【暮らしのインテリア】新生活のはじまり。こどもの成長に合わせた部屋づくり〜一番落ち着く空間づくりと暮らし(emiyutoさん)

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年齢や学習スタイルで変わるこども部屋の使い方


執筆者:emi(@emiyuto)さん


もうすぐ3学期も終了し、これからの新生活に向けてこども部屋を新たに見直すという方も多いのではないでしょうか?


我が家には中1の息子と小4の娘がいます。 我が家もちょうど一年前の今頃は息子が小学校を卒業し中学生になるタイミングで、本格的に息子の部屋づくりに奮闘していました。


そこで今回は、我が家のこども部屋の移り変わりについてお話したいと思います。


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二人で過ごす部屋の使い方と教科書収納


この家に引っ越してきたのは息子が小2・娘は年中さんの時でした。その頃はまだ二人とも幼かったのでそれぞれの部屋ではなく、二つあったこども部屋はひとつを寝室、もう一つは学習デスクを並べた部屋として準備しました。


息子が小学生のうちは学習デスクを使って勉強することはほぼなく、宿題などはリビング学習だったので、学習デスクの部屋はほとんど使うことはありませんでした(笑)


そのため、ランドセルや学校の教科書類はすべて1階のリビングつながりの和室にランドセルラックを用いて収納していました。


いまでこそたくさんの種類や、素材も無垢などで出来た見た目もスマートなランドセルラックが売っていますが、息子が小学校に入学した7年前は私の理想であった


・上部にサッとランドセルが置ける

・細かく仕切りがあり、全教科分を仕分けながら収納できる


といったようなランドセルラックは中々見つからず、8段になったこのラックを見つけたときはまさにコレだ!と飛びつきました。


かわいいからかっこいい部屋へ


息子も小学校高学年ともなると自分の部屋が欲しくなったようで、度々部屋を分けてと訴えられました。なかなか腰が重かったのですが、中学生になるのをきっかけに本格的に部屋づくりを開始しました。


家を建てる際、将来的にこども部屋には可動棚をつけたいと考えていたので、あらかじめクローゼット横のスペースを凹形にして下地を入れてもらっていました。


中学生になると自室のデスクで勉強する機会も増えてくるので、デスクから手の届きやすい場所に教科書や参考書を置けるように、この凹部分にホームセンターで購入した支柱と棚板を取り付けて、教科書置き場となる可動棚をDIYしました。


教科書は教科別にファイルボックスに入れ、普段は一覧出来るようにしていています。


このファイルボックスは囲いがないので教科書が取り出しやすく、幅が7cmと教科書や副教材の参考書、ノートを立てて入れるのにベストサイズでした。ファイルボックスの上部には教科別にピータッチでラベリングをしてわかりやすくしています。


中学校の通学鞄は大きくてとても重く、その辺にポイッと置くのではなくきちんと収納する場所があった方がいいと思い、鞄スタンドを購入し可動棚の一番下段に置き場所を設けました。鞄がすっぽり収まってキャスター付きなので、重くても移動が楽です。


教科書とテストは前年度分のみを可動棚一番下の無印の硬質パルプのボックスに保管しています。


もう一つの硬質パルプのボックスには幼稚園と小学校・サッカーのアルバムや学童のアルバムなど思い出のモノをまとめて収納しています。


クローゼットの中にもラックを入れて、小学校の時に使っていた裁縫道具や習字道具、絵の具などを収納しています。


息子の部屋は、彼が幼い時に選んだ水色の壁紙から少し大人っぽいグレーの壁紙に変更し、男子部屋が完成しました。


スペースを有効活用したこども部屋づくり


息子の部屋を作るということで必然的に娘も一人部屋になってしまったのですが、4年生になったばかりの娘はまだまだ甘えん坊で夜は私と一緒に寝たがりました。


部屋を分ける前はベッドを並べていたので私がそこに潜り込めばよかったのですが、ベッドが1つになってしまったので、娘部屋に私用のすのこベッドを用意しました。


すのこベッドはベッド下に収納できるので、必要な時だけスライドして使うことが出来ます。娘用のデスクを置いた分部屋の空いたスペースは狭くなりましたが、すのこベッドのおかげで昼間は部屋も広々使えてとても便利です。


娘の部屋にもいずれは可動棚を付けたいと考え、息子部屋と同じように凹部分を作ってあります。今はそこに私の普段着る服を置けるようにしていて、サッと取り出せるオープン収納がとても使いやすいです。


娘が中学生になる2年後には可動棚を付けて、配置も息子の部屋のように可動棚横にデスクが来るようにする予定です。アクセントクロスは女の子らしくピンクに。 奥まったところに敢えて部分使いすることで、部屋全体があまり甘くなりすぎずに色を取り入れられます。


今はデスク横には棚を付け、娘や私の好きな小物やドライフラワーなどを飾って、女の子ならではの部屋づくりを楽しんでいます。


賃貸頃は椅子を並べて一緒のデスクで遊んでいた二人が、今はそれぞれの部屋を持ち成長していく姿を見ていると、こどもの成長は本当にあっという間なんだと実感しています。


その時々によって使い方も変わるこども部屋。こどもの成長と共にまた変化させていくのも楽しみです。


これからお子さんの部屋をどのようにするか悩んでいる方に、我が家のスタイルが少しでも参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪



家づくりの際、こども部屋は一部屋を二つに区切れるようにあらかじめドアを二つ設けたり、お子さんの人数に合わせてこども部屋を用意するというのが最近のスタンダードなのかな?と思います。


そこにはクローゼットを収納として用意される方が多いと思いますが、仕舞い込む収納とは別に教科書などサッと取り出したいものを置くオープンな棚があるとより便利になります。


もちろん棚は後付け出来ますが、凹み部分や下地なんかは最初に下準備しておくのが理想的ですね。 


小さかった我が子が自分だけの部屋を持ちたいと言ってくる日もそう遠くないかもしれません。そんな時にすぐ対応できるように、こども部屋も最初の段階で将来どんな風にしたいかというビジョンだけでも持って準備しておくことで出来ることの可能性も広がります。


ブルーからグレーへとアクセントクロスが変わった息子さんのお部屋は、デスクやベットなどの家具は変わっていませんが、クロスを落ち着いた雰囲気のカラーに変えただけで、すごく印象も変わり、全く新しい部屋のようですね。


2年後には娘さんのお部屋もガラッと雰囲気が変わるのだと思うと、どの様に変化するのか今から私も楽しみです♪


emiさん、ありがとうございました!

(編集:megu) 


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