グレーを基調にしたスタイリッシュなキッチン
グレージュインテリアが特徴的なおうちにお住まいのmyhome___ideaさん(以下、ゆうさん)。
柔らかいブラウン色の床、ベージュを差し色にした柔らかみに加え、グレーを基調としたシンプルで冷たさも感じるインテリアはゆうさんのコダワリが詰まっていました。
時代の流行には流されない、自分が好きなものを取り入れたおうち造りについてお話を伺いました。
キッチンハウスもムクリはでは初のご紹介ですが、うっとりするくらい素敵な造りです。詳細URLも記載してありますので、ぜひ覗いてみてください。
(※記事の中での規格は建築時のものです。現在の最新の規格はメーカーの商品ページ等をご参照いただけますと幸いです。)
グレーの天板が美しい、インテリアに馴染むキッチン
キッチンメーカー:キッチンハウス
「Only One のキッチン」 キッチンハウスはセールス・プランナー・設計と共に「best of best」なプランを創り出します。15のスターティングモデルを元に無駄の無い動線と部屋のどこから見ても美しい・・・を目指してユニットをレイアウトしていく「ゾーニング」。
さらに内部の納まりを詰めてゆく「チューニング」シンクや調理台の位置も自由にレイアウトしワークトップや扉のカラー・材質を豊富なバリエーションの中から選び多くの国内外ブランド機器のビルトインにも対応していきます。
さらにお客様一邸一邸のキッチンスペースに合わせて周辺収納部分を含む全体動線を調節しデッドスペースのないスッキリとしたカスタムメイド・キッチンへ進化させます。
こうして検討が重ねられ数多くのプランの中から「best of best」なプランが完成されるのです(HP参照)
キッチンハウスの詳細はこちらかたご覧いただけます。
キッチンサイズ
全長:2800mm
奥行き:1000mm
高さ:860mm
デザイン
天板・面材:メラミン素材(ロックグレー)
その他
食洗機:Miele/ecoflex
水栓:グローエ(ZEDRA)
浄水専用水栓:グローエ(SEAGULL IV)
レンジフード:アリエッタ
IH:リンナイ/デリシア
背面収納
メーカー:キッチンハウス
背面収納サイズ
全長:5600mm×奥行き600mm
※冷蔵庫置くスペースは1000mm
高さ:
・トール収納:2000mm
・キッチン背後:840mm
・ダイニング側:720mm
※キッチン真後ろとダイニング側で変えてあります。
ダイニング側の背面はPCスペースを作る予定をしていてイスを別に設けるとゴチャゴチャしそうなのでそのままダイニングチェアを使う予定だったので高さを変えてもらってます。
料理が楽しくなるキッチン
ゆうさん
設計当初からキッチンのデザインは今の形をイメージしていたので、デザインに関しては迷いなく直ぐに決まりました。とにかくオーダーメイドで造れるので、使い勝手はじっくり打ち合わせをさせてもらい自分のスタイルに合った物が出来たと思っています。
インテリアが大好きな私は、キッチンのデザインにもコダワリたくEuromobilのキッチンを見にショールームに行った際に出会ったのがキッチンハウスでした。因みに、Euromobilは家全体の予算を考えた時に採用が難しく諦めました。
天板と両サイドを同じ素材にしたのは、Euromobilのキッチンを意識したというのもあります。キッチンハウスの担当者さんには、色々わがままを聞いていただき本当に感謝していますし、今のキッチンに愛着がとてもあります!
