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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
オープン収納のメリット・デメリット
前回は「頑張らない片づけと労力を使わない収納」としてキッチンの背面収納についてご紹介させていただきました。
その中で、限られたスペースを効率良く活用するには、物の出し入れが簡単なオープン収納を選択したわけですが、それまでには半年以上悩みました。
ホコリや地震・災害時のことから、もちろん見栄えまでデメリットもあるな〜と感じていたのが迷っていた理由です。
今回は、そんな悩みをクリアにしオープン収納にした結果をもとに、実際のメリット・デメリットについてお話させていただきます。
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マイナスをプラスに変える工夫
「見せる収納」と「隠す収納」では、見せる収納の方がホコリ、掃除、地震と言った明確なデメリットと、そもそも常に綺麗を保つ必要があるというハードルの高さから、なかなか踏み切れないでいました。
そのため、「隠す収納」を採用していたわけですが、狭いキッチンの扉の開け閉めや、隠すことで発生するごちゃつきなど、無駄な動きをすることが多く家事への負担も大きかったため、狭くて使いにくい空間をプラスに変える工夫を考え、思い切ってオープン収納に変更しました。
◯ホコリ問題
正直ホコリは溜まりやすいです。
掃除好きな方には負担に感じないと思いますが、普段暮らしていると目で見て気になる程度には溜まってしまいます。
そこで私は負担にならないように、食器棚を3段にして、食器の数も必要なものだけに厳選しました。
前回もご紹介した通り、背面収納は無印良品のユニットシェルフです。これは、段差や棚を自由に増やしたりできるため、棚の数を増やせば当然高さもでて、収納スペースも増えます。そこを敢えて3段と少なめにし、収納容量を限定したんです。
その結果、普段使う食器が中心に配置するようになるため、夕食前後は置いている食器も少なくなります。
掃除はその時を見計らって、夜の片付けのタイミングでサッと拭いています。その度、食器を動かして拭くという動作が減ったため、お掃除も苦ではなくなりました。
◯地震対策
扉がないので、地震が置きた時食器の飛び出しは避けられません。そのため、重たい食器はなるべく下へ配置するように心掛けてます。また棚の高さを低めにしているのも対策の一つです。
賃貸ということもあり、壁に固定したりは難しいので、今できる範囲のことはしっかり考えて実践しています。
見せる収納は半分、隠す収納も半分
全てを見せる収納にすると返ってごちゃついたり掃除が大変なので、 使用頻度が多い物は見せる収納にし、普段使わないキッチン道具、こどものお菓子類は収納ケースを統一させ、アイテムごとに保管するようにしています。
ガスコンロの前に好きな雑貨を並べたり、キッチンツールを飾るのも憧れではありますが、 掃除の手間を省きたいので、コンロまわりは必要最低限のものだけを置き、あとは引き出しの中に収納してます。
狭いキッチンで大事な「動線」
見せる・隠す収納どちらにも言えることですが、やっぱり動線がとても大切だと思ってます。
◯無駄な動きを減らす
ゴミ袋の横にレジ袋と新聞紙・チラシを収納。億劫なゴミ袋の替えもラクにでき、ゴミ箱のお手入れも最小限で済むようになります。
ゴミ箱は無印良品の高さ38×幅20×奥行き40センチの物(廃盤)を使用しています。
キッチンシンクの下は掃除用品を収納しています。
ここでは使用頻度を考えて左右で物を分けてます。よく使うものは右側収納し、利き手側に配置すると使いたい時にサッと取り出せます。
収納ボックスはニトリのボックスを使用しています。
◯隙間を活用する
狭いキッチンなので、隙間も有効利用させてます。食品庫やパントリーという場所を設けるのは難しいため、空間を活用しつつ、ストックする物を厳選しています。
我が家ではキッチンと冷蔵庫の間にスペースができたため、そこに可動式の棚を設置し食品を収納することで、調理中も手を伸ばせばすぐに取り出せて無駄な動きがありません。
可動式の棚は10年ほど前にディノスで購入したものです。
キッチンは一日の大半を過ごす場所ですから、自分と家族が使いやすいように動線を考えると家事も片付けも楽に出来ます。また工夫次第でデメリットがメリットに変わるとキレイがキープ出来ます。
今回ご紹介した内容を踏まえると、オープン収納はオススメできます。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
mariさんの背面収納(おさらい)
・ゴミ箱:無印良品(廃盤)
・収納BOX:ニトリ
・可動式棚:ディノス(10年前に購入)
・ステンレスユニットシェルフワイド小 :¥21900☓2
・追加棚84cm:¥4990☓2
・追加棚56cm:¥3990☓2
・クロスバー小:¥1190
・追加用帆布バスケット56cmタイプ :¥1890☓4
物の適正量ってのは本当難しいです。
特にmariさんのように転勤族の場合、いずれ場所が変わるという設定ですから、どの程度所有するのか?という観点で悩む方も多いのではないでしょうか。
そんな背景の中で、分解が可能な無印良品を軸に、収納容量を限定し、厳選した物選びと無駄を無くす動線設計はさすがだな〜と読んでて感じました。
今回も参考になる内容ばかりでした!
mariさんありがとうございました♪
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