【暮らしの中のお花】甘く深みのある香りが暮らしを癒す〜一輪でつくる花のある暮らし

日々の暮らしの中で欠かせないもの、大切な家具から雑貨、お花、珈琲なんて方もいるかと思います。


家具を買うときに、材質の種類やメンテナンス、塗装の特徴と言ったことや、お花屋さんに寄った際に、季節の花や活け方、日持ちするの?なんて、値段に差こそあれど、ちょっと知ってるだけで選択肢が広がることが沢山あると思ってます。


そう言った、ちょっと知ってると暮らしに広がりが出る、そんな「へ〜、なるほど〜、そうだったんだ!」と思ってもらえるようなコラムを「暮らしの中の◯◯」シリーズとしてお届けしていきます。 


「暮らしの中の〇〇」シリーズはこちらからご覧いただけます。


一輪のバラが香る、ひと時の癒し


部屋に花があると、それだけでインテリアの彩り代わり、気分も上がりますよね。そうわかってはいるけど、お花は寿命も短いし、色とりどりの花はなかなか揃えることはできない。。。 


そこで、なるべくお手軽にワンコインくらいでお花を生けることができて、見た目や香りで暮らしに癒しが生まれたらいいなぁ、そんな想いもあって、この度お花と長年接してこられたmiyukiさんに「花と身近な暮らし」をご紹介いただきます。


はじめに自己紹介


私は、小さい頃からお花が身近にある生活をしてきました。


父は花を育てる事が好きで、庭にランやバラを育てていました。母もお花を飾る事が好きで、庭のお花がいつもキレイに飾られていました。


季節のお花を部屋に飾り愛でる生活をしてきた私は社会人になり、花屋になりました。


全てのお花には命があり、あなたに選ばれるまで一生懸命キレイに咲いています。その植物のエネルギーを感じる事できっとあなたを元気にしてくれる事でしょう。


そして、毎日忙しく生活されている方が多いと思いますが、日本の美しい四季の移ろいを教えてくれるのもお花たちです。みなさんに、もっともっとお花を暮らしに取り入れて頂けるようなお花のお手入れと飾り方のコツをご紹介していきたいと思います。


ピンクのバラと緑が暮らしに活力を


この時期は、いつにも増してキレイなバラたちがお店に並びます。寒い冬の凛とした空気に佇む冬のバラ。暑さに弱いバラを長く楽しめるのもこの時期ならではです。


今回チョイスしたバラは「イブピアジェ(原産国はフランスで、バラ科バラ属)」 と言います。


イブピアジェは、フランスの生産社のメイアン社から、スイスの高級時計のブランドピアジェ社の会長イブピアジェ氏に捧げられたバラです。


オールドローズというジャンルに属し、バラの中でも香りの強い「ダマスクモダン」と呼ばれる香りの分類で、まるで香水のような香りはみなさんの心を薔薇色にしてくれる事でしょう。


バラの花言葉で有名なのは「愛」ですが、ピンクのバラは「感謝」や「幸福」と言われています。


生け方とポイントをご紹介


では、さっそくお花を生けてみましょう。


使用花材

・イブピアジェ:1本

・ユーカリ:2本

用意するもの

・花瓶(今回はダイソーで購入したモノです)

・ハサミ


1.花瓶にお水を7割ほど入れます。


今回は白の花瓶を選びました。こちら陶器のように見えますが実はプラスチックなので、割れる心配がなくお子様のいるおうちでも活躍してくれそうです。


また、ポイントとして、初めてお花を取り入れられる方は、花瓶のカラーで白を選ぶとインテリアに溶け込みやすくアレンジしやすくなります。


2.バラを入れましょう。 


茎を花瓶に合わせて短くカットします。お花の頭が花瓶に添うように飾るのが上手にアレンジするポイントです!


3.グリーン入れます。

バラの隣に長さを変えて入れてみましょう。


今回チョイスしたのはユーカリです。 

シルバーの色味が青みがかったピンクのイブピアジェとは相性抜群です。合わせるだけでお花が引き立ちバランスがよくなります。


ユーカリは、お花よりお値段がリーズナブルなのもオススメのポイントです。


イブピアジェはシャクヤクのように大きく咲くので一輪でも存在感がバッチリです。


甘く深みのある香りを楽しんで頂きたいので、 玄関先に飾られるのもおススメです!お出かけ前や帰宅時に少し足を止めて、 みなさまが香りに癒される毎日を送れますように・・・




一輪の花でもこれだけ大きく咲く花でしたら、玄関先にちょこっと飾ってもインパクトが出そうです。勿論見た目だけではなく、香りもポイントですよね。


忙しい毎日にお花が与えてくれる活力ってあると思ってます。ちょっとお花屋さんに寄って、ワンコインほどでできる花のある暮らし。


本コラムがそんなきっかけになれば幸いです。

(編集長)

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