もともと料理は苦手でしたが、新居に越してからは料理がすごく好きになり、日々楽しくキッチンに立てるようになりました。
海外製食洗機は必須だった
以前、少しだけ海外に住んでいた時があり、その時に出会ったのが海外製の食洗機でした。大きさもあり、容量もあって便利さを体験していたので、家を建てる時には絶対このサイズ感が良い!と思っていました。
設置前にMiele/ecoflexが発売になりそちらを採用しました。
洗浄が終わると、ドアが自動的に開いて冷たい空気を取り込み、食器の乾燥を促進してくれるオートオープン機能が標準で付き、3Dカトラリートレイも装備されていています。
何よりもクイックパワーウォッシュという機能が搭載され、58分で大容量の洗浄が可能になってます。家族や友人を呼んだ時などにとっても役に立つ機能です。
実際住み始めて大容量は本当にありがたいと実感しています。お皿洗いが苦手な私にとって、予洗い機能もあり、水とお湯どちらも出るので、食洗機に入れる前に汚れを落とさずともしっかり綺麗になる点も魅力でオススメです。
普段のお手入れ
ウタマロクリーナーをまず、キッチン全体にかけてキッチンペーパーで拭きます。そのあとパストリーゼで仕上げです。
お休みの時や時間がある時は、キッチン天板を丸洗いしてスクイージーで水切り(シンクに流します)し、最後はパストリーゼで軽く布巾で拭いておしまいです。
なるべく、汚れが溜まらないように意識的にお手入れをしています。
気持ちも上がるキッチン背面
背面収納
◯背面収納
・グレーのトール収納:キッチンハウス
・作業棚:造作
◯キッチンタイル
メーカー:リクシル
ゆうさん
グレーのトール収納はキッチンハウスにてオーダーしました。デザインは天板と同じ素材を使い統一感を出しています。電子レンジ付きのオーブンを設置し、トースターや炊飯器も予め設置できるように設計しています。
しっかり収納を設けることでキッチン全体がすっきり見えます。
好きな物を飾って気分をあげる
キッチン後ろにシェルフを3つつけてお気に入りの物を飾るちょっとしたスペースがあります。基本シンプルにすっきりしたキッチンを意識しましたが、自分が好きな雑貨を飾るこのスペースがいつも気分を上げてくれます。
タイルはリクシルのものを採用しました。
カラーはベージュなんですが、夜に照明をつけると暖色っぽく変化して見えるので、朝と夜で違った表情が出るのもお気に入りです。
家事動線にもコダワリを
時短・効率化を目指した
面倒くさがりでズボラな性格でしたので、家事動線はかなりコダワリました。
そのため、間取りをある程度工務店さんに出していただいたあとは、家の形は変えずに中の間取りに関しては私が徹夜でつくったほどです。
キッチンの冷蔵庫横には一畳ほどですがパントリーを設置したり、その横にはランドリールームがあり、キッチンを中心に家事をする場所をまとめ、時短・効率化できる動線設計を目指しました。
こうすれば良かった動線
もう少しこうすれば良かったという点は、強いて挙げるとするば、ウォークスルークローゼットはやっぱり1階につければよかったです。
冬場なんかは、アウターをしまったりするのに階段の往復があったり、洗濯物の収納だったり。。。と何かと動作が必要ではあります。ただ、1日何往復もするわけではないので、そこまで気にはなりません。
収納全般的にまだまだ完璧に出来ていませんが、とにかく取りやすく片付けやすい、そして使う場所に片付けるように心がけてます。
リビング・ダイニングは間取りがポイント
コダワッタL字型の間取り
ゆうさん
リビング・ダイニングのこだわったところは、間取りです。とにかくキッチン横にダイニングでキッチン前にリビング!L字のLDKは絶対でした。
海外のお家でその間取りを見たことがあり、ダイニングの孤立感なんとも言えず最高ーー!ってなって取り入れました。ただ、思ったよりダイニングスペースが狭く、当初計画していた造作のダイニングテーブルが入らなかったので、そこは少し後悔してはいます。
リビングにも変化を
◯LDK広さ:約30畳
リビングは一段下げた造りになっています。
もそもと新居のソファを設計段階で決めていたこともあり、ソファのサイズに合わせて一段下げています。
ただ、一段下がることで独立感を演出したかったのですが、思っていたより下がっていなく(私のサイズチェック漏れが原因です・・・)、施行中に変更もできなかったのは後悔しましたが、今となっては特に気にもなりません(笑)
ソファの奥には小上がりの畳部屋も設置しました。
あとは、吹き抜けにした方が実際の畳数よりも広く感じたな〜と思うこともありますが、折り上げ天井も夜にライトをつけると良い雰囲気になるので、そこまで後悔はありません。
ドッグルームを設置し愛犬も安心
我が家では犬を飼っています。
毎日寝るとき以外は家の中で放し飼いをしていますが、愛犬のサイズからするとLDKはちょっと広いくらいで、お留守番のときや、夜など落ち着いて寝ることができるようにと、リビング・ダイニングの一角にプライベートスペースを設置しました。
電気と換気扇をつけたので、今のところ臭いも気になりませんし、冬はホットカーペットをつけて寒さ対策をしました。
床はクッションフロアを採用し、ゲージ横にはドッグフードやお着替えなど、犬用品を収納できる稼働だなもつくってもらいました。そのため、お手入れも直ぐにできて大満足です♪
リラックスできるインテリア
◯床材
メーカー:IOCフローリング/カンヌブラン
◯ソファ
◯TVボード 商品:IKEA
柔らかいと無機質を実現した玄関&サニタリー
アール壁と色合い豊かな玄関
アール壁は、どこかのモデルハウスで似たようなものがあり一目惚れし採用しました。そのモデルハウスのアール壁にはニッチはついていませんでしたが、玄関に横長の三段のニッチが欲しい!と言うコダワリもあったので大工さんにワガママを言ってお願いしたものです。
塗装は友達に手伝ってもらいながら仕事後徹夜で自分たちで塗りました。因みに、2Fのすべてのドア&寝室のグリーンの壁もDIYです!
