【暮らしのインテリア】リフォームでキッチンも自分も変わる!~築40年のお家と上手に付き合う暮らし(asukan2121さん)

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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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コラム執筆者のご紹介


無駄なモノのない整然と片付いたお家からは想像できないほど、以前は片付けが苦手だったというasukan2121さん(以下、蜜柑さん)。


同じように片付けが苦手で悩まれている方も沢山いらっしゃると思います。そこで今回はリフォームから始まったお家の改造から収納術についてまで、蜜柑さんの暮らしの作り方についてお話ししていただきます。


それでは蜜柑さん、よろしくお願いします。


はじめに自己紹介


はじめまして、蜜柑です。 

我が家は、 夫・私と息子(17歳)、娘(8歳)の4人で築40年ほどの一軒家に住んでいます。 


元々は祖母の家だったこの家に引っ越ししてきた時は、築年数もあって古い作りが嫌で嫌で仕方ありませんでした。住宅のチラシを見ては羨ましく思ったり、住宅展示場に行っては新築に憧れてみたりの日々。


コラムではそんな私がリフォームという選択をして今の家のカタチへとなっていった過程や、暮らしやすいおうちを目指した収納のことを少しずつご紹介できればと思います。


片付けが苦手だった私の経験が、どなたかの参考になりましたら嬉しいです。よろしくお願いします。


暮らし方のスタイルをつくるリフォーム


片付けたくなるキッチンを目指して


私は元々は片付けられないタイプで、築40年を超えたこの家に引っ越してきた当初は家中にモノが溢れかえり、どこから手を付けていいかもわからない状態でした。


散らかってる部分があると、またそこにモノを重ねて置いてしまい、徐々に侵食していくという悪循環を繰り返す日々・・。


キッチンの棚やワークトップにもモノが出しっぱなしで扉や引き出しは開いたまま。本当に片付けというものが苦手だったのです。


そんな環境から脱却すべく、まずはなるべく隠す収納の仕組みを考えました。それと同時に、インスタグラムなどで素敵なキッチンを見るたびに、既存のピンクのキッチンを白に変えたい!という思いが募っていきました。


モノを隠す収納を実現させるためにも、片付けやすい収納環境が必要だと考え、思い切って収納を重視したリフォームをする決断に至りました。


暮らしに合ったカタチを考える


以前よりキッチンと横並びのダイニングテーブルに憧れていたので、リフォーム前はダイニングテーブルを置いていました。


しかしスペース的に120cmのテーブルを置くのが限界で、更には冷蔵庫までのアクセスが遠くなってしまうことに不便さを感じていました。


そのことからリフォーム後に今まで通りダイニングテーブルを置くか、小さなものに買い替えて置くかなど、とても悩みました。何回もショールームに通っては図案を作ってもらうことを繰り返し、最終的にダイニングテーブルは置かずカウンターキッチンにすることにしました。


我が家は結局冬にはこたつに入ってご飯というスタイルが多かったため、ダイニングテーブルのセットは思い切って断捨離することにし、リフォーム案も進んでいきました。


リフォームの流れ〜生まれ変わったキッチン


いよいよ施工が始まると、前キッチンの取り外しに1日、現キッチンの取り付けに2日と計3日間の工事となりました。キッチンの広さは6畳ほどになります。


住みながらのリフォームだったため、リフォームの間はキッチンが使えず大変でしたが、キッチンが使えない間はなるべく洗い物が出ない食事や、使い捨て食器などを使って過ごしました。


どうしても洗わないといけないものは、洗面所で洗うなどしてなんとかしていましたが、 我が家では必須の電子レンジはいつでも使えるようにしてもらっていました。


キッチンはタカラスタンダードのレミューのもので、カウンターキッチンの二列型を取り入れました。吊戸棚や引き出しも豊富で収納もタップリできるものを選びました。


そして金額を抑えるためにも、なるべく以前のキッチンの設備で使えるものはそのまま使うことにし、 後ろの天板・食洗機・IHグリルは再利用しました。


◯キッチンサイズ

・IHグリル側:幅2560mm×奥行き650mm

・レンジ台:幅620mm×奥行き650mm

・ シンク側:幅2000m×奥行き1040mm


シンク側とIHグリル側の間の距離は70cmと、一般的な幅より狭くなっています。リビングとの間に段差があったため、この距離が限界でした。


70cmだと2人でキッチンに立つには少し狭いかなと感じる距離ではありますが、1人でキッチンに立つことがほとんどの我が家ではむしろ70cmでよかったかな?と思っています。


通路幅が狭くなってしまうのも覚悟の上で二列型のキッチンにしたのですが、ぐるっと回遊出来るアイランドキッチンは、横にある脱衣所にもアクセスしやすくなったという利点もあり、私的にはこのサイズ感がとても使いやすいと感じています。


一つ後悔ポイントを挙げるとしたら、シンク側は曲線のカウンターキッチンになっているのですが、 直線のカウンターキッチンにしたかったなぁという事です。


私がリフォームした時にはまだこの形しか選べなかったのですが今は選べるようで、少しだけ心残りではあります(笑)


リフォームを検討されている方へ


私が実際にリフォームを経験してみて言えることは、気になったことはとことん相談する!ということです。ショールームの方に色々質問してみると、そこは流石プロですのでとても詳しく教えて下さいます。


そして実際に見たり触れて確認する事も大切だと思います。私は引き出しの中などサイズを把握するために、スケールをお借りして測ったりもしていました。


もしリフォームを検討されている方がいてうまくいかないことが出てきても、時間をかけて考え抜くことで、最善の案が浮かんでくるかもしれません。


我が家のリフォームで一番時間を費やしたのが設計でした。リフォームを考え始めてからは丸一年年はかかったかと思います。沢山悩み抜いたその長い期間があったからこそ、今のカウンターキッチンの案に辿り着き、我が家のスタイルが出来上がったのだと思います。


次回はリフォームしたキッチンにどのようにして溢れかえっていたモノたちを収納をしていったかについてお話しさせていただこうと思っています。


最後まで読んでいただきありがとうございました♪



蜜柑さんのインスタグラムを拝見すると、本当に整ったお家で築40年という事ですが古さも全く感じられませんよね。


そんなお宅から想像できない、今回公開してくださった以前の写真に驚きました!しかし同時に、片付けが苦手でもこんなに変わることが出来るんだと感動しました。


リフォームで生まれ変わったキッチンも、以前のキッチンで使っていたものを再利用されたことでコストも抑えられ、私たちの想像するリフォームへのハードルが少し下がったように思えます。


私もつい3年前までは築50年近い祖母の家に住んでいたので、蜜柑さんと共通点があってすごく親近感が沸きました。当時、私は古い家の使い辛かったところをうまく改善できた時の達成感が好きでした(笑)


リフォームや収納を見直したりと、ちょとずつ自分の住みやすいお家づくりをしていく過程も楽しいですよね。次回は溢れかえっていたモノをどうやって収納していったか詳しくお話ししていただけるとのこと、楽しみです!!

(編集:megu)


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