【暮らしのインテリア】夫婦のやりたいこと・こだわりは諦めずインスピレーションを大切に〜家と庭が繋がる高台の平屋(tttm_homeさん)

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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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情報やチャンスは自分から取りに行く工務店探し


執筆者:tttm_home(@tttm_home)さん


こんにちは、tttm_homeです。Instagramは主に妻が投稿してくれているのですが、このコラムは夫目線で私たち夫婦の「家と暮らし」についての価値観や大切にしていることなどをお話します。


今回は理想の工務店に出会うまでの葛藤と経緯について。つたない文章ですが、是非お付き合いください。


tttm_homeさんの前回までのコラムはこちら


大手ハウスメーカーへの憧れ


私たちの家づくりのスタートは夫婦それぞれがマイホームに求める希望やわがままをたくさんリストアップするところからスタート。二人の理想の暮らしについてしっかり話し合ったのちに、工務店&土地探しを進めていきました。


※この記事の中では、全国展開している規模の大きい住宅会社を「ハウスメーカー」と呼び、地場の狭いエリアで展開している住宅会社を「工務店」と呼ぶことにします。


まず最初に私は「大手ハウスメーカーで建てる注文住宅」に憧れを抱いていて、それはそれは半端のない憧れでした(笑)


大手ハウスメーカーの良いところは、まずネームバリューの安心感。わからないことがあっても手取り足取りしっかりサポートしてくれて安心して色々お任せできるところ。芸能人が出ているCMを見ても「こんな家でこんな生活ができたらいいな」と感じる方も多いのではないでしょうか?


しかも施工実績がとても多いので、Instagramで同じハウスメーカーで建てた人たちが交流しているのもよく目にしますし、ハウスメーカーごとのハッシュタグがあったりもしますよね。


正直とっても羨ましい(笑 )ただその分、価格が高いのも事実。


いくら「このハウスメーカーで建てたい」!と思っても、予算が合わなければ夢のまた夢。


実は私たちも家づくりの初期の頃に大手ハウスメーカーに相談に行ったことがありますが、最初に伝えた予算を大幅に超える提案が出てきたときは、さすがに天を仰ぎました。


もちろん自分たちが提示した予算が低かったのもありますが「さすがにこの金額は出せない」と、諦めました...。この“ハウスメーカーショック”のお陰で、自分たちにはどんな住宅会社で建てるのが合っているのかをじっくり考える良い機会を持てたのだと思います。


自分たちに合った住宅会社とは?


ここで一つ気づいたのは、自分たちの希望や叶えたいこだわりが強いことは自覚していたので、それを実現するには標準仕様の設定がない工務店の方が合っているのではないかということ。


多くのハウスメーカーには「標準仕様」というものがあって、メーカーが決まっていたりオリジナル設備が設定されていたり。それ以外を選ぶと追加費用がかかる(オプションになる)場合も。


特にキッチンや水回りの住設機器はハウスメーカー毎の制約が多いそうで、希望の設備を自由に選べるというわけではないということを知りました。


私はこの時まで工務店よりも大手ハウスメーカーの方が自由度が高く、お金さえあれば何でも選べると思っていて。そしてこの段階で自分の中の大手ハウスメーカー神話が崩れ去ったのです(笑)


その後もじっくり時間をかけて考えて、自分たちのわがままな希望の間取りを叶えられる地場の工務店を探すことに。


工務店探しの旅


当時のメモに書かれている間取りや設備のマスト条件は


・コンパクトな平屋がいい

・リビングの掃き出し窓は天井まで高さのあるもの

・建具はハイドアを採用したい

・キッチンはGRAFTEKTのデュエタイプにしたい

・リビングと繋がりを持たせた広いタイルテラスがほしい


などなど、細かな希望まで書き留めて。耐震性能や断熱などの性能については、私も妻も「最近の住宅ならどこの工務店で建てても十分な性能があるだろう」と同じ意見でした。


その後【地域名・工務店】で検索し、様々な工務店のサイトを見漁る日々。施工事例が掲載されているなら、その工務店の得意な雰囲気や間取りが大体わかるので、それを参考に総合住宅展示場にも足を運びました。


ある工務店のモデルハウスでは断熱性能や気密性などの機能的な強みを熱心に説明してくれたのですが、間取りやインテリアの話、根本的な価値観が噛み合わず候補から外れました。


また別の工務店ではアンケートに住所を書いたその日の晩に、お礼を兼ねて私たちの希望に近い事例をまとめたカタログを持参したと営業さんが訪ねてきました。近場ならまだしも、自宅から車で2時間かかる住宅展示場であり、その圧に驚いてしまって候補から外したことも。


理想を叶えてくれた工務店との出会い


最終的に私たちが建てた工務店を知ったのははInstagramでした。ステキなお家の投稿をひたすら検索し、特にステキな投稿をしているアカウントに「もし良ければどちらで建てられたのか教えていただけませんか」とお声がけしたのがきっかけ。


ご紹介いただいた工務店に早速アポを取って伺うことになり、見学させてもらったモデルハウスは間取りこそ自分たちの希望とは違ったけれど、空間の見せ方や窓の取り方がとてもステキでした。


置かれたインテリアや小物のセンスもすごく好みで、夫婦で「めっちゃ良いじゃん」と顔を見合わせたほど。


当日案内して下さったのがそのモデルハウスのプランを担当された方で、細かいこだわりなども全部共感しましたし私たちがやりたいことにも共感してくれたこともあり、夫婦二人ともその工務店で家を建てたくなったのです。


見学を終えて帰る車中では「正直これまでに見たどこよりも今日のモデルハウスがダントツでおしゃれだった」「あのプランナーさんなら期待以上の提案をもらえそう」と興奮したのを覚えています。


悩んだときは原点に立ち返って


今になって思うのは、モデルハウスを案内してもらった時の「印象や直感を信じて良かった」ということ。


打ち合わせで色々悩んだりすることもありましたが、その都度的確なアドバイスや良い提案をもらえたので、不安なく家づくりを進めることができました。


最終的に当初の予算よりオーバーしてしまいましたが、希望したマスト条件はほぼ叶えられて大満足の家づくりとなりました。


次回のコラムでは、家づくりを進める中で工夫したこと・こだわったことをお話しようと思います。



家の設備や建つまでの経緯を公開されている方はたくさんいらっしゃる印象ですが、その家に住う方がなぜその施工会社を選んだのかまでは意外と知らないってことはありませんか。tttm_homeさんご夫婦の夢を一緒に叶えてくれる工務店との出会い、とてもステキなお話だなと思いました。


何だか難しく考えてしまいがちな家づくりですが、大切なのは「自分たちが何を大切にしているか」であり、それは技術だけでなくやはり人との繋がりがあってこそ実現するのですね。


tttm_homeさん、ありがとうございました!

(編集:megu)


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