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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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コラム執筆者のご紹介
今回からコラム連載がスタートするのは、中庭を主役とした口の字型の家にお住まいの@y_home_1225(以下、Hitomi)さんです。木の温もりを感じるあたたかい雰囲気とシンプルにまとまったインテリアが素敵です。
お子さんが小さい今の暮らしを大切にし、そこに照準を合わせて進めていったというHitomiさんのマイホーム計画。
初回は家づくりのきっかけや間取りに求めたことを中心にお話くださっています。それではHitomiさん、よろしくお願いします。
はじめに自己紹介
はじめまして、Hitomiと申します。ムクリさんでコラムを書かせていただくことになり、改めて〝家〟について考え、文字にする機会をいただけたこと光栄に思います。
わが家は夫婦(30代)、子(5歳、3歳)の4人家族です。「家族みんなが楽しめる空間づくり」を目指して始まったマイホーム計画をぜひお読みいただけましたらうれしいです。
暮らしやすさに直結する今を大切にした家づくり
肌で感じた工務店との相性
2020年のクリスマスに入居し、2年が経過しました。本格的に家づくりを考え始めたのが2019年の夏頃。下の子を妊娠し、今の住まいはいよいよ手狭になる…と思い、家づくりに関しての情報収集を開始しました。
事前にホームページ等でそれぞれの住宅メーカーの雰囲気を調べてから展示場へ行くのですが、実際に行ってみると肌に合う、合わないが直感でわかるものなんだなぁと思ったことを今も鮮明に覚えています。
中でも当時1歳だった長男が一番わかりやすい反応を示しました。今までの展示場ではわたしから離れずずっと抱っこだったのが、後に建築依頼することになる工務店の展示場では、1人スタスタと歩き回り、何だかとても楽しそうなのです。
夫婦ともにこちらを気に入ったことはもちろん、長男のその反応が背中を後押ししてくれました。
そして何といっても中庭との出会いはここ。中庭を主役にした家づくりをしよう!と夫と盛り上がった記念すべき日となりました。
タイミングよく決定できた土地
工務店との契約後、土地探しが始まります。工務店からの情報だけでなく、夫が毎日のようにインターネットで調べ、休日は売地を巡るのが日課となりました。
いくつか候補はあるものの、これといって決定打がなく悩んでいる間に売れてしまうこともしばしば。そんなとき、候補のひとつである土地が200万円ほど値下げしたのをきっかけに、これもタイミング!と踏み切ることができ、無事に土地決定となりました。
71坪の整形地、ハザードマップや生活の便もクリア、車を4台ほどとめられるスペースを確保することもでき、人の集まる家にしたいと思っているわたしたちには申し分ない土地でした。
育児のしやすさにつながる間取りに
工務店との打ち合わせは昨今の情勢もあり、LINEや電話でのやりとりからスタート。
間取りに関しての大まかな要望は
1.中庭のあるロの字型
2.1階だけで暮らせる(2階は子ども部屋のみ)
3.パントリー、ランドリールーム、ファミリークローゼット、和室が欲しい
このような内容でお願いしました。
子どもが小さい期間はあっという間だし、育児のしやすさだけで間取りを決めてしまうと後々住みづらくなるのでは…と思ったこともありましたが、遠い将来のことはその時考えることにして、大切なのは今。
子どもから目が離せない、大変だけど幸せな今に照準をあてて間取りを考えることにしました。
・キッチンに立ったときリビングダイニングを見渡せる
・キッチン一体型ダイニングテーブルで配膳、片付けをラクに
・目の届く範囲にキッズスペース(畳)
・玄関は広め
・風呂、洗面所、トイレを横並びに
・造作家具は角を落とす
こういったことは、育児を確実に手助けしてくれるであろうと予想し取り入れましたが、実際に住んでみて、もうまさにその通りで。
しかもこれは子育てがひと段落した後ででも、暮らしやすさに直結するのではないかと感じています。
中庭の存在が暮らしを心地良いものに
中庭がなければ、当初の希望であった平屋での家づくりが可能でしたが、そこは優先順位を変えて1階だけで暮らせる間取りにしてもらうことで解決。
将来住む家は平屋!と長いことわたしの心の中で決めていた信念は、中庭という存在に出会うことですんなりと消えていきました。
中庭では夫が大好きなアウトドアをして、夏にはプール、子どもがしゃぼん玉やお絵かきをするのもいいなぁ…と楽しい想像が膨らみます。
ロの字型で完全に囲われているので、青空の下、人目を気にすることなく家族だけで過ごせるこの空間に、家が完成する前から絶大な期待を寄せていました。
期待通り2年経った今も、中庭に出ると何だかうれしくて、つくってよかったなぁと心から思える空間になっています。具体的な中庭の活用方法につきましては、また改めてお話したいと思います。
家づくりをする上でどこに重きを置くのがいいのか、難しい選択のひとつでもあると思いますが、Hitomiさんはお子さんが小さい今の暮らしに照準をあてて家づくりをされました。
育児のしやすい間取りは、家族みんなにとっての心地よさにも大きく関わってくるもの。将来を見据えて家づくりを考えていくのももちろん大事ですが、今に寄り添った住まいにするという考え方も大事なのかもしれないと感じました。
お家の主役でもある中庭についても、また詳しくお話をお伺いするのが楽しみです♩
Hitomiさん、ありがとうございました!
(編集:maki)
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