【暮らしのインテリア】定期的なお手入れで、長く一緒に暮らす〜シンプルなおうちづくり(鶏手羽先と人参のパエリヤレシピ付き)__mamigram___さん

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使い込んだ味と共に長く付き合う


執筆者:__mamigram___さん


前回のコラムでご紹介した我が家の無垢のダイニングテーブル。日々使っているうちにどうしても自然と増えていってしまう傷や汚れ。長く使いたいからこそメンテナンスも必須になってきます。


今回はそのテーブルのお手入れ方法について詳しくお話したいと思います。


マミさんの過去のコラムはこちらよりご覧いただけます。


塗装で変わるテーブルの表情


ダイニングテーブルを選ぶ際、デザインやお値段など様々ですが、表面の仕上げ方も選ぶ際には大事なポイントになってくるかと思います。


大きく分けると、オイル塗装とウレタンなどの塗装の2種類があります。


我が家の無垢テーブルの表面はオイル塗装です。 

一般的にはオイルフィニッシュとも言われ、自然由来のオイルをテーブルに馴染ませて仕上げることで、サラサラとした木の本来の風合いを感じられます。キズや水には少し弱いですが、お手入れをすることでまた甦らせることができます。


一方、ウレタン塗装されているテーブルはウレタン樹脂で木の表面を覆うことで傷が付きにくく、水や汚れにも強いというのが特徴です。もし汚れてしまっても拭き取りやすく輪ジミなどの心配もありませんが、表面には艶があり木の風合いはあまり感じられないかもしれません。


木の風合いや肌触りを楽しめるオイル塗装か、お手入れいらずのウレタン塗装かどちらもメリットがあるので悩みますよね。


お手入れが大変だからと躊躇されている方にはぜひこの記事を読んで、オイル塗装の良さを知ってほしいなぁと思います。大切な家具をお手入れしてあげることで、益々愛着がわきますよ!


無垢テーブルのお手入れ方法


オイル塗装のテーブルは、使っていくうちにオイルが抜けて表面が乾燥してきます。そうすると傷やシミが付着しやすくなり、表面もざらついたりカサカサしてきます。


無垢テーブルのお手入れ方法はいろいろあると思いますが、我が家では以下の5ステップでお手入れをしています。


1.ふきんでテーブルの表面を拭き、かんたんな汚れを落とす 

2.汚れや輪ジミは紙ヤスリで削り落とす

3.乾いた布で削りかすを取る

4.蜜蝋ワックスを塗り込む

5.テーブル表面のワックスを拭き取る


お手入れをすることで、見違えるような手触りとツヤが戻ってきます。


用意するもの

・普段使っている台ふきん 

・紙やすり:240番と400番の2種類をあらかじめ使いやすい大きさにカットしておきます 

・ウエス:3枚(使い古したタオル、TシャツなどでOK)

・蜜蝋ワックス


1.まずは水を含んだ布巾をかたく絞ってテーブルの表面を拭き、汚れを落とします。


2.次に#240の紙やすりで全体を削り、#400の紙やすりで仕上げます。このとき、必ず木目に沿ってやすりをかけるようにしてください。やすり面が目詰まりしてきたら新しいものと取り替えます。


一般的に売られている紙やすりには、「目の粗さ」によって番号がついています。


今回使ったのは、#240と#400の2種類で、数字が小さい方が目が荒くなっています。使う順番は、荒い目のヤスリ#240→細かい目のヤスリ#400となります。


紙やすりは100円ショップやホームセンターなどでも購入できます。紙やすりを張り付けることができるパッドなども売られているので、そちらを使うと削りやすくなります。


輪ジミのついてしまったテーブルのやすりかけ前・後です。


3.やすりをかけ終わると細かな削り粉が出てくるので、それを乾いたふきんできれいに拭き取ります。


4.そしていよいよワックスを塗っていきます。 

私の使用している蜜蝋ワックスはネットで購入したものです。固形のワックスになっているので、少量を乾いたふきんに取って、薄く塗っていきます。


塗る際のコツは、ワックスを一度にたくさん取らないこと。少しずつ薄く木目に沿って塗り込んでいく感じです。塗っていくと木目が浮き出て、ツヤと光沢が出てきます。この作業がとっても楽しいですよ♡


こちらがワックスを塗る前のテーブルと塗った後です。 

写真でお伝えするのは難しいのですが、ワックスが染み込み少ししっとりしているのがわかりますでしょうか。


5.ワックスを全て塗り終えたら、最後に乾いた布で全体を拭きあげて終了です。この拭きあげをすることでさらっとした仕上がりになります。


注意:ワックスが完全に乾くまでに半日以上はかかるので、それまでテーブルは使わないようにしてくださいね!


