今日の読みものは中古マンションをリノベーションし、ご家族で1Rの空間に住む@haruno___ie(以下、haru)さんのお話です。
前編・後編でお届けする「中古マンションリノベーション1Rの暮らし」。前編では、リノベーションをした経緯や、今のライフスタイルに合わせたお家づくりについてお話いただきました。
物件探しがスタート
お互いあまりものを多く持たないライフスタイルが好きだったので、小さな部屋でも十分生活ができていたのですが、 子どもを授かったタイミングで広い部屋に引っ越すことにしました。
新築マンションにするか、賃貸にするか、中古マンションをリノベーションするか悩みましたが、資産性と間取りの自由度を考えた上で中古マンションをリノベーションすることを選択しました。
元々リノベーション関係の仕事に携わっていたこともあって、中古マンションをリノベーションしたいねって話をしていたと思います。
ただ、物件探しがスタートしてからなかなか理想のお部屋に巡りあえず、半ば諦めの気持ちになっていた時もありました。
そんな中、マンションでは珍しい正方形の間取りをしたお部屋を見つけて、予定していなかったエリアでしたが参考までに見に行くことに。
部屋に訪れると、これまで見てきた物件と違い日当たりがとても良く開放的で、風通しのある気持ちの良い空間が広がっていました。
明るい開放的なリビングかつ、風通しの良いお部屋に住むことが理想だったので、ここはまさにピッタリのお部屋でした。その場で部屋を決めてしまったのには、自分たちでも驚きでした。
4LDKを1Rの部屋に
お部屋の内装については、設計士である旦那さんに全てお任せしました。
元々旦那さんのデザインが好きだったのもあって、間取りや造作家具のデザインを見せてもらった時からワクワクが止まらなかったのを今でも覚えています。
将来子どもが大きくなった時や、家族が増えた時のことも考えて個室を作ることも検討しましたが、 住み替えも視野に入れていたので、今のライフスタイルに合わせたお家づくりを進めることにしました。
リビングに入る光を部屋中に広げて開放的な空間にするために、思い切って壁を全て取っ払って1Rの部屋に。
寝る時は部屋を暗くするために、寝室に間仕切りカーテンを取り入れています。間仕切りカーテンはラフだけど重厚感を出すために、こだわった生地と縫製をしています。
また、カーテンレールもカーブで埋め込みができるものが日本になかったため、スウェーデンのものを採用しました。部屋を作らなかった分、ここに予算を当てることができたなと思います。
寝室とリビングが近いので、夜に子供が起きてしまわないか心配していましたが、今のところ特に問題なく快適に過ごすことができています。
今のライフスタイルに合わせたharuさんの家づくり。個室を設けず1Rにするという思い切った設計がまた、自由度を広げ素敵な空間を作り出しているようにも感じました。
内装を手掛けたご主人のデザインには、柔らかさの中に個性もあって。優しい雰囲気がとても印象的でした。後編では、造作家具やインテリアについてもお話くださっているので、そちらもお楽しみに♩
(編集:maki)
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