miico
私たち夫婦は共働きの会社員。6歳と3歳になる姉妹と家族4人でこのマンションに暮らし始めて8年目を迎えました。
子どもの成長とともに
この家に住み始めた当初は、長女が産まれたばかり。部屋づくりをゆっくりする時間もなく、手持ちの花瓶や雑貨をテレビボードに置いてインテリアを楽しんでいました。
子どもの行動範囲が広がるに連れ、それらをキッチンカウンターに避難するも、キッチンカウンターにも手が届くようになり…。いよいよどうしようとなった時に「壁を飾る」ことに出会いました。
好みのアートやウォールシェルフを設置して、そこだけは自分のお気に入りを飾るのがマイルール。
その代わり子どもが手の届く範囲のものは極力しまうことに。それが今のスッキリとした暮らし(に見える)の原点だと思っています。
子どもの成長とともにインテリアを徐々に解禁していき、最近は観葉植物や間接照明も置くことができるようになりました。
少しずつインテリアの楽しみ方の幅も広がってきて、今ものんびり部屋づくりを楽しんでいます。
厳選したもの選び
元々かわいい小物が大好きなのですが、飾る場所が限られたことで慎重にものを選ぶようになりました。
私のもの選びの基準は「愛着が湧くか」ということです。
私の愛着が湧くポイントは二つ。購入した時の思い出があることと、手作りのものであること。
作家さんがご自身の時間を使って作ってくださったものだと考えると、とても愛着が湧くんです。
愛着があると飽きることもなく、ものを大切にするという視点でもおすすめのもの選びの基準です。
家族の「好き」も大切に
「リビングがスッキリしている」とよく言っていただくのですが、実はテレビボードやソファー横のサイドテーブルの中はオムツやおもちゃ、図書館で借りてきた本など、ほぼ子どものもの。
リビングのおもちゃを隠している分、2年前に部分リフォームをして室内窓で区切った隣の部屋は、家族が好きなように使ってもらえるようにしました。
レゴをそのまま置いていたり、それぞれの専用の引き出しを作ったり。部屋ごとにメリハリをつけることで、家族の「好き」も大切にしたいと思っています。
癒しの時間
私の生活で欠かせないのがコーヒーを淹れる時間。豆を挽き、道具をセットしてゆっくりとお湯を注いでお気に入りのマグカップにコーヒを淹れる。
時間にしたら5分程度ではありますが、ぼーっとできる癒しのひとときになっています。
最近は子どもが豆を測ったり、豆を挽いたりお手伝いをしてくれるようになりました。
子どもたちが大きくなったら、一緒にコーヒーを飲みながら女子会をするのが今から楽しみです。
ものが少ないからスッキリしているのではなく、自分と家族の「好き」を大切にし、置いて見せる場所のメリハリを持たせているからスッキリした暮らしが実現したmiicoさんのおうち。
お子さんの年齢などで制限がある中でも「どうしたら楽しめるか」を模索し、見つけたインテリアの楽しみ方は、まだ余白があるからこそライフスタイルの変化などにも柔軟に対応できるのだろうなと思いました。これからどんな風にアップデートされていくかも楽しみですね。
(編集:megu)
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