メンテナンスをするようになって


オイル塗装のダイニングテーブルを選んだ我が家でしたが、買った当初は輪ジミができるのが怖くてテーブルマットを敷いていました。マットがあれば、オイル塗装のテーブルでも水気を気にせず過ごすことができます。


しかし、生活していくうちに「せっかくの無垢テーブル、魅力が半減しているかも・・・これじゃ買った意味ないじゃん!」と思うようになり、思い切ってマットは外して生活してみることにしました。


マットなし生活を始めて10ヶ月ほどが経ち、結論から言うともうマットは必要無くなりました。


普段グラスを置くときはコースターを使うことで輪ジミは気にならなくなりましたし、熱いものを置くときは鍋敷きを必ず敷くことでマットがなくてもテーブルは全く痛みません。


飛騨産業の無垢テーブルは木目が美しく肌触りもとてもいいので、マットを外すことでテーブル本来の良さが十分に感じられます。マットありとなしではまるで違うテーブルのようです。


付いてしまった全部の傷やシミが消えるわけではありませんが、それも我が家のテーブルならではの味、ということで少しの傷やシミなどは気にならなくなりました。こうしてお手入れをしながらテーブルと一緒に長く暮らしていきたいです。


今回は我が家のダイニングテーブルのお手入れについて書かせていただきました。少しでも参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました♪


本日のおうちごはん〜鶏手羽先と人参のパエリヤ


今回のレシピはみじん切り野菜とにんにくをたくさん入れたパエリヤです。


手羽先を塩麹に漬けておくのもポイントです。我が家には1~2人用と3~4人用のパエリヤ専用の2つの鉄鍋がありますが、なければ普通のフライパンでも出来るので試してみてくださいね♡


作った時は1~2人用のパエリヤパンを2つ使って同時調理しましたが、今回はひとつの鍋で作る方法に変えてあります


材料

・米:200g

・ 鶏手羽先:6~8本 半日~3日ほど塩麹に漬けておく

・ 人参:小1本

・ねぎの青い部分:たくさん!

・ にんにく:2片

・ 鶏スープ:500㎖

・トマトソース:200g程度

・ サフラン:ふたつまみ

・ 塩胡椒:少々

・オリーブオイル :適宜

・ 仕上げ用のパセリ


作り方

1.鍋に、オリーブオイルを入れて火にかけ、鶏手羽先を入れて両面に焦げ目がつくように焼き付けたら一度取り出します。中まで火を通さなくてOKです。


2.そのままの鍋にオリーブオイルを足し、みじん切りのにんにくを入れて香りが立ったら、みじん切りにした人参と小口切りにした青ねぎを入れてしんなりするまで炒めます。


3.そこにトマトソースを入れて水分を飛ばしたら、洗っていない米をそのまま入れ、透き通るまで炒めます。


4.塩胡椒で味を調えたら、サフラン(アルミホイルに包んでトースターで2分ほど温めてから使うと良く香りが出ます)を入れてから温めておいた鶏スープ(我が家ではささみや胸肉を茹でた時の茹で汁に塩を少し入れて冷凍しておいたものを使っていますが、無い場合はチキンコンソメ等で代用出来ます。)を入れて煮立たせます。スープは全量を入れず、残しておきます。


5.鶏手羽先を戻し入れて、中強火で5分、弱火にして12分ほど炊きます。


6.途中でスープが蒸発し米の表面が出てきたら、残しておいたスープをつぎ足します。蓋はせずに多めに入れた水分を蒸発させていくことで、ふっくらとしたピラフ風パエリヤから抜け出せると思います。おこげが好きな方は最後に1分ほど強火にしてください。


7. 仕上げにパセリを散らして完成です♡


今回は塩麹に漬けておいた鶏手羽先があったこと、その他に冷蔵庫にあったのが人参とねぎの青いところだけ(笑)という状況からなんとなく思いついた組み合わせでしたが、人参はもっと少なくてもいいし、普通の鶏肉やねぎでなく玉ねぎを使っていただいても大丈夫です。


良かったら是非お試しくださいね!



木目が美しいマミさんのお宅のダイニングテーブル、こうしてこまめにメンテナンスされているからこそ、あの素敵なお料理の数々がより一層映えるのでしょうね。


我が家は昨年ダイニングテーブルを買い替えることになり、急だったため予算や納期の関係でお手軽なウレタン塗装のテーブルにしました。確かに水にも強く、汚れたときには水拭きをするだけ、とっても簡単です。


しかし買って1ヶ月程で事件が!!

我が家の愛猫ももちゃんがビックリした拍子に爪を立ててダッシュしてしまい、テーブルにすごい傷が付いてしまいました。一度削れてしまったウレタン塗装は元には戻らないので、どうにもなりません。


この事件以来、ダイニングテーブル貯金をして、いつかオイルフィニッシュのテーブルを買おうと夫婦で決めました(笑)


マミさんのように傷がついたりシミが出来てしまったとしても、メンテナンスをしながら長く愛せる一生モノのダイニングテーブルに出会えるまで、しばらく時間をかけて選んでみたいなぁと思いました。


マミさん、今回もありがとうございました♪

(編集部:megu)


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