きで作家さんの個展にもよく足を運びますが、特に心を掴まれるのは“飲む“ための作品だと気がつき、時間をかけてお気に入りを集めてきました。
使い方が明白で使っている自分の姿が想像しやすいことが特に惹かれる要素なのかなと思います。
カフェや旅先、個展で出会った器たち
とあるカフェで、いくつも並んだ抹茶茶碗から好きなものを選び、選んだ茶碗でお茶をたてていただいたことがありました。その時間が忘れられず、そんな空間を家でも作りたいと思い描いていました。
旅先の出会いや、個展に足を運び選んできた器たち。どれも思い入れがあり宝物です。
毎日のお茶の時間を気楽に大切に
毎日のお茶の時間を大切にしています。朝は一日の目覚めに、昼は一息つくために、就寝前は一日頑張った自分に。その時の気分でコーヒーや茶葉を選んでいます。
いつか美味しい淹れかたを習ってみたいですが、今は形式など気にせず気楽にいれています。
自分の趣向を全開にして
集まった器は幾何学模様やアシンメトリーな持ち手など、一癖ある作品が多いです。マグカップは自分の趣向全開なデザインを取り入れやすいのも魅力です。
一番お気に入りのマグカップ
一番お気に入りのマグカップはパリで購入したAstier de Villatteのもの。手のドローイングされたデザインに一目惚れしました。
パリの店舗には壁一面にカップやソーサーが並んでいて、街中にある沢山のパティスリーをみてもフランスの方がお茶の時間を大切にしていることがわかりました。そんな文化を素敵に思います。
忙しい毎日で麦茶をグイッと流し込むだけの日ももちろんありますが、お気に入りのカップでお茶を飲むだけで、何でもなかった日が少し良い日になる気がします。
飲むための器は、取っ手がついていることが多いのでデザインの幅が広く、手で包んだり口をつけたりと、肌触りや口触りも感じられる特別な存在。棚に並んだ様子が美しいですね。
自分の趣向全開なデザインにするという発想に、まさにその通りだと思いました。
私は普段つい組み合わせを考えたり飽きないか気にしたりしてしまいますが、今度ビビッとくるものに出会ったら余計なことは考えず手にとってみたいです♩
(編集:kaorii)
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