今日の読みものは、@jaspandii(以下、saki)さんの、暮らしに欠かせないものとなっているアートについてお伺いしました。
前編後編にわけてのお届けで、今回の後編はご自宅のインテリアについてのお話です。前編では影響を受けたデンマークの暮らしについてお話いただいていますので、ぜひ合わせてお読みくださいね。
北欧の暮らしを、日本の賃貸暮らしでするコツ
私たちは日本で暮らす国際結婚夫婦です。夫の祖国デンマークにはたびたび帰省しており、我が家のインテリアづくりも往々にして北欧のインスピレーションを受けています。
前編のコラムでもお伝えしたように、北欧の暮らしとアートは身近な存在です。その様子に触れてとても素敵だなと感じたので、私たちも自宅に多くのアートを飾っています。
2×4材とつっぱりアジャスターを使って
賃貸マンション暮らしだからといって原状回復を気にしてアートを敬遠したくはありませんでした。
そこで壁にたくさん穴を開けずに済むように、リビングに収納を兼ねた“壁”を2×4材とつっぱりアジャスターでDIY。
テレビを掛けてギャラリーウォール風に仕立て、シーズンものも時折一緒に飾ったりして楽しんでいます。
マグネットを使ったり、飾る前に準備作業をしたり
玄関ドアにはマグネットでポスターを。
壁紙のある場所はあらかじめ極薄刃カッターで壁紙を一部分めくって直接石膏ボードにビスを打つなど、賃貸でもできる最大限の工夫をしています。
退去時には穴をパテで埋め、めくった壁紙を戻して接着剤で貼ると、ほぼ傷が見えなくなるのでおすすめ。
あえて大きなポスターを飾ってみる
現在うちにある一番大きなアートは幅70cmのポスターです。飾る前は大きいアートを飾ることで狭く感じたり圧迫感がでたりしないか少し不安でした。
実際は、大きなアートを取り入れたことで逆にフォーカルポイント(空間に入ったとき最初に目がいく場所)が定まったと感じます。
相対的に空間全体が広く感じられるので、部屋の広さが限られる日本のインテリアにこそおすすめの技なのではと思い、とても気に入っています。
前編の北欧デンマークで感じたことを、ご自宅で取り入れたsakiさん。賃貸暮らしならではの原状回復のお話や飾り方のコツは賃貸以外のおうちでも参考になりますね。
70cmのアートは私も気になりつつ、うちは狭いからと諦めた経験があったので、今度欲しいものに出会ったら決めつけずに考えてみたいと思いました♩
(編集:kaori)
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