【暮らしのインテリア】自分たちが暮らしやすいための選択~自然や季節を感じられる家(srms_houseさん)

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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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コラム執筆者のご紹介


自然や季節を感じる暮らしって憧れますよね。ブームを越えて定番のレジャーとなったキャンプ人気にもそれが表れているように思います。


今回はそんなキャンプ好きが高じて自然と繋がる暮らしを手に入れたsrms_houseさん(以下めぐみさん)にお話を伺います。


それではめぐみさん、よろしくお願いいたします。


はじめに自己紹介


はじめまして、めぐみと申します。

主人と私、4歳の息子の3人家族で、主人が設計した家に住んでいます。


私たちは元々アウトドアが好きで、毎日キャンプのような自然に触れられる暮らしをしたい、四季を感じながら生活したいと常々考えておりました。内装やインテリアをシンプルにして、暮らしやすくすることや、外の景色と調和できる居心地の良さを考え、この形に辿り着きました。


また主人も私も、北海道生まれ北海道育ちで、それぞれ自然に触れながら成長しました。その影響もあって、主人は山の近くで季節を感じて暮らすことを望んでいて、私は息子にも自然溢れる環境で育って欲しいと思っていました。


今は、夫婦の思いが叶って、家の周りには豊かな自然が広がっています。


これから家づくりをされる方々へ、少しでもヒントや参考になれることがありましたら幸いです。


大好きな自然とつながる~土間、大きな窓、ウッドデッキ


区切りのない土間スペース


玄関から勝手口までの土足空間兼薪ストーブ置き場の床材には、近くで採れる札幌軟石を使用しました。石の蓄熱性と特有の質感も良いのが採用した理由です。


ここのスペースにはスポットライトをつけて、真下に季節もの(五月人形や薪等)を置ける空間にしました。照明が一つあることでコーナーとして成立します。


あえて土間をしっかりと区切ったスペースにしないことで、我が家にとって複数のメリットが生まれたことも良かったポイントです。(具体的なメリットは以下になります)


◯玄関とリビングが繋がることで広さを共有できる

◯大人数の来客時に玄関が混雑しない

◯キャンプ用品の積荷が楽である

◯玄関から土足のまま勝手口からまた外へ出られる 

◯土間暖房を付けたので冬の靴の濡れを乾かせる


また、土間スペースには薪ストーブがあります。 

薪ストーブを採用したのは、キャンプの時の焚火が好きだからからです。


キャンプの夜には、薪を焚きながら他愛もないことを語り合うのが恒例になっていて、これからは薪ストーブの前でそんな時間が過ごせるといいなと思っています。少しずつ薪ストーブ料理にもチャレンジしていきたいです。


そして炎の温かみや薪割りなども、こどもに経験して欲しいことです。肌で感じることで、ある程度のサバイバル力も身につけてほしいと思っています。


土間スペースの壁と壁の中


土間スペースの壁は玄関から継ぎ目のない塗り壁のモールテックスです。


左官職人の手仕事による独特の味わいや重厚感に惹かれてモールテックスを選びました。職人によって変わる、完全オリジナルの模様も魅力の一つです。


実はこの壁の中に、トイレがあります。


外や土間からのアクセスも良く、無駄な廊下を作らずリビングダイニングを広くとるためにあえてこの場所にし、生活スペースから離すことでプライバシーにも配慮することができました。


トイレの内装は、グレーの壁紙や洗面ボウルにし、照明のトーンを落とすことで落ち着いた印象になりました。


大きな窓のあるリビングダイニングと繋がるウッドデッキ


ご覧の通り、リビングダイニングには大きな窓を採用しました。


この窓の奥には山と川と遊歩道がありますが、基本的に近所の方やペットの散歩をする方しか歩くことはありません。


私たちは「カーテンを閉めない暮らし」を理想としていたので、今の土地に巡り合ってすぐに主人が大きな窓のある間取りを考えてくれました。


実際に住み始めてみても、ロールスクリーンを降ろすことなく、季節や自然を感じながら開放的な暮らしができています。


因みに、大きな窓の掃除は、外側はホースで思い切り水をかけながらしています。内側は炭酸水とパストリーゼで拭いてすっきりさせて、景色をクリアに楽しんでいます。


そして、大きな窓に加え吹き抜けがより開放感を演出しています。ダイニングの天井を敢えて低くすることで吹き抜けとのメリハリに加え、ダイニングにこもり感が生じ落ち着いた雰囲気がでました。 


寝転ぶと視界から遊歩道の柵が見えなくなり、山の木々と空だけが見える高さや奥行きになっています。


リビングで横になるだけで、キャンプ同様に自然だけが視界に入り、ウッドデッキで遊ぶこども達を眺める暮らしは、非日常感があってとても満足しています。


今回は我が家の自然と繋がっている部分を中心にお話いたしました。


最後まで読んでいただきありがとうございました♪



自然や季節を感じる暮らし、素敵でしたね~!つい日常に追われてバタバタ過ぎていく毎日もめぐみさんのおうちの中ではゆったりと時間が過ぎていくように感じられるかもしれません。


広く繋がる土間が印象的でかつ使いやすそうだなと思いました。そこに置かれた薪ストーブを眺めながら他愛もないことを語り合う時間は、めぐみさんご家族にとってかけがえのない時間になること間違いなしだと確信しました。今後のお話も楽しみです。


めぐみさんありがとうございました!

(編集部:kaori)


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