kaoriさん間取り一覧

対象とした土地情報

平屋を希望されました。


第一位

設計コメント

東側には2階建ての住宅が建ち西側は畑で視界が開けていたので、陽のあたる生活に利用できる実用的な中庭は西側に設けています。そして東面の開口は採光用として主にハイサイドライト窓を想定しています。


一方、南北に長い敷地・建物形状のため南側からの採光と日当たりを得るためリビングに面して光庭を設けています。


・玄関の扉を開けると正面に坪庭的な光庭が見え、気持ちのいい玄関に感じられるよう視覚的効果も狙っています。 また光庭は和室に配置する地窓からの眺めにも一役買う事でしょう。光庭は採光のための庭としてガレージに面している外壁の高さを1800として道路からの視線をカットし、通風のため壁の下部高さ300ミリメートルほどを開けることをお勧めします。


・和室は布団が2枚敷けるサイズを確保しています。


・水回りは建物中央にまとめキッチン→パントリー→洗面→洗濯脱衣室→浴室と家事導線に配慮しています。また洗濯物を外で干せるプライベートテラスを設け、来客時にも気兼ねなく利用できる配置としています。ご要望にはありませんでしたがパントリーに勝手口を設ければゴミの一時置き場としても利用可能です。


・プライベートテラス(中庭)は主寝室にも面していて日当たり良好な環境に。洗濯物が干しやすいよう廊下からも出られる配置です。中庭は畑の土が巻き上げられて洗濯物に土埃がつかないよう外壁を立ち上げ防ぐ想定としました。


※各室十分な広さのため、かなり敷地いっぱいの計画となっています。あくまで最大限延床を確保した提案ですので、ご要望に応じて縮小することも可能です。


【面積表等】

1階床面積:117.17㎡(35.44坪)※ポーチ・プライベートテラスの庇部分含む


第二位

設計コメント

■コンセプト

プライベートな中庭を持つ、開放感のある家です。


・L型のLDKとウッドデッキの中庭で内外一体の空間を楽しむことができます。

・畳コーナーは来客の利用を考慮して玄関側に配置しました。日常では戸フスマを開放して、中庭を介して見通しの効く離れ部屋として利用できます。

・キッチンはダイニングの横並びとして、冷蔵庫、コンロ周りや家電収納などは奥まったスペースに配置して、スッキリと見えるようにしました。

・ピアノ、ワークスペースはキッチンの近くで、家事動線と離れないようにしました。

・中庭には物干し専用スペースを設けて、来客からの視線はカット、通気は遮らないルーバーで仕切りました。


■床面積 

延床 109.1㎡ (33.0坪)


第三位

設計コメント

リビングは南から光が入り、北側には中庭を設けることで風が南から北に抜けて気持ち良い空間になるようプランしました。


キッチンはダイニングと横並びにし、冷蔵庫は目立たないよう壁を設けました。キッチン手元は作業台から20㎝程度高いカウンターを付けることで手元を見えづらくする計画です。


また、ランドリールームは2WAYで、キッチンからも直接アクセスできるので、家事動線が楽です。 ワークスペースはLDKの一角で中庭の見える位置にしました。


畳コーナーは2枚引込み戸にすることで普段はオープンに使え、来客時は閉めてお泊り頂けます。布団などを収納する押入れもあります。その他、2WAYのシューズクロークや書類などを収納できるスペース、納戸収納などを設けました。


1階床面積:107.23㎡(32.4坪)


その他間取り一覧

設計コメント

全体のコンセプト

敷地、要望、条件等を整理しながら、中庭を建物中心に計画しました。 中庭を介して、光・通風・視線の繋がり等を確保することで豊かな住宅を計画しました。 家族各々がゆっくりのんびり過ごすことができると共に、解放感と距離感を大切に計画しました。


こだわったポイント

1階

中庭を中心に北側に個室等のプライベートゾーンを計画し、南側にはパブリックゾーンのLDKを配置しました。 それに合わせて玄関をそれぞれ計画しました。


LDKはキッチンを中心に計画することで母親目線を大切にしました。 LDKは回遊式の動線計画とすることで各スペースを緩やかにつなげ適度な距離感を確保しました。


1階床面積:101.655㎡/延床面積:101.655㎡



設計コメント

・一般的には南面、東面からの日照を主体に間取りを考えますが、今回は東側の隣家が近い状況にありますので、南面と西面から日照を得るように、浴室、洗面、トイレを東側に配置する事としました。


・畳コーナーは、5.2帖ほどの広さですが、ホールからも直接入れるようにし、お客様の応接としても使える空間としました。そして、お客様をお泊めするスペースともなります。(本当は6帖の広さにしたかったのですが、スペースの面で5.2帖とまりでした)


・その畳コーナーは普段は仕切り戸を開けてLDと一体として使います。別々の事を家族がする場合などに、有効に使える空間となります。そして、ここに奥様の仕事スペースを設けました。ちょっと集中が必要な時は仕切り戸を閉める事も出来ます。その仕事スペース、お客様対応で使う時は、そこを小ぎれいにしたり、簡単な衝立で目隠しすれば良いのではないかと思っています。


・キッチンはL型という事で計画しました。収納スペースの効率という面ではI型の形の方が有利ですが、出来るだけ動きやすいように考えてみました。


・キッチンと洗面、浴室が近いので、家事動線も効率が良いです。又、キッチンからLD、畳コーナーがしっかり見える配置としました。


・物干しスペースは、主寝室西側にサンルームという形で設けました。天気の良い日は、その部分の戸を開け放して干して頂ければと思います。


・トイレは、将来の事を考え、少し広めの空間としました。 

【面積表】

1階床面積:106.19㎡(32.06坪)/建築面積:108.26㎡



設計ポイント

【サロンのような家】

縦長の敷地にゆったりとした空間を創りました。 

・玄関からリビングまでのアプローチを長めに、花や絵画を飾れるようにして豊かな空気を醸し出すようにしました。又、東側に水廻りをまとめて使い勝手の良い導線計画としました。


・ダイニングとキッチンは一体となるよう繋げ、東側にカウンター兼飾棚を設置し、ちょっとした読書にも使えるエリアとしました。


・アップライトピアノはお子様との練習も気軽に出来るよう子供部屋の横に設置し、壁の上部を空ける事で、アップライトピアノ独特の前面への音の広がりを検討しました。


・ワークスペースも半個室として集中できるよう低めの壁と扉を設置し、来客時でも中を隠せるよう配慮しました。 


・和室は来客時を想定し、屋外の庭を借景とした配置とし、プライベートも確保できる引き戸を設置しました。


・全体に飾棚の下も含め収納を分散させる事で建物全体をすっきり使えるよう工夫しています。


・建物構造は、基本的な在来工法とし寸法も無理なく経済設計を目指しました。上記より中庭に長い軒を設置する事も可能です。


【床面積】:112.88㎡(34.15坪)






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