【暮らしのインテリア】広さではない、目的を優先させた3畳の和室〜暮らすためのおうちづくり〜(nika.homeさん)

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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


インテリアに関する記事・コラムはこちら


求めた期待にこたえてくれた和室


執筆者:nika(nika.home)さん


前回のコラムではリビングダイニングに求めたことと、L字型にこだわった理由についてご紹介いたしました。


その際にもお話しましたが、お家ノートに綴ったリビングダイニングへの希望の1つめは「明るく過ごしやすい事」でした。そしてリビングダイニングへの希望の2つめは「1人でも家族みんなでもそれぞれが心地よい場所である事」でした。


今回はその続きで、リビング・ダイニングと併設するキッズスペース(和室)についてご紹介したいと思います。


nikaさんの過去のコラムはこちらよりご覧いただけます。


前回も触れましたが、和室の位置関係はキッチンに立った時に前方にあるリビングの左隣りにあたります。ちらりとキッズスペースの床材が見えています。


お家ノートに綴ったリビングダイニングへの希望の3つのめは「リビングの隣に和室が欲しい」でした。


主な理由は下記三点でした。


しばらく続く子育てでの身支度やお世話、遊ぶためなどのキッズスペースとして使いたい

洗濯物を畳んだりアイロンを掛けたりする家事スペースとして使いたい

リビングとの間に扉を付けて客間やフリースペースとして使いたい


つくるか悩んだ小さなスペース


当初は6畳程の和室を考えていたのですが、予算の関係や他のスペースの方に優先的に広さが欲しかった事もあり、最終的に取れたのは3畳程の小さなスペースでした。


そのため、本当に必要なのか悩んだところではありましたが、和室をつくる目的がはっきりと決まっていた事や夫婦の意見が一致した為、設置することにしました。


夫は、寝そべってゴロンとできるスペースが欲しいと言っていたのを覚えています。確かに畳の上でゴロンとするのは気持ちがいいですよね(笑)


実際に暮らしてみて、今は主にキッズスペースとしてこどもの身支度をしたり遊んだり、また洗濯物を畳んだりアイロンをかける家事スペースとしてもかなりの頻度で活用しています。


結果、やっぱり造ってよかった!と毎日の暮らしの中で実感しています。


3畳程となったため、リビングを仕切る為の扉は設置できませんでした。代わりに天井にロールスクリーンを設置しました。急な来客時には洗濯物などを目隠しする事が出来たり、遮光タイプを選んだのでこどものお昼寝時に使う事もあります。


我が家に適した和の床材


また広さの関係もあり床材は畳ではなくミサワホーム×東リの「テキスタイルフロア」を採用いたしました。クッション性があり畳のような雰囲気のある繊維床材です。


オープンなスペースですが洋室の空間にも合うのでフローリングとも馴染んでくれます。汚れや水分を弾いてくれるというお手入れの面で楽なことも決め手になりました。


現状、お手入れは月に一回程床拭きをするのみです。水分を弾いてくれる為、染み込みにくく汚れもつきにくいです。


住み始めてから4年程になりますが、今のところは特に傷みなどは感じていません。また汚れた場合などは全てではなく汚れた箇所だけ1枚から交換する事ができます。


取れなかった和室の押し入れスペース


ちなみに和室に広さを確保できなかった我が家は押入れもありません。でも、普段こどものお昼寝等で布団は使用します。そして、布団を収納するには奥行きが必要になります。


そこで、布団収納のスペースを確保する為に、二階の納戸に布団を入れる事が出来る奥行き90センチ程の中段を設置しました。


大容量入る押入れ収納は残念ながら採用する事が出来ませんでしたが、納戸に中段を設ける事で布団収納については解消できています。


和室は6畳くらい、という固定観念はありますが、それにとらわれず和室を活用する目的を優先させたことで、結果的に広さに関係なくイメージ通りの使い方ができています。


おうち造りの際に、明確に使うイメージができている場所や機能があれば、そちらを優先した方がうまくいくケースもあると思います。


以上、我が家のリビングダイニングの後編として、リビング隣のキッズスペースについてご紹介いたしました。


前編・後編にわたりお届けしてきたLDKですが、家族の食事や団らんはもちろん、こどもを遊ばせたり、友人を招いたりする住まいの中心になります。長い時間過ごす場所だからお家造りにおいてとても大切な場所です。


地域柄や立地条件などの環境、また家族が理想とするお家はそれぞれ違うと思いますが、少しでもこれからお家造りをされる方の参考になれたら嬉しく思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました♪


前編・後編LDKアイテム一覧

インスタグラムでもよく質問いただくアイテム、素材についてまとめましたので、宜しければ参考にしてみてください。


◯和室アイテム

・広さ:約3畳

・床材:ミサワホーム×東リの「テキスタイルフロア」


◯リビングアイテム

・広さ:15畳(リビング・ダイニング)

・ソファ/TVボード:無印良品

・時計:SEIKO電波時計/SIK4100-00001(S)

・ラック:cosine(コサイン)/スマートラックメープル

・ラグ:イブル

・シェード:品番名不明

・天井クロス:商品品番不明

・床:フローリング(チェリー※無垢ではありません )


◯ダイニングアイテム

・テーブル:無印良品(リアルファーニチャー)/150×80センチ

・椅子:FDBモブラー



おうちを建てる時に和室はどうしますか?という会話って出てくると思います。


nikaさんのように6畳は難しいけれど3畳なら何とかなる!という方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。


実際の広さ以上に大活躍のキッズスペース、使い方を想像してロールスクリーンを取り付けたことによりさらに活躍の幅が広がりましたね。これからご家族の成長と共に使い方が変化していくのも楽しみです。


床材のテキスタイルフロアがとっても気になりました。雰囲気も素敵ですし、メンテナンスがラクって嬉しいです。いつかのために、後で個人的に調べてみようと思います(笑)


nikaさんありがとうございました♪

(編集部:kaori)


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