【暮らしのインテリア】これは抑えておきたい!後悔しないための中古物件を選ぶポイント~中古マンションリノベーションで叶えたコダワリの暮らし(cocoyuko___さん)

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中古物件探しで感じたことと選び方のポイント


執筆者:ここゆこさん (cocoyuko___)


築22年の中古マンションを購入し、フルリノベーションしたここゆこです。


前回は我が家の家づくりの選択ということで、リノベーションを選択した理由や今のマンションを選んだ理由などについてお話させていただきました。


今回は私が中古物件探しをする中で感じたことと、それを通してリノベーション向けの中古物件を選ぶときのポイントや気を付けたいことなどをご紹介したいと思います。


リノベーション向けの中古物件探し


「リノベーションしたい!」と決意したら、通常まずはリノベーションに向けた物件探しをすることから始まるかと思います。


私たちも中古物件探しをすることからはじまりましたが、初めてのことだったので何を基準に選べばいいか、何に気を付けて見たらいいのか、さっぱりわかりませんでした。


そのためまずはスマホやパソコンで希望の地域の中古物件を手当たり次第見て、その中で気になった物件は施工会社の人に相談したり、不動産屋に問い合わせて内見させてもらっていました。


予算に合わせた物件選び


中古物件を買ってリノベーションをするなら、リノベーションにいくら予算をかけるかによっても購入できる物件価格は変わってきます。


リノベーションしたことがないと「リノベーションにいくらかかるのか」がいまいちイメージできないと思います。


そこで、自分たちで考えてもなかなか答えを出すのは難しいと思うので、事前に資金計画等についてリノベーション施工会社さんとしっかり相談しておくことが大切かなと思います。部分リノベなのかフルリノベなのかでも予算は随分変わってきます。


私達の場合は「せっかくリノベーションを選択したのだから、造作家具や造作キッチンにコダワリたい」と想いを詰め込んだ結果、提示されたリノベーション予算は希望よりもオーバーしたものでした。


でも、予算を決める前にファイナンシャルプランナーさんと上限金額を含め人生設計の相談をしていました。そのため、オーバーした予算でも問題なく生活できることがわかっていたので、安心してリノベーションする決断ができました。


この経験を通じて、「家にいくらかけるか」ということを自分たちだけで考えるのは大変だなと感じました。個人的にはファイナンシャルプランナーさんなどに相談してあらかじめ予算を明確にしてから物件探しをされた方が計画も立てやすいかなと思います。


何を優先したいかが大切


中古物件選びで大切なのが、自分たちが家に何を求めるかを明確にするということだと思います。これは前回のコラムと重複しますが、改めてお伝えすると、私たちが物件に求めたことは以下の3つでした。


1.生活しやすい立地であること

2.90㎡以上の広めのマンションであること

3.フルリノベーションできること


加えて、我が家の場合は中古物件に求めた3つの条件とは別に、リノベーションで理想の内装・間取りにしたいという希望もありました。


経験された方はご存知かと思いますが、上記希望は予算がかかることばかりです。それゆえ、物件探しではなるべく価格を抑えて探しました。


その方法の一つに方角がありました。 

やはり南向きのマンションは金額も高くなる傾向にあるため、方角を気にせず探した結果、東向きのマンションを選びました。


日当たり的にはデメリットに思える東向きですが、午前中は日当たりが抜群なため朝型生活をするにはピッタリです。また、最上階でもあるので山から上る朝日を毎日見ることもできます。


自分が経験してみて、譲れる点譲れない点を考えたり、デメリットが実はメリットではないかと考えてみるなど、発想の転換ができるとよりピッタリと合った物件との出会いにつながると感じました。 


リノベーション後の理想の家をイメージする


我が家はフルリノベーションを予定していたので、中古物件選びでは家の内装や間取りはそれほど気にはしていませんでした。


たとえ気になる中古物件の壁や障子がボロボロでも、リノベーションすれば表面上はすべて生まれ変わるので、先述した優先したい点だけをチェックするようにしていました。


そして、何よりも物件を内覧するときはリノベーションした姿をイメージし、期待を膨らませながらながら見学することも大切だと思います。


配管の構造とトイレの位置をチェックする


中古マンション選びで気をつけたいのは配管の構造です。我が家の場合、配管が部屋の床下を通っている構造でしたので、もともと段差のあるマンションでした。


壁付けキッチンをアイランドキッチンに変えたことでさらに段差が増えることになり、結果、家の中に段差は6箇所もあります。床をフラットにしたい!と思ってる方は配管の構造を聞いて、段差ができるか確認しておいた方が良いかと思います。


また、トイレの配管構造も事前チェックは必須です。我が家はお風呂は移動できましたが、トイレは配管の関係でほぼ同じ位置です。


リノベーションすることで空間を自由に変更できる中で、トイレの位置が固定だと希望の間取りも叶わないケースもでてきます。もしトイレの位置を変えたいと思ってる方はそこも気をつけて見たほうがいいと思います。


中古マンションをリノベーションして約1年が経ちました。


物件選びはあまり細かいことを気にせずに決めましたが、物件価格を抑えたことで、リノベーションにしっかりとお金をかけることができ、今は理想の暮らしができていると思います。


我が家の体験談がリノベーションを検討中の方の参考になれば嬉しいです。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました♩



物件選びの希望を考える時って、普通はついあれもこれもと欲が出てしまう気がします。私はそうです(笑)


南向きをあきらめて東向きを選択したこと、それをプラスに受け止めることができるここゆこさんだからこそ「理想の暮らし」が実現できたのかなと思いました。


また、配管やトイレの位置のお話は知らなかったことばかりでした。体験談をもとにしたお話は大変わかりやすく、物件探しをする方のヒントになるのではないかと思いました。


ここゆこさん、ありがとうございました♩

(編集部:kaori)


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