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「暮らしの整理・収納術」はインスタグラム中心に日々整理・収納、お掃除を実践されている方にご協力いただき、コラム形式で配信していきます。
※記事をご覧いただき実用する際には商品(洗剤等)の使用上の注意を必ずご確認いただき、また使用するもの、場所によっては対象物の注意書きもご確認いただくようお願いいたします。
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コラム執筆者のご紹介
今回ご協力いただくのは、モノトーンでまとめられたインテリアと隅々まで整った収納が素敵なsayo(@st.345)さんです。
収納一つ取っても、その場所に収納されている理由だったり、 なぜそのような仕組みになっているのかなど、それぞれのライフスタイルや使い方によって色々と違ってきますよね。
コラムを通じて、ライフスタイルから考えられた収納方法や仕組みについてを詳しくご紹介いただきたいと思います。
それでは、sayoさんよろしくお願いします。
はじめに自己紹介
はじめまして、sayoと申します。
我が家は3年前に建てたマイホームに、30代の夫と私、小1と年中の姉妹の4人で暮らしています。
私は元々掃除や片付けが苦手でした。 実家の自分の部屋はいつも物が溢れていて、遊びに来た友達が私の洗濯物を畳んでくれる程散らかっていました(笑)
そんな私ですがマイホームに引っ越しをした事がきっかけとなり、どうすれば使いやすい収納になるのかと考え、収納を見直し始めました。
今回は主婦にとって特に滞在時間の長い、キッチン収納についてお話していきたいと思います。
グルーピングで効率よく整理収納
私は働いているので日中は家にいないことが多いため、苦手な家事に時間をかけずに整理された状態を保ちたいという思いがありました。
そんな私がいかに家事をスムーズに効率よく行えるかを考え、 収納の際一番意識して時間をかけているのが、モノのグループ分けです。
グループ分けには、人それぞれに合ったやり方があると思います。 私はこのグループ分けを意識した収納を考えるようになってから、収納のリバウンドがほとんどしなくなり、見直した状態を保てるようになりました。
使うシーンを考えての収納設計
我が家のキッチンはリクシルのもので、大小合わせて8つの引き出しがあり、動線や使用頻度を考え、1つの引き出しごとにカテゴリー分けして収納していきました。
グループ分けが出来たら次に考えるのは、そのグループをどの引き出しに収めるかということです。調理中や片付け最中の動線をイメージしながらモノを収納する位置決めをしました。
1.キッチン上段
ここにはカトラリーとキッチンツールを一緒に収納しています。
調理中はスプーンで調味料を混ぜたり、フォークで蒸し野菜を潰したりと、何かと出番の多いカトラリー収納は、キッチンの中で1番使いやすい位置にあるこの引き出しを選びました。
カトラリー収納には、100均のペンスタンドを使っています。(商品名:デスクラボ DeskLabo タワーペンスタンド クリア サイズ:92×50×205mm)
手前側にはカトラリー、奥側には小さめのキッチンツールを収納しています。 細かく仕分けているので、パッと見て何が収納されているのか一目瞭然で、斜めになっている取り出し口は出し入れもスムーズにできます。
2.グリル横
キッチンの中で一番小さな引き出しです。
油はコンロで使うので、コンロに最も近いこの引き出しに油関係の物を収納すると使い勝手がいいです。
我が家ではキッチンペーパーやレンジフードのフィルターのストック、廃油処理の粉を収納しています。
3.グリル下
一番深さのあるここにはモノを立てて収納できるので、コンロ付近で出番の多いフライパンや鍋蓋、ラップ類を収納しています。ラップケースを立てて収納でき、調理中にクッキングシートやアルミホイルを出すのもスムーズです。
100均のステンレスシートを引き出しに貼り、ラップケースが磁石でくっつくようにしました。引き出しを開け閉めしても、自立して倒れないので便利です。
4.食洗機横
キッチンの中段・ど真ん中に位置するここには、洗剤だけをまとめて収納しています。
ここはシンク側からもコンロ側からも動かずに手を伸ばせば届く位置なので、余計な動きをすることなくキッチンリセットも捗ります。食洗機の横なので、食洗機を使う時に洗剤を出すのもスムーズです。
ボトルのラベルを剥がしたり、モノトーンで統一した容器に詰め替えて、見た目もスッキリ見えるように収納しています。
5.シンク下
ここには主に、調理中の下ごしらえの時に使う包丁やボウル、スライサーやバッドなどと、長さのある菜箸やお玉などを収納しています。
上段には手拭きや布巾、食器拭きなどのタオル類も収納しています。水周りにタオル類をまとめておくことで、食器洗いや調理の後の動線もバッチリです。
6.コンロ側下段
ここにはカップ&ソーサーやケーキ皿、砂糖・ミルク入れ、茶菓子用皿などの来客用のお皿類を入れています。
7.真ん中下段
ここには洋食メニューの時に使う食器を収納。 パスタ+スープや、グラタン+スープなど、よくするメニューの組み合わせのお皿を、一緒に収納する事で、調理後の盛り付けもスムーズにできます。
8.シンク下・下段
ここにはお好み焼きや、お鍋などダイニングテーブルで調理する時の物と、今は使っていないキャニスターなどの予備を収納しています。
とんすいやれんげ、お玉スタンドをまとめて一か所に収納しておけば、鍋料理の際には一つの引き出しを開ければ必要なものが揃っているのですぐにテーブルに持っていくことが出来ます。
優先順位を決める
下段には引き出しが3つあります。共通して言えるのが、取り出す時にしゃがむのが面倒だということです(笑)
そこで、日常的に使うものは取り出しやすい上・中段に収納し、下段には月単位でしか使わないものを主に収納しています。
我が家では和食が多く登場するので、洋食に使う器は使用頻度は低めです。そこで洋食器のグループは下段に収納するといったように、私のライフスタイルや優先順位に合わせて考え収納場所を決めることで、使いやすさと動線の良さが実現し効率の良さや時短にも繋がっていると思います。
今回は我が家に合わせた収納方法のご紹介にはなりますが、参考にしていただけたら嬉しいです♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!
スッキリ整ったお家に住んでいらっしゃるsayoさんが、元・片づけられないタイプだったなんてビックリです!
そんな私は料理があまり得意ではありません。急なカミングアウトになってしまいました(笑)
料理が嫌いなわけではないのですが、主菜の調理をしながら同時に副菜を・・というのが苦手で、効率が悪いので気付くと時間がかかりすぎてしまっていたり。それで料理自体も苦手意識を持ってしまっているような気がします。
今回sayoさんのコラムを編集させていただきながら、料理が苦手なのにもちろん変わりはないのですが、キッチンの収納にも問題があるのかも!と思いました。調理中の自分を振り返ってみると、確かに行ったり来たりと余計な動きが多いように思えます。
幸いにも我が家のキッチンも同じ8つの引き出しなので、まずはグルーピングから始めてみて、私のライフスタイルに合った収納をまた考え直してみようと思っています。
次回は編集部大興奮のキッチン背面・パントリーについてご紹介いただきます。お楽しみに!
sayoさん、ありがとうございました♪
(編集部:megu)
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