壁の裏側はシューズインになっていて、コート掛けや来客用のスリッパニッチが備え付けてあります。
明るい玄関
玄関は明るく!が希望で、天窓をつけたり、玄関入ったところにある収納棚にも窓を採用したことで、とても明るい玄関で満足しています。
玄関のタイルは実は引き渡しギリギリまでモルタルの予定でしたが、外壁とのバランスを考えたときに、ややシンプルすぎると思い急遽タイルに変更しました。
とにかく残ってる予算も全然なかったのでタイル屋さんに廃棄のタイルを見せてもらいその中から1枚1枚選んで格安で譲っていただきました。もちろん、私と主人2人でトラックに積んで持って帰ってきました(笑)
そのあと知り合いから紹介してもらった別のタイル屋さんに事細かく貼り方を説明し、丁寧に仕上げてもらいました。タイルは大きいサイズでランダムに不規則に仕上げたかったので中々プロの方と共有出来ず・・・打ち合わせが大変だったのも良い思い出です。
モールテックスで無機質を演出
モールテックスの表面はマットコーティングを施してあります。鏡は横幅いっぱいに設置してもらい(後ろに収納はありません)、ライトは裸電球3つのみです。鏡の下は吹き出しで物が置ける奥行きがあります。
白いタイルに洗面ボウルは、篠原涼子さんが出てる化粧品のCMに一瞬映ってた洗面スペースをイメージしてデザインしました!わかるかたいますでしょうか?(笑)
洗面ボウルはvilleroy&bochを採用し、深さは14センチほどです。極力インテリアの邪魔にならない物を選びました。水ハネは多少ありますが、使ったら拭き取っているので特に気にはなりません。
時代に関係なく自分の好みを大切に
わたしは「柔らかいけど、どこか無機質で冷たい」をテーマにしていつもインテリアを考えています。流行りももちろん大好きですが、時代関係なく自分の好きなものを取り入れてます。
意識しているところは、大きな家具や目立つものにBlackは基本入れないようにしています。もちろんBlackと言うカラーは大好きでお洋服などはモノトーン系ばっかりですが。
細かい雑貨などにはどうしてもBlackが入ってきてしまいますが、自分が意識しているテーマにはBlackは合わないんです。なので、物の選び方にもしっかりコダワリを持っています。
これからも、柔らかい中にも冷たさのあるインテリアを意識して、自分たちがリラックスできることを一番にインテリアを楽しみたいと思っています。
いかがでしたでしょうか。
一見写真からはシンプルで素敵なインテリアに目が行きがちですが、間取りもご自身で考えられたところに強いコダワリを感じました。
リビング・ダイニングの優先した間取りや、家事周辺の時短間取りなど、ライフスタイルや好みで大きく変わってきますよね。設計段階の間取りを考えるのは大変ですが、やっぱり楽しい部分も大きいです。
そのほか、ゆうさんのインスタグラムにはコダワリが詰まっていますので、ぜひご覧になってください。
ゆうさん、ご協力ありがとうございました♪
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