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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
家族7人が満足する二世帯住宅の収納とインテリア
入浴時の収納動線についてお話いたしました前回のコラムとは趣きをかえて、2回目のコラムは「二世帯住宅」についてお話したいと思います。
私のインスタグラムをご覧の方の中にはご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、我が家は二世帯住宅に住んでいます。二世帯住宅と一口に言っても色々なタイプがありますが、我が家が住んでいるのは玄関のみ共有で他は完全分離の二世帯住宅です。
都内では二世帯住宅を建てる方も少なくなく、住宅展示場には二世帯住宅のモデルルームがずらりと並んでいます。需要は増えているみたいで「実際住んでみてどうなの?」と気になる方も多いかと思います。
インスタグラムでも二世帯住宅情報はあまり多くなく、建築会社の投稿だったり見つけたと思っても非現実的な広大な土地に建てられた二世帯住宅だったりとなかなか情報が手に入れにくいところでした。
今回のコラムが、これから二世帯住宅を建てられる方のお役に少しでもたつことができたら嬉しいなと思い書かせていただきました。
ayakaさんの前回のコラムはこちら
二世帯住宅を建てるきっかけ
まずは我が家が二世帯住宅を建てることになったきっかけについて簡単にお話したいと思います。
賃貸に住んでいたときに、そろそろマイホームについて考えようと話が出ました。都心で土地から探して一軒家を建てるとなるとなかなか難しいところもあり、マンションにしようという話にもなりました。
私たちがマンションを購入するなら、親世帯(私の実家の土地)は家族構成的に広すぎるので手放そうかなという話になりました。
その時主人が「都内で好立地の土地を売却するなんてもったいないから一緒に住むことも考えようか!」と言ってくれたのをきっかけに、二世住宅を建てることが決まりました。
そう、我が家は私の親世帯との二世帯住宅なんです。親世帯には私の母と祖母、そして兄がいます。そんな家族7人が満足した暮らしができるお家のこだわりをお伝えしたいと思います。
玄関からの動線と収納
共有玄関を入ると、右手に親世帯、左手に子世帯へと分かれる扉があります。オレンジの電気がうっすら見える扉が子世帯への入り口です。
玄関は広い間取りが取れなかったので、天井までつづくシューズクロゼットのみあり、飾り棚などはありません。
それでも家族7人の靴を収納するのは不可能なので、子世帯の扉を開けたところにサブシューズクロゼットがあります。
私たち子世帯はここのクローゼットをメインに使っています。来客用のスリッパも親世帯とは別のものを使用してますので、子世帯側の来客用スリッパはここに収納しています。
鍵も家族7人のを一緒に収納するとかなり取りづらくごちゃごちゃになってしまうので、私たち子世帯の鍵や宅配便が来た時のハンコは廊下にキーフックを取り付けて収納しています。
階段を上がると、私たち子世帯のLDKがあります。
二世帯住宅のデメリットとして、限られた土地の中で2つ世帯を作るので、収納場所も倍必要になります。
親世帯のある1階には玄関+3LDKの間取りを作りたかったため、1階には子世帯の収納場所を設けることはかなり難しく、すべて2、3階に集約しています。(先ほどのサブシューズクローゼットを除く)
そのため、コート類や宅配の段ボール類もすべて2階まで持ち運ばないといけません。
そこで、2階へ上るとキッチンが見えますが、その手前左に小さなクローゼットを作りました。ここには、不要になった段ボールや紙ごみ、またコートや抱っこ紐を収納しています。
出かける時は靴を選ぶ以外は2階ですべて用を済ませてから、1階へ降りていくようになっています。
家事の負担としては、階段が多いので、掃除が微妙に大変だったりします。また帰宅したらそのまま2階に上がるので、1階から2階への階段がかなり汚れます。
親世帯と子世帯との好みの違い
私の母はダークブラウンの色合いが大好きで、家を建てたら絶対ダークブラウンをインテリアに取り入れたいとずっと言っていました。もちろん、せっかく家を建てるのでその主張は貫いて欲しくて、、その為、子世帯とは真逆な色合いの内装になりました。
初公開ですが、親世帯のリビングを少しお見せします。見事に、フロアーの色、建具がダークブラウンです(笑)
1階の玄関の色も親世帯のダークブラウンに合わせることになりました。もちろん巾木などもダークブラウンです。
私の場合、親世帯と一緒に住むことに抵抗がなく(私の実家も二世帯だったので)玄関の色はダークブラウンで全く問題がなかったのですが、二世帯住宅のデメリットとして共有部分を作る際に好みの違いで衝突する場合もあります。
母と好みが似てたため、玄関のタイルもミサワホームの展示場で2人してこれにしたいと意見が一致し(笑)、玄関のドアも同じものを好んだためスムーズに建てることができました。
これは私の親なので自分の意見をお互い言い合えた部分もありました。もし主人側の親世帯と同居するとなっていたら、またそれは違ってくる部分もあるかと思います。
インテリアから見た二世帯住宅
1階の床はダークブラウンで、2階へ上る階段はホワイトアッシュ。実は、玄関横の子世帯に入るドアのところでフロアの色もチェンジしているんです。
ドアがないとおかしいのですが、ドアを閉めると意外と普通です(笑)こういったところも、二世帯住宅の醍醐味であり完璧にとらわれないことが大切かなと思います。
デメリットもあれば二世帯住宅でしかないメリットもたくさんあります。こどもにとってはむしろメリットがたくさん!その中でもお互いが助け合って生活しあえるのが一番のメリットだと思っています。
次回は子世帯が実感する二世帯住宅のメリットについてお話したいと思います。次回も含め、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
コラムを拝見していると、毎回そのシーンが浮かんでくる場面があったりするのですが、今回はご主人が「一緒に住むことも考えようか!」とおっしゃった場面と、それに感動しているayakaさんを想像してしまいました(笑)
またスペースが限りある二世帯住宅では収納は緻密に組み立てる必要があるかと思いますが、一方でインテリアのついては完璧にとらわれないことが大切なんですね。
ayakaさんのバランス感覚やいい意味での大らかさ、またご主人も含めた関係の良さがあるからこそ、二世帯住宅での暮らしによりメリットを感じられるのだなと思いました。
ayakaさん、ありがとうございました♩
(編集部:kaori)
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